Let’s go to the library!!
もし、水が、電気が、ガスが使えない状況になったら・・・
私たちはたくさんの便利な物に囲まれていますが、
それらが突然なくなったら…
と、考えてみてください。
そんなことになっても、
身近なものをちょっとの工夫で工作すると、
たいていの物は作れてしまうよ!
と教えてくれる1冊。
『つくって役立つ!防災工作 水・電気・ガスが使えないくらしを考える』NPO法人プラス・アーツ/監修(Gakken)[NDC:369]
例
・紙でお皿やスプーンを作る
・空き缶でコンロを作る
・ブルーシートと新聞紙で寝袋を作る
などなど
キャンプの時などにも使えそうなので、
日頃から楽しんで作っておくと、
いざという時もすぐに役立つこと間違いなしです。
二人の間にいったい何が!?
言っておきたいことがあるんだけど…
と、家族から
「〇〇を殺すことにしたの」
と言われたら、あなたはどう返しますか?
主人公の女の子は15歳の高校一年生。
血のつながらないお兄ちゃんに、「杉森くんを殺すことにした」と宣言しました。
お兄ちゃんからの言葉は……
止めるでもなく、聞き流すでもなく、
冷静なアドバイスでした。
そのアドバイスは、主人公にどんな影響を与えるのでしょうか?
杉森くんとの間に、いったい何があったのでしょうか?
先日行われた、天草市の司書によるビブリオバトルでチャンプ本にも輝いた、
『杉森くんを殺すには』長谷川まりる(くもん出版)
(NDC 913)
気分転換にいかが?世界の絶景を眺めよう~!
「まるでSFのような奇跡の光景64」が見られる本、
『地球とは思えない世界の絶景』タビトヒト/著(宝島社)
空を反射してとんでもなくきれいな光景を見ることができるウユニ塩湖、
長い時をかけて不思議な形になっている岩場・結晶の洞窟など…
普通では行けないところ、
なんとかすれば一生に一度は行けるかな…
といった所ばかりが載っている中、
日本の光景も3か所ピックアップされています。
うち2か所は北海道、
そしてもう1か所は、なんと熊本のとある場所。
県内にも地球とは思えない場所があったとは…!
ぜひ、手に取って見てみてはいかがでしょうか。
深海生物の生態に、励まされる…!?
ダイオウイカを、見てみたい…
そんな希望を叶えてくれる水族館が、東京湾の水深200mにオープン!!
主人公は、深海生物大好き、少し引っ込み思案な青年・航太郎。
東京湾にできた「マグメル深海水族館」にアルバイトに行くことに…。
そこで出会った人・生き物を通して
たくさんの物語が生まれます。
お客さんの中にも、それぞれ悩みを抱えている人がいるのですが・・・
マグメルでの出来事に、ヒントをもらえたり、
すてきなきっかけをもらったりして
笑顔をもらえるお話ばかりです。
みなさんも、この物語を読むと、
深海に癒されてしまうかもしれませんよ。
『マグメル深海水族館』椙下聖海(新潮社)
ホラーにぴったりの季節になりましたね…!!
怖いお話でひんやりしましょう、
ということで、夏といえばホラー、怪談話が盛り上がる季節です。
図書室にも色々な怖いお話の本があります。
NDC9[文学]の棚に創作ホラー小説はありますが、
NDC1[哲学](心)の棚にも怪談の本があることをご存じですか。
分類番号148は、「超心理学、心霊研究」の本。
牛深東中学校図書館では、『新耳袋』や『九十九怪談』といった、実話怪談を集めた本が1類に分類されています。(図書館によって、9類に分類されている所もあります。)
ホラーな話が読みたいときは、9類の棚だけでなく、1類の棚ものぞいてみてください。
映画も気になりますが、怖すぎるそうですね…?
YouTuberであり、作家でもある雨穴さんの作品、『変な家』。
先ほど図書室そばでも生徒の方とお話ししましたが、
雨穴さんを知っている人は多いようですね。
さて、この本の内容は・・・
雨穴さんが手にした不可思議な間取り図…
窓のない子供部屋。
謎の空間が隠れているキッチン。
知人の栗原さんと共にその家に潜む秘密を解き明かしていく…。
映画化されましたが、小説よりホラー要素が強くなってしまっていて、怖そうです・・・。
ホラーが苦手な方は、本で読んで楽しみたいですね。
『変な家』雨穴/著(飛鳥新社)
NDC 913(日本の物語)※現在は新しい本コーナー
天草の昔と今を知る!
天草市が出した天草本
『Feel good Amakusa』。
え!?この人も天草にゆかりがあったんですか!?
と思うような、たくさんの方々が天草についてエッセイを書かれています。
他には天草の人口、天草の歴史など、それだけでなく、
天草各所にあるおしゃれなカフェも載っていて、
観光ブックとしても楽しめます。
天草の昔と今が詰まった1冊です。
怖い話は好きですか?
『新耳袋』(しんみみぶくろ)
という不思議なタイトルのこの本は、
本来は語られて耳で聴く怖い体験談を、文字にして封じ込めた本。それを読むということは耳で聴くとも言える、ということで、この題名が付けられたそうです。
百の怪談を聴くと、なにかが起こる…だから、この本には99個のお話が語られているそうですよ。
『新耳袋』木原浩勝、中山市朗/著(角川書店)
[きみに贈りたい1冊]
今日ご紹介するのは、
「きみに贈りたい1冊」
という、いろんな分野の”プロ”の方々が、おもしろいと思った本、影響を受けた本などを紹介しているページです。
最近は第4弾の、
▼網本 麻里さん(車いすバスケットボール選手)
▼ウエンツ 瑛士さん(俳優・タレント)
▼国枝 慎吾さん(元車いすテニスプレーヤー)
▼汐見 夏衛さん(小説家)
▼水卜 麻美さん(日本テレビ アナウンサー)
▼三阪 洋行さん(日本パラリンピック委員会アスリート委員会委員長)
▼山中 伸弥さん(京都大学iPS細胞研究所 名誉所長・教授)
といった方々の紹介が新たに公開されています。
プロの方々は、どんな本を読んでいて、みなさんにどんなメッセージをくれるのか、
ぜひ、のぞいてみてください。
「子どもの読書キャンペーン~きみに贈りたい1冊~」文部科学省のページ↓
https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/campaign_2023.html
迷ったとき、悩んだときの・・・
年度の変わり目は特に、ちょっと落ち着かなくなりやすいです。
そんな時は、名言集などめくってみると、励まされることがあります。
『ニャンダフル!100名言』(ネコまる編集部/編、辰巳出版)
ペラペラ~っと開き、ここだと思ったところのページで止めて読んでみてください。
今日はそのページの言葉が自分へのメッセージだと思うと、ちょっと楽しくなってきます。
しかもこれは猫の写真つきで一石二鳥のお得さ。かわいい。とても癒されます。
さて今日は・・・
「一日生きることは、一歩進むことでありたい。」(湯川秀樹/物理学者)