熊本地震からの復興学んだ修学旅行
12月8日に2年生(9名)が修学旅行に行きました。本来なら2泊3日で、関西方面(京都、奈良、大阪)へ行く予定でしたが、新型コロナウイルスの感染が大変心配されたため、保護者からご意見をお聞きし、規模を縮小しての修学旅行となりました。行く先は、阿蘇神社、ファームランド、阿蘇火山博物館・草千里、熊本城。目的は「熊本地震の復旧復興に学ぶ」になりました。坂本で育った子供たちにとって、坂本の復旧復興が心からの願いであることが伝わってきました。
中でも、熊本地震で甚大な被害を受けた阿蘇神社と熊本城の見学は、とても印象に残りました。最初の訪問地阿蘇神社は、重要文化財である楼門が全解体修理中で、建物の中で工事が行われ見られませんでした。そのかわり以前の楼門の写真が建物にコーティングしてあり、実物と見まちがえるほどでした。なお、拝殿・翼廊は来年、楼門は令和5年末の完成予定だそうです。また、熊本城は、見学通路が天守閣に続いており、少し高い目線で熊本城を見学することができました。櫓や石垣は崩れたままのところもありましたが、復元された天守閣は美しく力強かったです。
日帰りの修学旅行となりましたが、阿蘇神社や熊本城を案内していただいたガイドさんの言葉は、私たちの励みとなり、力強く生きていくことの大切さを教えてくれました。熊本のよさを再発見できた心に残る修学旅行となりました。生徒たちは最後にホテルキャッスルではテーブルマナーを学び、豪華ディナーをいただきました。