倉敷市立西中学校の皆さんから応援メッセージが届きました(2020/7/10)
小田校長が今年2月に、岡山県倉敷市立西中学校に視察研修に伺いました。
人権教育や仲間づくり、学級経営に熱心に取り組まれている岡山県内屈指の伝統校です。
松本校長先生にもお目にかかって、いろいろとご指導をいただきました。
コロナの臨時休校期間中にも松本先生から研修資料を送っていただくなどしましたので、
両校の情報交換をしたり、私からお礼に下浦のアマビエ様の泥人形をお送りしたりしました。
今朝、その倉敷市立西中学校の皆さんから、本校の生徒たちに郵便が届きました。
開けてみると、大雨の被害の状況を報道で目にした、西中の3年生の皆さんからの応援メッセージでした。
「あまびえ」の塗り絵作品や、松本校長先生からのお便りも同封されていました。
早速、お電話で松本校長先生にお礼を申し上げました。
西中の3年生は、一昨年の1年生の時、西日本豪雨で、同じ倉敷市内の真備町の被害の様子を間近に体験しているそうです。
防災学習の体験学習にも取り組むなどされており、今回の大雨についても心を痛めていたそうです。
送っていただいたメッセージは、3年生の皆さんが道徳の時間に
一人一人、気持ちを込めて書いていただいたものだそうです。
職員室で並べて読んでいましたら、後迫生徒会長と尾谷文化放送委員長が来室したので、紹介しました。
「ぜひ、みんなで読ませてもらいたい」と喜んでいました。
給食のお昼の放送で、私からこのことについて話をして、いくつかのメッセージを紹介しました。
「はじめまして。倉敷市立西中学校の3年です。
熊本のニュースを見て、みなさんは今とても大変な状況だと思いますが、頑張ってください。
3年生のみなさんは、一緒に受験頑張りましょう。
岡山県から応援しています!」
「お体は大丈夫ですか。コロナで大変なこの状況で、さらに肉体的にも精神的にもしんどいと思います。
2年前、真備の災害があった際、私たちは多くの人に支えられ、復興に一歩一歩近づいています。
今度は私たちの番。
一緒にこの波をのりこえましょう。
FIGHT」
「今回の大雨とコロナウイルスが重なって、とても大変だと思います。
ですが、そんな時こそ笑顔を忘れずに頑張ってください。
岡山県から応援しています。」
昼休みにメッセージを掲示できるようにと作業しに
校長室に来てくれた生徒会のメンバーは、
しばし手を止めて、メッセージを読んで、
「メッセージに感動しました。廊下の掲示が終わっても、3年教室に卒業までずっと掲示してほしいです」
「永久に大切に取っておかなくては。牛深と岡山の縁なんてとても大切だから」
「あまびえのぬり絵、すごく上手ですね!このぬり絵を1枚卒業するときにもらっていいですか」
としばらくは賑やかでした。
「ぜったいお礼の返事を書かせてください」とも言っています。
月曜日には準備を整え、全校生徒が見られるところに掲示します。
今日も外は時折激しい雨です。
3年生最後の大会を前に残念ですが、大雨の心配のため、部活動を中止して下校します。
めげそうになることもありますが、西中の皆さんのメッセージとあまびえを見て、頑張りたいと思います。
倉敷市立西中学校の皆さん、松本校長先生はじめ先生方、本当にありがとうございました。
倉敷市立西中は歴史と伝統ある、木造校舎がとても美しい学校です。(同校HPから)