過去の「楓の森の舎窓から」(その3)

過去の「楓の森の舎窓から」(その3)(その2)(その1)

 3月29日(金)校長室から

 校長室から体育館を撮影しました。この学校に赴任して以来3年間、私(校長)が毎日、目にしてきた光景です。
 校長室を次の新しい校長先生にお渡しするため、後片付けや掃除をしていると、バレーボール部(女子)の生徒たちが校長室にやってきました。何ぞやと思うと、「校長先生、バレーボール部を作ってくださってありがとうございました。」とお礼を言いに来たのです。振り返れば3年前、現高2の女子生徒5人が校長室へ「バレーボール部を作ってください」と直談判に来たのを思い出します。当時には1・2学年だけで、職員数が今より少なかったので随分悩みましたが、「同好会でなら」と認めました。今では男子部員も増え、次年度は男女別の部活動にすることを検討されているところです。
 ところで本日、令和6年度教職員の人事異動が正式に公表されます。次の本校校長は、髙田 幸伸 先生です。南小国中学校の教頭先生から昇任で赴任されます。すでに私との引継ぎを終え、4月1日からは私が3年間見てきたこの景色を目にされることになります。

 

3月22日(金)東門から

 令和5年度最後の児童・生徒の登校風景です。本日、小・中学校ともに修了式が行われ、本年度の教育課程が修了します。
 振り返れば、ちょうど昨年度の今頃は、WBCでの侍ジャパンの世界一に日本中が湧き上がっていた時期でした。それからもう1年間。月日が過ぎるのは、ホント早いものですね。
 ところで、本日の最後の学活では、通知表渡しがあります、もちろん評定も気になるところでしょうが、それだけに一喜一憂するのではなく、所見等にもしっかり目を通していただき、次年度へ向けた意欲や意識を高める機会にしてほしいと思っています。

 

 3月21日(木)東門から

 校舎南側のコンクリート舗装の部分「かえでのみち」は、通常自動車を駐車することはありませんが、本日は小学校の卒業式で、駐車場にご依頼品の皆様用のスペースを空けるため、小学校の先生方の車が駐まっています。
 ところで、今朝は寒かったですね、明日までこの冷え込みが続くようですが、それが終われば本格的な春の到来となりそうです。中学校の方も、明日の修了式で令和5年度の教育課程が全て終了になります。
 なお、今日が最後の給食日です。私(校長)にとっては、教職最後の給食。味わって食べたいと思います。

 

 3月18日(月)職員室前ベランダから

 今朝は雨も上がって、その上気温も高め。やっと春がやってきたという感じです。緑のカーテン用のプランターに植えているスイートピーの蕾みもいくつか開いてきています。
 ところで、令和5年度の課業日も最後の週となってしまいました。「春分の日」もあるので、本日を入れて4日間です。本年度のまとめとともに、次年度の方向性を定める有意義な1週間にしてほしいと思います。

 

3月11日(月)みんなの玄関から

 登校時間のみんなの玄関です。当たり前のことですが、卒業した3年生の靴箱には何も入っていません。一抹の寂しさを感じてしまいます。
 令和3年度も残すところあと2週間。授業日は今日を入れてあと9日です。1・2年生については、1年間の振り返りとまとめをしっかり行い、進級に備えてほしいと思います。

 

 3月8日(金)体育館から

 朝の7:30。令和5年度第2回卒業証書授与式の準備が整った体育館を撮影しました。昨日、1・2年の生徒たちや先生方が準備を頑張ってくれたおかげで、厳粛な中にも華やかさのある式が挙行できそうです。会場を飾っているサクラソウ(プリムラ・マラコイデス)は、小学校の米澤教頭先生と用務員の田尻先生が大切に育ててきてくれたものです。
 なお、開式は9:30~(保護者受付は8:50~)となっています

 

