過去の「楓の森の舎窓から」その3

◎過去の「楓の森の舎窓から」その3  (その2その1

 

12月5日(月)みんなの玄関から

 みんなの玄関から外に見える「人文字の楓」方向を撮影しました。この楓の木は2本の木の胴部分でくっつけて、いずれ一本の木になるように植えてあります。しかし、紅葉の様子を見ると、明らかに右と左は色が違いますね。まだ一つの木にはなっていなようですが、いずれ合体した時、どのような紅葉になるのでしょう? 「興味津々」です。
 全く同じ種類のカエデの木にも1本1本個性があるように、人にも一人一人個性があり、そのどれもが貴重な存在です。異なるたくさんの個性をぶつけ合い、混ぜ合い、解け合いながら、どのような校風や伝統へと発展させていくのでしょう? 私はこの学校の校長でいるのは、長くても来年度3月までですが、10年後、20年後の合志楓の森中学校・小学校についても「興味津々」です。

 

12月2日(金)みんなの玄関から

 1年1組の学級閉鎖に引き続き、1年の残り2クラスの学級閉鎖に加え、本日はさらに2年の学年閉鎖の措置をとることになりました。みんなの玄関の特に東側は、静まりかえっています。
 今週始めから本校に広がってきた感染状況がなかなか収まろうとしません。来週は月曜日に熊本県学力学習状況調査があり(1・2年)、火曜日からは2年生の沖縄への2泊3日の修学旅行を控えています。今回の措置により、もうこれ以上感染が広がらないことを願うばかりです。
 ただし、オンラインによる最低限の学習保障は継続しています。生徒たちには、学校から出された課題に取り組むだけでなく、私(校長)がいつも言っている「誰(とりわけ教師)が見ていなくてもきちんとやれる生徒」として、一人一人の自主性を発揮してほしいと思っています。

 

12月1日(木)東門から

 今朝も東門に立ってみました。今日から12月ですが、急に気温が下がり、冬らしくなりましたね。登校してくる児童生徒も幾分か肩をすぼめて登校しているようにも見えます。
 マフラーや手袋、防寒着の着用も許可していますが、一応「派手でないもの」等の基準があります。このような場合、「これはダメなんですか?」という問合せが、生徒から(時には保護者からも)あるものです。私(校長)が、かつて勤務していた「学校の荒れ」が見られた学校では、そういう問合せが結構多かったように記憶しています。しかし、その学校にも自分の夢(進路)に向けて努力している生徒たちは数多くいました。そのような生徒たちにとっては、服装や身なり等に関する基準の多少の厳しい・甘いなどどうでもよいことのようで、「荒れ」に振り回されず落ち着いた学校生活を送っていたものでした。
 本校の場合、そういう服装や身なり等への問合せそのものがとても少ないです。外部のいろんな方から「合志楓の森中は、落ち着いていていいですね。」という声をいただくことが多いですが、その「落ち着き」は、このような状況からも見て取ることができると思っています。

 

11月29日(火)職員室から

 職員室の中央(小学校と中学校の間)にあるテーブルに、本日の熊日新聞が広げてありました。先日、2022熊日新聞コンクール中学新聞の部でグランプリの「熊日賞」を含む入賞を果たし、取材を受けたことを学校生活(ブログ:こちらをクリック)に掲載していましたが、今朝の新聞にそのことが記事になって載っていました。
 その記事をご覧になられた菊池恵楓園自治会の 太田 副会長様から、早速お祝いのメッセージのお電話がありました。そして、昨年度同様、それらの壁新聞の複製を菊池恵楓園内の歴史資料館に展示させてほしいとのご依頼もいただいたところです。
 生徒たちの頑張りが菊池恵楓園の関係者の皆様をはじめ、多くの方々に喜んでいただいていることは、校長としてもとても嬉しく誇らしいことです。壁新聞作成に取り組んだ生徒たち自身にとっても、自分たちの取組が、ハンセン病問題に対する教育・啓発をはじめ、人権が大切にされる社会づくりに貢献しているという自己有用感や自尊感情につながるのではないかと思っています。

