「努力する人は希望を語り」について
昨日は「なおみ風格」について考えましたが、
野村克也さんは、
「人格や品格を問われる年齢がある」
というような言葉を残されています。
やはり一般的には、年齢相応の風格や品格が求められるのかなと思いました。
野村さんといえば、
今春久しぶりに日本球界に復帰した田中将大投手を、
前回の楽天時代にエースとして育成されましたね。
「マー君、神の子、仏の子」とか名言(?)を残されました。
当時の野村さんは毎試合後に記者団の前で「野村節」でボヤいていました。
選手にやる気を起こさせたり、ある時は相手チームを牽制したり、またある時はマスコミ対策のために、
作戦としてボヤいておられたようです。
私などは自分の努力不足は棚に上げて、
ついついボヤいてしまうことの多い今日この頃ですが、
こんな言葉があります。
「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る」
作家・井上靖さんの言葉だそうです。
以前、ある校長室にこの言葉が掲げてあり、
厳しい校長先生なのだどうなと思ったことがありました。
希望と努力は二つで一つなのですね。
前向きに希望を語れる人は、努力している人なのでしょう。
逆に、不満を言ってばかりの人は、
怠けたいのでその理由を延々と並べるのかもしれません。
今日も自戒したいと思います。