校長室ブログ 今日の東天
イエスタディ
「イエスタディ」という映画を見ました。
「売れないシンガーソングライターが交通事故に遭い、
目が覚めるとそこは、自分以外だれもビートルズを知らない世界だった」
というストーリーで、
誰も知らないことをいいことに、
ビートルズの曲を自分がつくったことにして歌っては、
スターになっていきます。
ストーリーはさておき、
私の印象に残ったのは、
ビートルズの曲の美しさです。
ビートルズが活躍していたのは私が小学生の頃でしたが、
それこそ先日この欄で登場した
岩田屋伊勢丹のレコード店で、
「let it be」のシングルレコードを買った記憶があります。
映画のタイトルにもなっている
「yesterday」はもちろん名曲ですが、
メロディだけでなく、歌詞もよく読んでみると心にしみるようです。
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Yesterday, all my troubles seemed so far away
Now it looks as though they're here to stay
oh, I believe in yesterday
昨日は、悩みなんて遥か遠くにいたのに
今はここにいるかのようで
Oh, まだ昨日のような日を信じてる
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ちょっと演歌調でもあるように思います。
*****
Yesterday love was such an easy game to play
Now I need a place to hide away
Oh, I believe in yesterday.
昨日までは 愛なんて簡単なゲームだったのに
今はもう どこか隠れてしまう場所が欲しいんだ
Oh, まだ昨日のような日を信じてる
*****
この部分など、to不定詞の例文として覚えるのにいいみたいですが、
宮﨑先生、いかがでしょうか。
本校の先生たちの中で英語が一番堪能なのは、もちろん宮﨑先生ですが、
二番手は美術の大田先生に間違いありません。
よくブレフィニ先生と歓談されていて、うらやましいです。
私が、英語ができる人がうらやましいのは、特に、英語の歌や映画のセリフがよくわかることです。
音楽や映画の楽しみが何倍も広がると思うからです。
(しかし、知人の英語の先生が、レディー・ガガの「born this way」は英語の先生にとっても歌うのは難しいとおっしゃっていました)
退職したら、英語の勉強を始めようかと思っています。
そんな私が中学時代に
バス旅行の貸切バスの中で歌った歌があります。
カーペンターズの
「yesterday once more」という曲です。
*****
When I was young I’d listen to the radio
Waiting for my favorite songs
When they played I’d sing along
It made me smile
私が若かった頃は、ラジオを聴いて
好きな曲が流れるのを待っていた
その曲が流れると、一緒に口ずさんで
笑顔になれた
*****
と始まる曲です。
今でもカラオケで気合が入ると歌うことがあります。
生徒の皆さんも、英語の曲を英語で覚えて歌ってみると、
もっと英語が好きになるかもしれませんよ。
言葉は時代とともに
先日、「国語に関する世論調査」の結果について、文化庁が発表していました。
私は以前国語を教えていましたので、この調査の記事などは興味があります。
よく授業やテスト問題でも使わせていただきましたが、
今回も、本来の意味とは違って(誤解して?)使われている言葉について、質問がされています。
ちょっとチャレンジしてみてください。
次の言葉の本来の意味は、ア、イのどちらでしょうか?
①手をこまねく
ア 準備して待ち構える イ 何もせずに傍観している
②敷居が高い
ア 高級過ぎたり、上品過ぎたりして、入りにくい イ 相手に不義理などをしてしまい、行きにくい
③浮足立つ
ア 喜びや期待を感じ、落ち着かずそわそわしている イ 恐れや不安を感じ、落ち着かずそわそわしている
本来、次の意味で使われる言葉はア、イのどちらでしょうか?