3月6日(水)入試会場から

 入試会場(済々黌)で、引率・指導をしている 矢野 先生が写真を送ってくれました。
 本日は、公立高校入試後期選抜の2日目。泣いても笑っても、進路を決めるための学力検査は今日で最後です(2次募集もこの検査の結果を利用)。とにかく生徒たちには、自分の持っている力を全部出し切り、悔いの残らない入試になってくれることを祈っています。
 入試が終われば、残すは3学年修了式(7日)と卒業証書授与式(8日)のみです。ただし、合志楓の森中学校の生徒としての学籍は、3月31日まであります。入試の緊張感から解放され、気持ち的にゆっくりするのはいいですが、ハメを外して、これまでの経歴や努力を台無しにするようなことには絶対にならないよう、自覚してほしいとは思っています。 

 

 3月4日(月)東門から

 久しぶりに東門に立ちました。
 3年生がこうやって登校してくるのも今週までです。明日(5日)と明後日(6日)は公立高校入試後期選抜があり、7日は第3学年の修了式。そして8日(金)が卒業証書授与式となります。
 天気が少し心配です。明日・明後日は雨が降りそうですので、その対策もしっかりして入試に臨んでほしいと思います。また、卒業式当日が気温が低くなく、穏やかな日になったほしいと願っています。
 なお本日、本ホームページのアクスセ数が25万回を達成しました。ご閲覧いただいております皆様には、日頃より本校の教育活動に関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

 

2月29日(木)職員室前ベランダから

 久しぶりに「~舎窓から」を更新しています。
 今朝は雨ですね。その後は、若干気温が下がりそうです。来週の5日(火)、6日(水)の公立高校入試後期選抜当日は、気温は低くなさそうですが、天気予報に雨マークがついているので、少し心配です。
 ところで、「逃げる2月」も本日まで。明日から令和5年度の最終月の3月に入ります。3年生は卒業式まであと8日となり、1・2年生も令和5年度に学校に来るのが15日ほどです。年度のまとめや反省をするとともに、次年度へ向けて意欲を高める大切な時期です。生徒たちも先生方も、1日1日を大切に過ごしてくれたらいいなと思います。

 

 2月16日(金)3階廊下から

 最近、私(校長)は、異動事務に加えて年度末の様々な報告等があり、授業やテスト問題作成等とも重なって、「猫の手も借りたい」状況です。そのため、本HPの更新も疎かになりがちで、申し訳なく思っています。以前、某携帯電話キャリアの窓口にご勤務されていた教員業務支援員の 森 先生は、ICTにとても堪能なので、学校生活(ブログ)等の更新は、教頭先生からの情報をもとにある程度任せていますが、この「楓の森の舎窓から」については、校長の「徒然草」みたいな側面もあるので、校長自身で更新しなければなりません。
 ところで、本日は1、2年生の期末テストの3日目です。1年間の学習の成果(成績)に関係する重要なテストですが、「緊張感」と言う面では、3年生の教室前とはずいぶん違うようです。3年生は私立の一般入試も終わり(合格発表は来週)、残すは公立高校後期選抜のみとなりました。この空気感が少しでも1・2年生に伝わってくれれば、次年度以降に良い影響があるのではないかと思っています。

 

2月9日(金)東門から

 2月になって幾分か暖かくなった気もしますが、朝はまだ霜が降っています。♪ 春と聞かねば知らでありしを‥‥♫ を思い出す季節です。
 ところで本日は、公立高校入試前期選抜の合格内定の発表日です。本日、合格内定した生徒は、公立高校入試後期選抜を受検する必要もありません。また、私立の奨学入試に合格している場合は入学辞退、私立の一般入試を併願している場合は受検辞退をすることになります。一方、内定しなかった生徒は、私立高校への入学金の振り込みが必要となったり、‥‥。もちろん3学年主任や進路指導主事、3年担任も気をつけてはいますが、自分自身のことです。そういう手続きについては、1校1校、1人1人違いますので、しっかりと自己責任で行ってほしいと思っています。
 残念ながら合格内定しなかった生徒は、3月5日(火)6日(水)の後期選抜まで、受験勉強を頑張ることになります。いかに次の挑戦へ気持ちを切り替えられるかが、希望が叶うか否かのポイントのように思います。

 

