Let’s go to the library!!
『スガリさんの感想文はいつだって斜め上』
読書感想文。
夏休みの宿題で、「面倒だなぁ~」と思って後回しにしていませんか?
だってそれは、「真面目」で「正しい」感想文を書かなきゃいけないから。
でも、スガリさんの感想文はちょっと違います。
『手袋を買いに』では、「どうして生まれたばかりの子狐が「シャッポ」という言葉をしってるの?」
(シャッポとは帽子のことだそうです)
ここでも紹介した夏目漱石の『こころ』では、「この家の間取りはどうなってるの?」
私たちが本を読むうえで、浮かんでくる数々の疑問を、しっかりと追及していきます。
こんな感想文だったら、みんなも書きたくなるはず。
「こんな感想文でもいいんだ!」と読書感想文を書いてしまいそうな一冊です。
「もしも」の時に備えて
ここ天草で災害が起き、電気が、ガスが、水道が、食べ物がなくなったらどうしますか?
そんな「もしも」の時に役に立つ2冊の本が図書館にはあります。
災害を他人事とは思わずに、一度読んでみてください、
『アイスプラネット』
中学校の最初に学んだ話『アイスプラネット』を覚えていますか?
教科書では短かったですが、図書室にある『アイスプラネット』は長く、あの雰囲気を楽しむことができます。
ぜひ一度読んでみてください。
夏目漱石の『こころ』
数々の名作を生みだした夏目漱石。
彼の代表作の一つである『こころ』は主人公と「先生」の出会いから始まり、先生の遺書で主人公が先生の過去を知るという内容になっています。
有名な作品なので、ぜひ読んでみましょう。
居場所のない私が「生きた本」と出会ったら…
本の世界に集中することで安心を得ていた主人公の高校生・ヨミ。
ある日、世にも不思議な書店でバイトをすることに。
そこで出会ったのは、子犬と店長と同僚の不愛想な青年。
そして、子犬と青年は「生きた本」?!
いつも助けてもらっている本に恩返しがしたくて書店で働きだしたヨミでしたが、
そんなおかしな書店で、どうなってしまうのでしょうか?
『神さまのいる書店 まほろばの夏』三萩せんや/著