挑戦する3学期にしよう ~学校長より~
2021年がスタートしました。今年はコロナ禍がいち早く終息し、平穏で、子供たちが落ち着いて学習や諸活動に打ち込める年になればいいなあと思っております。保護者や地域の皆様には、今年も本校教育にご理解とご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、3学期は例年より1日早い1月7日のスタートとなりました。始業式では、山下さん(1年)、岩本さん(2年)、入口さん(3年)が学年を代表して「新年の抱負」を発表してくれました。3人とも今年の目標や改善したいこと、成長したいことなどを立派に語ってくれました。
私からは、「将来の夢の実現に向けて、挑戦する学期にしてほしい」と話しました。4月に赴任した際、学校教育目標(上の校訓の下に記載)とともに「感謝」「笑顔」「挑戦」を成長のためのキーワードとして示しました。昨年未曾有の災害に見舞われながらも、子供たちは日奈久中をはじめたくさんの方々の支援をいただき、「感謝」の心と「笑顔」で人と接することの大切さを学びました。そして今、本来の日常生活を取り戻している中で、子供たちにはいろいろなことに挑戦し、夢を形づくったり、夢の実現に向かって歩み出す一歩を踏み出してほしいと願っています。
話は変わりますが、大晦日の紅白歌合戦の中で、ゲストの北島三郎氏(紅白50回出場)は、「私たちの時代は、日本の発展に向けて国民の皆さんの心をひとつにさせるために歌を歌っていた。今は違う。若い人たちは世界に向けて歌を歌っている。」とコメントしていました。グローバル化が加速し、パソコン等の情報機器があれば世界とつながることができる時代、子供たちには世界に目を向けて挑戦してもらいたいです。
3年生はいよいよ受験本番です。2月1日には8名の生徒が公立高校前期選抜に挑戦します。すでに「合格しました」と校長室に朗報を届けてくれた生徒もいます。考えてみれば、小学校の頃から共に歩んだ仲間との生活もあとわずかになりました。進学先が決まった人たちはそのことを噛みしめ、みんなが志望校に合格するために、応援の仕方を自分なりに考えながら、友と過ごせる一日一日を大事にしていきましょう。