2月1日(木)翔陽高校から

 本日は、公立高校入試前期選抜の実施日です。本校生徒の受験校の一つ、翔陽高校の様子の写真を引率の 本村 先生に送ってもらいました。本日、本校からは8つの公立(県立・市立)高校に50人の生徒が受験しています。
 昨年度の前期選抜については、合格率6割という驚異的な結果を残してくれましたが、本年度はどうなることでしょう? 退職校長会のはからいで、本年度も元校長先生で合志市歴史資料館館長の 隅倉 先生に面接の練習をしていただきました。その成果をしっかり発揮し、中学校3年間の学びや成長を自分の言葉で語れれば、きっと良い結果がついてくると思っています。

 

1月26日(金)職員室前から

 職員室前のベランダから「人文字のかえで」方向を撮影しました。
 空には雲一つ無く、そういう日の朝は、放射冷却現象で、雪こそ降らないまでも大変寒くなります。今日のような霜降りの朝でも、プランターのスイートピーは、春を待ちつつ一生懸命に地中に根を張っているようです。
 ところで、本日は菊池郡市教科等研究会があり、3時間授業の給食後に下校となります。また、本日は私立高校の専願・奨学入試、国立熊本高専の推薦入試の発表があります。受験した生徒には、午後、担任から合否の通知を行います。当該生徒はドキドキの1日となることでしょう。

 

1月24日(水)もみじ学級から

 3階のもみじ学級から見た「雪景色の恵楓園の森」です。一度撮影したいと思っていた私のお気に入りのアングルで、雪景色が撮影できました。
 降雪の状況を若干心配しましたが、本日は通常通りの授業日としました。ただ、昨日が市立高校の特待・奨学・専願入試のメイン日だったので、天気が1日ズレたのは良かったなと思っています。
 それにしても小学生は元気ですね。朝から外で雪合戦をして楽しんでいます。中学生にもやりたそうな生徒がいるみたいですが‥‥。

 

1月18日(木)東ロビーから

 1階の東側ロビーでは、生徒会執行部役員の生徒たちが、能登半島地震の被災者を支援するため、募金活動をおこなっていました。
 ここで集まった義援金は、アルミ缶回収で得た収益と合わせて、日本赤十字社を通じ、被災地へ送ることにしています。本校生徒会は、青少年赤十字に加盟しており、この活動はまさしくその一貫と活動と言えるでしょう。青少年赤十字活動のスローガンに「気づき、考え、行動する」があります。今回の活動も、学校や教職員からではなく、生徒会執行部役員の生徒たちからの「自分たちにできることはありませんか? 募金をしていいですか?」との申し出で始まったと聞いています。

 

1月12日(金)もみじ学級から

 3階のもみじ学級から、私(校長)がお気に入りの恵楓園内の景色を撮影しました。7:40はまだ薄暗いです。本当は「雪景色の恵楓園の森」を撮影したいと思っているのですが、なかなかチャンスが訪れません。
 ところで、昨日夕方のTKUの番組で、児童たちが国立療養所菊池恵楓園を見学「ハンセン病問題を学ぶことで思いやりの心を(外部リンク)というニュースが流れていました。合志楓の森小学校・中学校では、「Kaede's Pride Project」という9年間を通したハンセン病問題を一つの柱にした人権教育に取り組んでいます。今回は小学校2年生が菊池恵楓園内を 境 園長先生らの案内で見学するという内容でした。ニュースの途中で、2年学年主任の 池田 先生と子供たちが言葉を交わすシーンがありましたが、こういう「心の耕し」が、子供たちの優しさや思いやりといった「豊かな心」を育むことになるのでしょうね。中学校に上がってくるのは5年ほど先ですが、どんな中学生なっているのかその成長が楽しみです。

 

1月11日(木)3年3組教室から

 8:15過ぎ、3階へ上がって、各学級の朝の会の様子を見て回りました。どのクラスも落ち着いていて、当番の生徒が会の進行したり、スピーチを行ったり、必要な連絡事項を伝えたりしていました。
 そんな中、一番の奥の3年3組の教室では、おそらく会の終盤なのでしょう。担任の 森 先生が「先生からの話」をしていました。その様子が何とも素晴らしい!!  すべての生徒が、きちんとした姿勢でお顔を上げ、森 先生の言葉の一つ一つにしっかり耳を傾けています。ここまでの担任と生徒たちとの信頼関係‥‥、一日や二日でできるものではありません。3年生は、おそらく卒業式で立派な姿を見せてくれるものと思います。しかし、それを待たずとも普段のこのような様子から、中学校3年間の生徒たちの確かな成長を垣間見ることができます。

