宮藤官九郎さんからのスタバ、コメダ珈琲店について
お気づきかと思いますが、私はプロレス鑑賞を趣味としています。
この頃毎週金曜日に放送が始まった、
「俺の家の話」というドラマは、
プロレスラーが能の宗家の後継ぎをするとかしないとか、
息子が父親の介護をするとかしないとか、
ヘルパーさんが財産目当てとかそうでないとか、
そういったドラマです。
プロレスのシーンが出てきたり、長州力さんをはじめとした懐かしいプロレスラーが出演したりされるので、
わざわざ録画してまで見ているという具合です。
ところどころ、シビアな問題や心の機微にもふれながら、
テンポよく会話が進み、
これまたところどころ、面白いギャグが織り込まれていたりします。
落ち着きのない私にとってはリズムが合う面があります。
これはひとえに、脚本の宮藤官九郎さんの個性によるところです。
「あまちゃん」や「いだてん」など、
テンポのいいドラマをよく書かれている脚本家さんですが、
いつか何かの記事で、
「あまちゃん」のシナリオは、
吉祥寺のスタバで書いている(パソコンを打っている)とおっしゃっているのを読みました。
作家や脚本家などという人は、
本をうず高く積んだ書斎で、原稿用紙にうずくまっているようなイメージでしたが、
そんなのは昭和の古いイメージであって、
今は原稿はパソコンでしょうし(タブレットかもしれません)、
場所はスタバでも不思議ではないかもしれません。
ただ、レポートやエッセイなどなら、
スタバや図書館の一角でも執筆できそうですが、
人気連続ドラマのシナリオが、
そのような半公共の場みたいな場所で執筆されているのは、
少し意外に思ったものです。
しかし、たしかに私も、学校のイントラネットを使う必要のある仕事は別として、
他の仕事であれば、
学校や自宅以外の方が集中できるということがあります。
今は牛深のアパートからほとんど出ませんので、仕方ないですが、
益城に帰った時は、
スタバやコメダ珈琲店にサーフェスを持参して陣取り、
仕事をさせてもらったりします。
(もちろん、スタバのキャラメルフラペチーノや
コメダの味噌カツサンドもお目当てですが)
昨年度の特別活動の研究発表会の報告資料づくりでは、
原稿の再構成や校正を担当しましたが、
夏休み中に、ほとんどすべての作業を熊本市内のコメダ珈琲で行いました。
雑踏のの中の孤独というのでしょうか、
人のいるほんの少しのざわざわ感の中で、
誰も自分に関心を払わないでいてくれる雰囲気が、
仕事をするのにちょうどいい緊張感があって、いいものです。
牛深には残念ながらその種のカフェがないのが残念です。
コロナ禍の中でなければ、保護者の方にも参観していただきたいほど、
本校の朝の教室は落ち着いています。
本校生徒が朝の「苓南タイム」で自学自習に集中しているのを見ると、
朝一番のこの教室も、このスタバとかの雰囲気に似ているのかなと思います。
(いつもお世話になっている、スターバックス熊本大江店と、コメダ珈琲店熊本桜木店です)