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校長室ブログ 今日の東天

牛深ハイヤ祭りに向けて

臨時休校の影響で、多くの計画変更が必要になり、先生たちは日々、いろいろな相談をしているところです。

牛深ハイヤ祭りも春は中止となり、今後の開催協議中とお聞きしています。

本校は昨年度から総踊りに全校生徒で参加し、今年も楽しみにしていましたので、とても残念でしたが、今後いずれの形にしろ開催になれば、地域の中学生として参加させていただき、盛り上げたいと思います。昨年の総踊りの様子です。

学校再開後は、今まで通り2、3年生の総合的な学習で「牛深ハイヤ節」に取り組む計画です。学習する時数は少なくなりますが、ハイヤ保存会の先生方にご指導いただき、頑張りたいと思います。ご披露できる日を、皆さん楽しみにされてください。

以前、牛深総合センターのちあふる音楽祭でご披露した時の映像です。

さて、牛深ハイヤ節の混声合唱曲があるのを、初めて知りました。ご紹介するのは、東京都町田市立鶴川第二中学校のNHK合唱コンクールでの演奏です。

遠くの同じ中学生が声を合わせて「ヨイサー ヨイサー」と美しく歌っている姿に感銘を受けました。素晴らしい演奏です。ぜひお聴きください。

アマビエさま

話題になっているアマビエさんをご存知でしょうか。昨日もニュースに出ていました。

コロナ終息願う「アマビエ」の置物、熊本で想定外の増産(5/5 朝日新聞デジタル)

SNSでたくさん取り上げられているそうです。

ーアマビエは、江戸末期の弘化3(1846)年、肥後(現在の熊本県)に現れたとされる妖怪。京都大所蔵の江戸時代の瓦版によると、同年4月中旬、肥後の海中に光るものが毎晩のように出現。役人が向かうとアマビエがおり、今後6年の豊穣(ほうじょう)を予言し、「もし疫病が流行したら、私の絵を描いて皆に見せよ」と言い残したという。瓦版に描かれた姿は、地面に着くほどの長髪で、体は人魚のようにうろこで覆われ、くちばしがあり、足は3本ある。(3/12 西日本新聞から)

天草の海中?という説もあり、そっくりの妖怪「山童(やまわらわ)」が天草の山中に出たという言い伝えもあるそうです。疫病退散をする妖怪ということで人気のようですし、天草の私たちには親近感がわきますね。厚生労働省のキャラクターにも採用されています。

ペーパークラフトを作ってみた人もいます。皆さんも作成に挑戦してみては。

【展開図配布】アマビエさまのペーパークラフト

私は下浦のお人形を注文しているところです。いつ届くか楽しみです。

(4/24 西日本新聞から)

 

読書のすすめ 2

読書についてのつづきです。

生徒のみなさんにお勧めする本なら、小説ではありませんが、

佐藤雅彦さん(NHKのピタゴラスイッチを考えた先生です)の「プチ哲学」はどうでしょう。

日常のシンプルな何気ないことでも、ちょっと考えてみることで新しい気づきがあること、考える面白さを味わえます。イラストもかわいいです。

↓本の情報が見られます。

プチ哲学 

 

本校ホームページでも紹介していますが、中学生におすすめの本を紹介するサイトもありますので、ご覧になってください。

【参考】中学生向けの本の紹介サイト

 

また、次のサイトでは、人気作家が毎日交代で短編小説を執筆し、無料公開されています。これをきっかけに、いろいろな作家の作品を読んでみるのもいいのではないでしょうか。

ちなみに5月1日のトップバッターは、「かがみの孤城」で本屋大賞を受賞されている、辻村深月さんの「4月1日 今日からはじまる物語」でした。

超人気作家ら50人以上による緊急連載「Day to Day」が、WEB上で無料公開!

