学校生活

自分の可能性広げる3学期にしよう

2022年が始まりました。昨年は平穏無事に学校生活を送ることができ、当たり前の日常を暮らすことがどんなに有り難いことかを実感できた年でもありました。生徒たちは、落ち着いて学習に打ち込むことができ、生徒会活動や部活動等に率先して取り組む姿に、一人一人の成長を感じ取ることができました。
 3学期は学年の締めくくりとなる学期となります。生徒の皆さんには、次の学年に向かうための集大成をしてほしいと思います。特に、3年生は、夢実現の大きな一歩となる高校受験を迎えます。それぞれが受験生としての自
覚を持ち、挑戦者として、入試に立ち向かってほしいです。「挑戦する」ということは、逃げずに立ち向かうことです。生きていく中では、ここが大事、ここが踏ん張りどころという時があります。そうした時こそ、挑戦するとい
う気持ちを持って、重圧を乗り越えて立ち向かっていくことがとても大事だし、頑張ったことは、次のステージに必ず生かされます。逆に、逃げてしまった時には、次のステージで支障をきたすことになることを、自分の経験や生徒と関わる中で痛感してきました。逃げずに立ち向かう姿勢、生き方は、見ていてとてもかっこいいし、夢の実現に向かう大きな力へとつながっていきます。そして、挑戦すること、挑戦を重ねることは、自分の「可能性を広げる」
ことにつながります。授業など進んで学ぶことも挑戦。生徒会活動や部活動など積極的に励むことも挑戦。心に残る本に出会う読書、尊敬できる人に出会うことも挑戦。ボランティア活動に取り組んでみることも挑戦。生徒の皆さんにはいろいろなことに挑戦してほしいし、その中で、自分のよさを知り、自分の可能性を広げていってほしいと思います。1月11日の始業式ではそうしたことを話しました。その後、槌山結菜さん(1年)、鶴山健大さん(2年)、岩本龍樹さん(3年)の3名が学年を代表して、冬休みの反省や3学期の抱負等について発表してくれました。槌山さんは「3学期は、先輩に頼るのではなく、自分で考えて行動できるようにしたい。」、鶴山さんは、「元日の地域のマラソン大会に11年連続の参加賞状をもらった。3学期は学級委員になったので自分の意見を言えるようになりたい。」、岩本さんは、「今年は勉強とスポーツを両立させたい。勉強は毎日2時間。スポーツは県のベスト4に入る強豪校で頑張りたい。」と発表し、生徒たちに範を示してくれました。