④「今までのことを改め、最初から始めること」
ア 新規巻き返し イ 新規巻き直し
⑤「前に負けた相手に勝つこと」
ア 雪辱を晴らす イ 雪辱を果たす
いかがでしょうか。
正解は
すべて、イでした。
調査による正解率は順に
①37.2% ②29.0% ③26.1% ④42.7% ⑤38.3% とのことです。
私は②③④は、よくわかりませんでした。
調査でも③浮足立つ には苦戦したようで、4人に1人しか本来の意味が答えられなかったようです。
(朝日新聞デジタル から)
ただ、言葉の意味や使い方は時代の流れによって変わっていくものなので、
一概に、正しい・誤りだ、良い・悪い、とは言えないものだと思います。
また、最近よく「◯活」、「◯◯ハラ」という言葉がどんどん増えているようです。
どちらの言葉も5割以上の人が「自分は使う」として答えていて、一般に浸透していることがわかったそうです。
新しい言葉も増えているのですね。
「SNSの普及で寛容に? 国語「乱れていない」30.2% 調査開始以来最も高く」という記事によると、
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今回の調査では、国語が乱れているかどうかについての認識も尋ねた。
ほぼ5年置きに設けられる質問だが、「乱れていると思う」は前回の2014年度と比べて7・1ポイント減の66・1%まで減少し、
逆に「乱れていないと思う」は6・7ポイント増の30・2%と調査開始以来最も高くなった。
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ということです。
このことについて、同記事では
*****
文化庁の担当者は
「SNS(ネット交流サービス)の広がりによって誰もが表現する時代になり、
多様な言葉に触れることで新しい使い方に寛容になってきているのではないか」
と推測している。
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と締めくくっています。
確かにSNSの普及で、以前にも増して文章を書いたり(打ったり?)、
読んだりする機会はむしろ増えてきています。
多様な言葉の「新しい使い方」に寛容になることは、
悪いことではないかもしれませんが、
言葉の感覚が雑になったり、
心を込めなくなったりしないならいいな、と思いました。
避難する時に
昨日は、天草市に届いた「爆破予告」のため、
市教育委員会の指示を受けて、一時避難をしました。
予告時刻をはさんで給食後の45分間、屋外で避難、待機しました。
前日から私たちは対応の準備に取りかかりました。
まず、給食センターと連携しながら、当日の特別日課を協議しました。
給食センターのご協力で、通常より1時間以上早い給食実施としました。
翌日試合に参加する部活動もあるので、部活動の時間は確保し、
万一に備えて、日没前にスクールバスでも下校できる日課としました。
避難場所については、一時避難とはいえ、45分間の長い避難であり、苦慮しました。
職員の車も校舎周辺には駐車できません。
校舎から離れた場所として、野球部のブルペン付近を想定しました。
前日は雨天でしたので、当日午前に天候、グラウンドの状態などを考慮して、最終決定することとしました。
45分間の待機の仕方については、全校生徒の健康状態を最優先する必要があり、
また、天候や気温のことも配慮しなくてはなりません。
当日朝まで職員からいくつかの意見がありましたが、最終的には、屋外で座って待機することとしました。
急な対応を迫られ、職員の協議の時間も十分には取れませんでしてが、先生たちも本当によく協力してくれました。
その中で、
「どうせ大したことはないだろう」
「自分たちの学校に限って」
という「正常性バイアス」を働かせることなく、
危機対応をどうすべきか真剣に考え、
生徒たちと共にやってみようと先生たちが言ってくれ、共通理解することができました。
当日朝、避難の際には帽子と水筒を必ず持つようにと、確認をしていた時です。
朝の会で連絡を終えた先生から、相談がありました。
「自分の大事なものを持って避難したい、と生徒から申し出がありましたがいいでしょうか」
その大事なものとは何か尋ねると、
「野球のグローブです」
ということです。
命と安全を守るために避難するのですが、
「日頃から大切にしているものを校舎に残して行きたくない」
という気持ちは、とてもよくわかるものです。
私は、ハッとしました。
日課や避難場所など全体的な動きのことばかりに考えが行き、
一人の人として差し迫った危機から自分を守るという
「自分ごと」としての思いが足りなかったのではないかと思いました。
生徒の「気づく力」のおかげで、
危機対応に当たってとても大事なことを学びました。
「自分の管理の元、持ち出したいものは持って避難してもよい」
給食の時間に放送で連絡をしてもらいました。
ブルペン付近に避難・点呼の後、
校長住宅脇の階段に腰を下ろして、生徒たちは整然と待機してくれました。
持ち出したグローブをはめて、
じっと見つめている生徒の姿もありました。
45分間の屋外での避難、待機は短いものではありませんでしたが、
この経験も、決して徒労ではなかったと思ったことでした。