 

1月28日(月)地域交流室から

 菊池恵楓園絵画クラブ「金陽会」の作品展「『知らない』を観に行こうVol9」の開催している地域交流室を撮影しました。この土日の一般公開では、94人の方にご観覧いたただいたそうです。
 中学校の生徒は、本日と明日、授業の中で鑑賞することになっています。私(校長)は、一足先に作品を鑑賞しましたが、本年度のテーマは「山」(こちらもクリック)。作品展のテーマが変われば、会場の雰囲気も大きく変わるものだと感じました。作品の総数は900点もあるとのことですから、これからもテーマを色々変えて開催できます。「継続は力なり」。ハンセン病問題に係る人権教育・啓発の視点からも、続けることこそ大事だと思っています。

 

11月25日(金)東門から

 今朝も東門からですが、撮影方向は「かえでの道」方面です。3年生の 秋吉 君は、今朝も上着(3年生は学ラン)を着ずシャツだけで登校しています。昔は「子どもは風の子、元気な子」などと言っていました。もはやそんな時代ではないのかもしれませんが、私(校長)は何となく応援したい気持ちになります。とは言え、高校入試も間近です。体調管理はしっかりやってほしいと思っています。
 ところで本日の午後、菊池教育事務所主催の「きくちの風」公開授業が本校で実施されます。授業者は、英語担当の 別府 先生で、担任する1年1組で授業をされます。別府 先生の卓越した英語指導力は、おそらく参観される他校の先生方にとって大いに勉強の機会になるものと思います。私(校長)として、本校1年生の学力の高さや学習集団としての学級の雰囲気、生徒たち一人一人の学習に向かう態度(特に意欲的に表現する姿勢)などにも着目して、参観していただきたいと思っています。 

 

11月24日(木)みんなの玄関から

 いや~、昨晩のサッカーワールドカップ、日本代表の対ドイツ戦、凄かったですね!! 朝から早速、本県サッカー界の重鎮でもある 髙橋 教頭先生に、昨晩のドイツ戦勝利に対するコメントをもらいました。一言で言えば、「作戦と総合力の勝利」だそうです。後半の選手交代やシステム変更がありましたが、外国チームは個人の能力は高くても、このようなチームとしての柔軟な対応は苦手とのこと。まさしく日本チームの良さが出た試合と言えるでしょう。
 朝の玄関で聞き耳を立てていると、サッカーワールカップに関係する話をしている生徒(特に男子)もいました。日本人ですから、やっぱり日本チームが勝てば嬉しいのは当たり前ですよね。ただし、本校では今日から後期の中間テスト。昨晩、ちゃんとテスト勉強ができていたかは、少し不安の残るところです。テストの不出来をサッカー日本代表のせいにはしないでほしいと思います。

 

11月22日(火)東門から

 「あと、1分30秒ぞ~~!!」 毎朝、東門に立っていたただいている 喜納 先生の大声が届くと、中学生数名が走り出しました。中学生は、8:10までに昇降口(みんなの玄関)を通過することになっており、それに間に合わなければ「遅刻」。今、走っている生徒たちはギリギリセーフのようです。一方、小学生は8:20までに登校すればよいので、余裕で歩いています。
 昨日の学校(概要)訪問では、菊池教育事務所長様をはじめ、多くのご出席の皆様から、本校の教育についてお褒めの言葉をいただきました。とりわけ各学級の落ち着いた雰囲気や生徒たちが意欲的に学習に取り組む様子等には、驚きを隠されないお言葉が数多く聞かれ、校長は鼻高々でした。
 ただし、学校経営全般や教育活動の詳細な部分については、貴重なご指摘やご助言もいただきました。これらについては、本校の実情や教育効果を精査しながら、工夫改善を図って参りたいと思います。
 また、本校が今年度から挑戦している「45分7時間授業」については、賛否両論からご意見がありました。それは最終的には、生徒たちの「学力」というエビデンスによって評価すべきことだと思っています。来月に実施される熊本県学力学習状況調査は、その指標の一つになるのではないかと思います。

