Let’s go to the library!!
ドイツで無くした万年筆が…
見知らぬ外国の人の持ち物を、借りたまま返すのを忘れてしまったら…
あなたならどうしますか?
1920年代、携帯電話もない時代に、この本に登場するドイツの少年は…
『かたみの万年筆』池田宣政/著(ポプラ社)
(NDC:914*エッセイ)
こえのかたち
全7巻の、『聲の形』。
私は、1巻目は心が苦しくなって読むのがとてもつらかったです。
が、読み始めると最後まで一気に読んでしまいたくなります。
映画化もしています。しかしやはり、原作の読み応えはすごいですね!
≪あらすじ≫
何事も明るく楽しく!と、日々”度胸試し”をしている石田将也。
ある日、転校してきたのは耳の不自由な女の子。
この出会いが、将也の人生を変えていく…
『聲の形』大今良時/著(NDC:726*漫画)
真実は・・・?
あなたの発展途上国の知識、本当にそれであっているでしょうか?
この本「FACT FULNESS」はそういった知識が一新され、世界全体に対する正しい知識を学べます。
役に立つと思いますので、読んでみてください。
『スガリさんの感想文はいつだって斜め上』
読書感想文。
夏休みの宿題で、「面倒だなぁ~」と思って後回しにしていませんか?
だってそれは、「真面目」で「正しい」感想文を書かなきゃいけないから。
でも、スガリさんの感想文はちょっと違います。
『手袋を買いに』では、「どうして生まれたばかりの子狐が「シャッポ」という言葉をしってるの?」
(シャッポとは帽子のことだそうです)
ここでも紹介した夏目漱石の『こころ』では、「この家の間取りはどうなってるの?」
私たちが本を読むうえで、浮かんでくる数々の疑問を、しっかりと追及していきます。
こんな感想文だったら、みんなも書きたくなるはず。
「こんな感想文でもいいんだ!」と読書感想文を書いてしまいそうな一冊です。
「もしも」の時に備えて
ここ天草で災害が起き、電気が、ガスが、水道が、食べ物がなくなったらどうしますか?
そんな「もしも」の時に役に立つ2冊の本が図書館にはあります。
災害を他人事とは思わずに、一度読んでみてください、
『アイスプラネット』
中学校の最初に学んだ話『アイスプラネット』を覚えていますか?
教科書では短かったですが、図書室にある『アイスプラネット』は長く、あの雰囲気を楽しむことができます。
ぜひ一度読んでみてください。
夏目漱石の『こころ』
数々の名作を生みだした夏目漱石。
彼の代表作の一つである『こころ』は主人公と「先生」の出会いから始まり、先生の遺書で主人公が先生の過去を知るという内容になっています。
有名な作品なので、ぜひ読んでみましょう。
居場所のない私が「生きた本」と出会ったら…
本の世界に集中することで安心を得ていた主人公の高校生・ヨミ。
ある日、世にも不思議な書店でバイトをすることに。
そこで出会ったのは、子犬と店長と同僚の不愛想な青年。
そして、子犬と青年は「生きた本」?!
いつも助けてもらっている本に恩返しがしたくて書店で働きだしたヨミでしたが、
そんなおかしな書店で、どうなってしまうのでしょうか?
『神さまのいる書店 まほろばの夏』三萩せんや/著
純黒のナイトメア
悪夢を見たことがありますか?
じゃあ、もし悪夢を何日も何日も続けてみてしまったら、どうしますか?
この本、『繕い屋』シリーズは悪夢の原因を美味しく料理して、解決してしまう話です。
ぜひ読んでみてください。
きっとあなたの悪夢も、美味しく料理してくれますよ。
私の人生を変えた本
私の人生を変えた本は、『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』という本です。
村上春樹さんという、とても有名な作家さんが書かれた本です。
いろいろな事件が起こる「ハードボイルドワンダーランド」と静かに時が流れていく「世界の終わり」という閉ざされた町の物語。
この二つの世界が描かれます。そして少しずつこの二つの世界の関係が紐解かれていきます。
この物語を読むと永遠のあまりの長さと、緩慢な時間の流れを感じ、出口がないその世界の穏やかな暗さに閉じ込められたような気持になります。
私がこの本を初めて読んだのも中学生の時でした。
長い冬休みに、ページをめくってみてはどうですか?
福岡