保護者の皆さんにはご心配をおかけしましたが、
急な日課の変更などの対応にご理解をいただき、ありがとうございました。
「体育大会川柳」から
水曜日の東天の時間、応援団、ダンス、パネルのリーダーたちは
それぞれ集まって振り返りをしました。
そのリーダー以外の1、2年生は、
体育大会の思い出を川柳(五七五)に託してみました。
掲示板に掲示してあったので、ご紹介します。
練習から 全力出した 体育大会 (1年 田中さん)
忘れない 全力出した 十種目 (1年 松山さん)
今回は練習時間が短い中、全員で頑張りました。
また、プログラムも10種目に減らして行いました。
1年生らしい頑張りが「全力出した」に込められていますね。
演奏を 一生けん命 やりとげる (1年 戸塚さん)
1、2年生だけの吹奏楽部、各コンクール等が中止になる中で、
素晴らしいデビューをしました。
堂々たる演奏でした。
唯一の団体競技、長縄跳びでは本番ですごい新記録が連発しました。
あきらめず 心を一つに 長縄跳び (1年 梅川くん)
長縄を みんな頑張って 新記録 (2年 小田くん)
なわとびで 五十五回跳んで 新記録 (2年 岩本くん)
どの学年も、すごい跳躍で、その団結力に目を見張りました。
声出して みんなで一つ 体育大会 (2年 横手くん)
大空に みんなの歌声 鳴り響く (1年 吉田(梨)さん)
生徒たちの元気なかけ声や応援、感動の校歌の歌声も思い出に残ります。
また、全校生徒で心を一つにしたことを、五七五に込めてくれました。
体育大会 あせを流して つくりあげる (2年 冨永くん)
団結力 感染症も 吹き飛ばす (2年 榎田(遙)さん)
1年生は体力的にきついこともあったでしょうが、楽しかったと言ってくれています。
体育大会 たのしい一日 またやりたい (1年 西さん)
最後に、「才能あり」をあげてもいいような
思い出の情景を表現してくれた作品です。
曇り空 紅白燃えて ひかりさす (2年 江良さん)
全部は紹介しきれませんでしたが、皆さん、ありがとうございました。
体育大会を支え、応援していただいたスナップ集
体育大会を終え、保護者の方や地域の方から、
たくさんのご感想やご意見をいただいています。
「ダンスや応援団、特に3年生のいきいきした笑顔がよかった」
「150m走で2年生が大きな声で返事をしていて気持ちよかった」
「1年生の姿から、小学校の時にも増して一生懸命さが伝わりました」
「入場行進、胸を張って立派でした」
「毎年ですが、最後の校歌には胸を打たれました」
など、私もいくつかの声を直接お聞きしました。
「半日でしたが、その分子どもたちが競技に集中している姿がよかった」
という声もありました。
涼しい天候やグラウンドの状態にも恵まれたことも、体育大会の成功の理由かとも思います。
また、それにも増して、保護者の皆さんをはじめ、
体育大会を支え、応援していただいたおかげだと思います。
重ねてありがとうございました。
競技、演技以外のいくつかのスナップをご紹介します。
朝6:00のグラウンドです。爆竹を鳴らした後、先生たちがラインを引き始めました。
大会スローガンを掲示しました。
高さの調節の影にはご苦労がありました。
7:30過ぎ、一般受付のテントにはPTA体育委員さんがスタンバイいただきました。
来賓受付もスタートしました。PTA執行部の皆さんです。
地域の来賓の皆さんも続々とお越しいただきました。
写真が撮れませんでしたが、
駐車場整理は、PTA美化安全委員の皆さんに早朝からお世話になりました。
ありがとうございました。
カメラマンコーナーは大盛況でした。
お互い譲り合っていただいていました。
閉会後の片付けを保護者の方々が手伝っていただき、
予定よりずいぶん早く終わりました。
ありがとうございました。
片付けが早く終わった分、解団式や写真撮影の時間に余裕ができました。
最後まで、たくさんの方が残っておられました。
★★マラソン大会(3校合同)のお知らせ★★
12/19(金)に牛深東中・牛深中・牛深高校との3校合同マラソン大会を開催します。
スタート、ゴールは久玉ふれあい広場です。
スタート時間とコース図は以下の通りです。
ご声援よろしくお願いいたします。
◆12km・・・ 9:50
◆10km・・・ 9:55
◆ 7km・・・10:20
◆ 5km・・・10:30
〈コース図〉
★★牛深東中文化発表会のお知らせ★★
10/12(日)に以下の通り、牛深東中学校文化発表会を開催します。
保護者の皆様、地域の皆様、多くの皆様のご参観をお待ちしています。
〈発表会プログラム〉
「天のかけ橋」リーフレット
天草地域特別支援連携協議会より天草地域の特別支援教育推進についての理解・啓発のためのリーフレット「天のかけ橋」が配付されております。ご一読いただけると幸いです。
★6月は食育月間です。
6月の「給食だより」に「食育月間」や「食育」について掲載されています。
「給食だより」をぜひご覧ください。
★天草市消費者生活センターからの注意喚起です
ご一読ください。
★天草市教育委員会より
「天草市における
『学校部活動の地域移行』
に関する進捗状況について」のお知らせがありました。
資料を添付しておりますので、ご一読ください。
Let’s go to the library!!