 

11月21日(月)みんなの玄関から

 みんなの玄関に、すすきと菊の花を飾っていただきました。気持ちの良い風が玄関の中を通り抜けて、すすきの穂を揺らしています。季節はまさしく秋ですね。
 ところで、本日は菊池教育事務所の学校(総合)訪問があります。総合訪問は、3年に1回あるもので、今年度が本校の当たり年になりました。先生方も全員、授業構想案を書いて授業を行い、指導主事や協力者(他校の先生)に指導助言をいただくもので、義務制の小中学校にとっては一大イベントです。
 1校時は概要説明、2校時・3校時は授業参観、4校時は諸表簿点検等、5校時は分科会(各教科、管理、社会教育)への指導・助言、6校時は全体会(学校経営全体への指導・助言)の流れで行われます。
 さすがに私(校長)も、少しアドレナリンが出ている気がします。とは言え、今さらジタバタしても仕方ありません。本校のありのままの姿を見ていただき、ご指導・ご助言を賜りたいと思っています。

 

11月18日(金)職員室前ベランダから

 職員室前のベランダから国旗掲揚台方向を撮影しました。手前に森があるので全く見えませんが、この方向の森の先には、県立黒石原支援学校があります。
 黒石原支援学校は、小学部から高等部までの児童生徒が学ぶ病弱特別支援学校で、熊本再春医療センターをはじめとする関係機関との緊密に連携しながら、児童生徒一人一人に応じた特別支援教育が行われています。
 黒石原支援学校の 前川 校長先生は、本校の学校評議員をお務めいただいていますが、私(校長)が高校教育課で主幹をしていた時期に、お隣の特別支援教育課で同じ主幹の立場で勤務されていました。互いに教育行政の激務をくぐり抜けてきた、いわば「戦友」みないな間柄なので、「始めまして」の校長先生より、何かとお願いをしやすいものです。もちろん逆にお願いされた場合は、全力で対応するつもりです。
 「コネ」と言ってしまうと語弊がありますが、人脈が広いということは、その人にとってマイナスよりプラスになることが多いでしょう。本校の生徒にも、人生を豊かなものにし、自分の夢をより実現しやすくするために、少しでも多くの人々と繋がってほしいと思っています。そのためにもコミュニケーション能力を高めておくことは、とても大事なことだと思います。

 

11月17日(木)1年2組教室から

 本日は、西合志南中学校で熊本県中学校数学研究会の県大会が行われている関係で、数学担当の 長野 先生、森 先生、後藤 先生は、出張で本校にいません。たまたま昨日の人権教育公開授業の授業者もこの3人で、「1つの行事が終わればまたその次」といった感じです。
 長野 先生が担任の1年2組は、代理でもみじ5組担任の 池﨑 先生が朝の会に入っていましたが、いつものようにちゃんと話が聞けているように思いました。
 前にホームページや学校便りに、「人(とくに教師)が見ていないところでもきんちやる生徒」ということを書いていましたが、「担任がいない日もきちんとできるクラス」かどうかは、こんな日の様子を見ていると分かるのかもしれません。

 

 

11月16日(水)駐車場から

 本日の午後、合志市人権教育推進協議会学校部会の公開授業が、本校で行われ、協力者の先生等をはじめ多くの市内中学校の先生方が本校にお越しになるため、朝から人権教育部の先生方を中心に駐車場の整理をしていただいています。
 本日は、1年2組(長野 先生)、2年3組(森 先生)、3年3組(後藤 先生)の人権学習(総合的な学習の時間)の授業を公開し、ご参加いただく先生方と研究・研修を深めることになっています。いただいた様々なご意見やご指摘は、真摯に受け止め、今後の教育活動に活かしていきたいと考えています。
 なお、合志楓の森小の先生方は、別会場(南ヶ丘小・第一小)の公開授業に参加されることになっています。

 