 

連載企画 Day to Day

 

 

読書のすすめ

本校の先生方で読書熱心だなと思う先生が、たくさんいらっしゃいます。

杉本先生の机の片隅には、いつもきれいなカバーのかかった文庫本が見かけられ、どんな本を読まれているのか、教えてもらうこともあります。

下城先生も、仕事の合間の休憩時間には、いろいろなジャンルの本を読まれています。

 

先生方に刺激を受けて、私もたまには読書をしようと思い立ちました。

今、読んでいるのは、浅田次郎さんの「天国までの百マイル」です。

中高年向きの話と思いますが、人生に疲れた主人公の母親への思い、主人公を取り巻くいろいろな人たち、医者の先生の思いなど、心を動かされる小説だと思います。 

↓本の情報が見られます

 天国までの百マイル 

 

図書館担当の松下先生や橋本先生と、先生方の「おすすめの一冊」を募集しようと相談していますので、もう少しお待ちください。

なお、私が中学時代に一番感銘を受けた本は、この本でした。

 

 

 

絵を見ること

 

NHK教育テレビに「日曜美術館」という番組があります。

日本、海外の名画について、画家の生涯や背景となる時代や文化などを含めて、淡々と紹介される番組です。

国内各地の美術館の紹介などもあります。

この頃、報道番組では明るいニュースが少ないので、チャンネルを替えていたら目に止まり、見るようになりました。

日ごろ、ゆっくり絵画を鑑賞することは少ないですが、

もともと「開運!なんでも鑑定団」の陶磁器作家や画家にまつわる蘊蓄(うんちく)を聞くのは好きだったので、「日曜美術館」も楽しく見るようになりました。

3月には、本渡の喫茶店・珈琲茶話で大田先生の個展が開かれているとお聞きして、伺いました。

大田先生の作品は、校内でも展示もしていますので、ご存知だと思いますが、天草の風景などを丁寧に描かれた温もりのある作品で、見ていると心が温かくなる気がします。

休校のために美術の授業がしばらくありませんが、再開した折には、子どもたちの心を育てる大切な情操教育として、時間を確保していきたいと思っています。

生徒の皆さん、お楽しみに。

大田先生、どうぞよろしくお願いします。

 

「今、ここでできること」

大型連休後半に入りましたので、学校内での話題ではありませんが、

「今、ここでできること」についてのサイトをご紹介します。

 

みんなでのりこえよう 〜医療従事者感謝検索〜

医療現場の最前線で戦っている人たちのためのチャリティのサイトです。

5月1日から5月6日まで、「のりこえよう」と検索すると、
一人につき10円がYahoo! JAPANから医療従事者の支援活動に寄付されます。

私も検索してみました。もうすぐ寄付金が上限に達しそうですが、

社会ではこのような取組もされているんだな、という勉強にもなりました。

こちらは、日本赤十字社の医療従事者応援サイトです。

Twitter のページにリンクしています。

dreams come true の歌と共に応援メッセージが見れるし、送れます。。

青少年赤十字加盟校の本校生徒のみなさんにも、見てもらえたらと思います。

 

心はいつも攻め続ける

文字どおり五月晴れで、5月の東天はスタートしました。

先生たちは、生徒の皆さんの提出した課題をチェックしたり、

教材の準備をしたり、教室の掲示物を作って張ったりしていました。

天草市の通知文(施設、遊具の使用禁止)を受けて、

グラウンドの鉄棒などに「使用禁止」の札を下げてくれた先生たちもいます。

 

先日、stay  homeの一日、映画「隠し剣 鬼の爪」(山田洋次監督)を視聴しました。

永瀬正敏さん扮する主人公が、剣の師匠に教えを乞いに行った場面で、

師匠はこう説きます。

「まずは受けに徹する。相手が踏み込めば、逃げる」

「大事なのは、逃げるのは体で、心ではない。

心はいつも攻め続ける」

臨時休校がまた一か月続きます。

感染拡大防止のために、受け続けている日々のようですが、

学校再開の日に向けて、東中の心はいつも攻め続けていこうと

先生たちと話しています。

映画「隠し剣 鬼の爪」の一場面から