学校生活

卒業式 「答辞」

卒業生代表生徒による「答辞」一部抜粋です。

これまでの「感謝」と、これからへの「決意」が伝わってくる素晴らしい答辞でした。

 

(中略)

 三年間、このかけがえのない仲間と一緒に力をあわせてやってきたから、さまざまな困難を突破できたのだと思います。 

 2月28日。仲間とともに過ごす時間は、突然、終わりをむかえました。仕方のないことだと頭ではわかっています。しかし、この仲間と過ごすことのできる、最後の10日間を失ったこの気持ちは、どんな言葉を並べたら伝えることができるのか、今でも整理がつきません。当たり前のように隣にいた友達。みんなと一緒に話して、笑って。教室にいるときが一番楽しかった。みんなとも今日でお別れです。私たち55名は、これからそれぞれの道を歩いていきます。

 辛い時、くじけそうになる時もあるかもしれません。そんなときには、これまでみんなで助け合い、支えあって「突破」してきたことを思いだし、これから立ちはだかる壁も「突破」していきたいと思います。

 これまで指導してくださった先生方、三年間、本当にお世話になりました。元気が良すぎて迷惑をおかけしたこともありましたが、私たちは牛深中学校で学んだことを胸に、自信と誇りをもって、4月からの新しい生活に進んでいきます。

 そして、いつもそばにいて、私たちのことを一番に理解してくれたお父さん、お母さん。心から感謝の気持ちでいっぱいです。部活動の大会の時は、私よりも早く起きて、弁当や身の回りの準備をしてくれました。受験を迎えてからも、何よりも優先して一緒に戦ってくれました。これまでの3年間を振り返ると、本当に支えられて中学校での生活を送れていたのだと思います。これからも応援よろしくお願いします。

 最後になりましたが、在校生のみなさん。私は牛深中学校で体験した多くの行事が思い出になりました。それは、在校生のみなさんが協力してくれたおかげだと思っています。私たちは今日、卒業していきます。明日からは皆さんが牛深中学校を引っ張っていくことになります。これまでの伝統を大切にし、これからの牛深中学校を創りだしていってください。

  この牛深中学校でかけがえのないものを得ることができました。たくさんの経験、思い出、そして友達。私たちを成長させてくれた、牛深中学校。本当にお世話になりました。ありがとうございました。以上、簡単ですが、答辞とさせていただきます。

 令和2年3月15日 卒業生代表