【展示】だれかに教えたくなるイグ・ノーベル賞&ノーベル賞【募集】
廊下の展示コーナーに、[だれかに教えたくなるイグ・ノーベル賞&ノーベル賞]コーナーを作りました。
イグ・ノーベル賞、ノーベル賞に関する本を置いています。
(展示中の本も借りられます)
【募集中】もし、だれかに教えたくなる研究を見つけたら、備え付けの用紙に記入して、みんなに共有してみませんか?
放送で紹介したのは、「集中していると目の前をゴリラが横切っても気付かないことがあると証明した研究」でしたが、
今日『わらって、考える!イグ・ノーベル賞ずかん』(古澤輝由/監修、ほるぷ出版)をふと開いたページに載っていた研究は…
「10代の若者に、どれくらい鼻くそをほじるか聞いてみた研究」
でした。
研究結果は…76ページをご覧ください。
みなさんも、気になる受賞研究を見つけたら、ぜひ教えてください。
【おいしそう…】特集コーナー
芸術の秋、スポーツの秋、そして…
食欲の秋ですね。
現在の特集コーナーは【おいしそう…】コーナーにしています。
ここで本を眺めてみなさんお腹をならしていってください。
(気になる本はぜひ借りてみてね)
【今週のくまTOMO】ごみ / 鳥
3月16日のくまTOMOの記事から、
「健康へのえいきょう心配 プラスチックごみ」
「KUMAMOTOとりさんぽ 県農業公園 春の合志市を散策」
をピックアップして関連図書を集めました。
鳥の本は、眺めるだけでも楽しいです。
『366日の誕生鳥辞典』は、その鳥にまつわる伝承や由来を元に誕生鳥が制定してあり、自分の誕生日の誕生鳥はどんな鳥か調べたり、自分と似ているところはあるか想像してみたりして楽しめる本です。
御所浦のイベントにあわせて…
御所浦の、恐竜の島博物館で一周年記念イベントが3月15日にあるそうですね。
現在、図書室前の廊下には、
イベントにいらっしゃる小林快次さんの著書
・『ぼくは恐竜探険家!』
・『恐竜時代』、
小林さんも監修者の一人である『NHKスペシャル恐竜超世界IN JAPAN』
と、そのた恐竜関連の本を並べて置いています。
気になる方はぜひ借りてみてください。
「アスクレピオスの杖」
校長先生から紹介された、「アスクレピオスの杖」のお話について振り返ってみたい方、
図書室にある『世界の神々大図鑑』(グラフィオ/編集、金の星社)をご覧ください。
NDC 164 (神話、神話学)
※現在は特集コーナーに置いています。
【くまTOMO】不登校/いじめ
今回のくまTOMOの中から、
「不登校34万人 増加続く」
「いじめも過去最多」
の記事に注目して、関連する本を集めました。
気になる本があったら、ぜひ借りてみてください。
※冬休み特別貸出中!一人5冊まで借りることができます。(返却は1月10日まで)
【くまTOMO】世界遺産/走り方
今回のくまTOMOの中から、下記の記事に注目して、関連本を集めました。
・「親子走り方教室」
・ナスカの地上絵
左側に走り方の本、陸上関連の本、右半分には世界遺産の本を置いています。
☆パラパラとめくってみたり眺めてみたりして、気になる本があったらぜひ借りてみてください。
【くまTOMO】氷
今回のくまTOMOから、「氷の不思議」の記事に関係する本を集めています。
氷に関する本。
『空想科学読本』には、氷を操るキャラクターを科学的に解説しているページがあります。
氷のキャラクター、みなさんは誰が思いつきますか?
【くまTOMO】猫島(湯島)/ノーベル賞
今回のくまTOMOから、湯島の記事とノーベル賞の記事に注目して、関連する本を集めています。
湯島に関する本は、熊本日日新聞社が発行した『猫島ありのまま』がありました。
ノーベル賞に関する本は、ノーベルさんのこと、ノーベル賞を受賞した人々の本を集めて置いています。
(ここの本ももちろん借りることができます)
コラボ給食
今週の給食は、図書とコラボしたメニューでしたね。
火曜日の給食で紹介された『食堂かたつむり』と、
水曜日の給食で紹介された「めぐろのさんま」が読める『落語ものがたり事典』
を廊下の特集コーナーに集めました。
また、「ごはん」に関するお話がたくさん載っている、『つやつやごはん』も一緒に置いています。
物語と食をいっしょに楽しみましょう。
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