 

1月9日(火)みんなの玄関から

 新年らしい玄関にしようと、私(校長)の妻に、生け花を生けてもらいました。「小原流」という流派で、大きく斜めだったり、広く空間とったりと、芸術に疎い私に意味は分かりませんが、雰囲気はそれらしくなったと思います。
 後期後半開始日の今日は、給食回数の調整から、給食なし3時間(冬休み明け集会・大掃除・学活)で、10:45下校予定となっています。しかし、明日からは1・2年生の字力テスト、3年生の学年末テスト(まず5教科)があります。冬休みの課題は終わっていると思いますが、明日に向けて、午後の時間を有効に活用してほしいと思います。

 

1月1日(月)屋上から

 本校校舎の屋上から「初日の出」を撮影しました。若干霧がかかって分かりにくいですが、今年は何とか南阿蘇外輪山の稜線から上ってくる御来光を撮影できました。縁起が良い年になりそうな予感です。
 保護者や地域の皆様、学校関係者の皆様、明けましておめでとうございます。旧年中は皆様のお陰で、本校教育活動の様々な場面で、数々の成果と確かな実績を残してくることができました。
 私事ではありますが、私(校長)は退職まで残すところ3ヶ月となりました。最後まで悔いの残らぬよう、本校職員とともに全力を尽くす所存です。
 令和6年が皆様にとって夢多き年となりますようお祈りいたしますとともに、合志楓の森中学校が更なる発展を遂げることができますよう、引き続きのご理解・ご支援をお願いいたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。 

 

12月22日(金)東門から

 今朝の最低気温は-4℃。この冬一番の寒さだったようです。後期前半の最終日に登校してくる生徒たちの背中も、いつもより丸まっているように見えました。
 東門横のフェンスには、小学生のバスケットボールチームで活躍している児童を紹介する横断幕の横に、野球のクラブチームで活躍する鈴木君(2年生)を紹介する横断幕もありました。聞けば、明日(23日)から台湾で開催される国際大会(U15)に九州選抜のメンバーとして参加するそうです。すごいですね。
 話は変わりますが、本日の1校時には冬休み前集会があり、その後大掃除、学活があって本日は午前中授業で下校です。2学期制ですので通知表はありません。その分、教育相談を充実させてきておりますが、お子様のことで何かお気になられることがありましたら、遠慮無くご相談(担任にしにくい場合は、直接管理職でも構いません)ください。

 

12月18日(月)みんなの玄関から

 みんなの玄関の北側入り口では、生活安全委員会の生徒たちが、あいさつ運動に立ってくれていました。よく見ると、2年・1年の新役員や新委員長が決まった今も、3年生の同委員会の生徒たちがきっちり参加してくれています。このような責任感の強い生徒は、きっと将来もそのことが周りの人々に認められ、自己実現の手助けになってくれるものと思います。とは言え、後期後半には完全引退となりますので、あとは自分の進路選択に専念してもらいたいと思っています。
 なお、左端に見える門松は小学校のPTAで製作していただいたものです。中学校PTAは東門の担当で、今度の土曜日(23日)に、黒石原区自治会生徒会の皆様にご指導いただき、生徒会の新役員・新委員長たちとともに製作する予定です。

 

 12月11日(月)職員室前ベランダから

 職員室前ベランダから東門方向を撮影しました。昨日は気持ち悪いぐらいの暖かさでしたが、この雨が終われば、再び冬の寒さが戻りそうです。
 また、手前のプランターに植えたのはスイートピーです。花咲く頃には、もう私は退職してこの学校にいませんが、「春の名残を いかにとやせん(忠臣蔵の季節です)」とならないよう、残り少ない期間を精一杯務めたいと思っています。
 ところで、本日から1・2年生は教育相談の期間に入ります。教職相談等を十分活用し、生徒にしっかり寄り添う指導や支援を行うことは、2学期制導入の目的の一つでもあります。もし、保護者の皆様からも相談されたい事柄がありましたら、遠慮無く学校(担任にしにくい場合は、直接管理職でも結構です)ご相談ください。