11月15日(火)3階東側展示ギャラリーから

 12日(土)に開催した学習発表会(合唱コンクール)には、たくさんの保護者の皆様にご参観、あるいはオンライン配信のご視聴をいただき誠にありがとうございました。
 ステージの部は当日限りでしたが、展示の部はもうしばらくそのままに展示を継続しています。中学生が互いの作品を見合うのもためになりますが、小学生も休み時間等で自由に見学できるで、小学生に中学校ではどのような学習が行われているのか知ってもらう機会になります。また、より次元の高い作品に触れることで小学生の学習への意識も高まるのではないかと期待しているところです(小学校HPにも関連記事)。
 ところで、明日(16日日)には、合志市人権教育推進協議会学校部会の公開授業(各学年1クラス)、来週の21日(月)には、菊池教育事務所の学校(総合)訪問(全ての教諭・講師が研究授業)、25日(金)には、「菊池の風」公開授業(1年1組の英語)と、立て続きに行事があります。生徒たちは、いつものとおり授業を受けてくれればいいだけですが、先生たちにとっては、もうしばらく忙しい日々が続きそうです。ただし、私(校長)は、開校から1年半余りが過ぎた本校が、「効果のある学校」になっているか否かを、確認できる機会でもあるとも思っています。

 

11月12日(土)芝生広場から

 朝の7:50。芝生広場では1年2組の生徒たちが、合唱コンクールの最後の追い込みの練習をしていました。グラウンドのテニスコート前で練習している3年生の姿も見えます。
 すでにお知らせしておりますとおり、本日は学習発表会です。昨年度はコロナ禍のため、オンライン配信のみの開催でしたが、本日は保護者の皆様に学校にお越しいただき、参観していただくことも可能です。(YouTubeの限定ページにての配信も同時に実施)。また、今年度は合唱コンクールも実施され、各学級、本日に向けて練習を頑張っていました。
 ところで、本日の大取を飾るのは吹奏楽部ですが、3年生の部員も最後の1週間程度の練習に参加し、本日の演奏に加わります。昨日、3年生の部員の1人に、冗談ぽく「受験勉強、大丈夫ね?」とたずねました。すると、「校長先生、現実に引き戻さないでください。私の今、夢の中にいます。」と答えてくれました。そのユーモアを交えた返しっぷりも大したものですが、その生徒にとって、学習発表会で吹奏楽の演奏ができることは「夢の中にいる」と例えるぐらい楽しいことなんだなと、微笑ましく、また嬉しく感じました。
 本日の学習発表会。合志楓の森中の生徒たちは、きっと意欲的に発表したり、歌ったり、演奏したり、主体的な姿がたくさん見られるものと思います。とても楽しみです。

 

11月11日(金)人文字の楓から

 本校のシンボルツリー「人文字の楓」も徐々に紅葉してきています。
同じカエデ属でも、昨年度、現3年生が植樹したヤマモミジはほぼ真っ赤ですが、こちらのカエデは、もう少し低温に当てる必要があるようです。
 ところで、昨日(10日)は、学習発表会を行う明日(土曜日)を授業日にするので、振替休業日でした。明日の学習発表会は、ハイブリッドで行うため、保護者の皆様の参観も可能です。ご都合がよろしい方は、新型コロナウイルスの感染予防対策を行った上で、ぜひご来校ください。
 本校では、このような行事の際、大変申し訳ありませんが、徒歩でのご来校をお願いしています(最遠2km)。駐車場は若干ありますが、全保護者となると全く足りませんので、ご理解・ご了承をお願いします。
 なお、ローソン駐車場等への無断駐車は絶対におやめください。「子は親を写す鏡」という諺もあります。子育てにふさわしい良識あるご判断をお願いいたします。ご協力いたただいているPTA役員ややむを得ない事情で事前にご連絡いただいた方には、駐車券をお渡ししておりますので、お申し出ください。

 

11月9日(水)東門から

 雲一つ無い晴天のため、放射冷却現象が起きて登校時はかなり寒いです。しかし、昼間は20℃前後まで気温が上がるので、寒暖差に対する体調管理が必要のようですね。
 ところで、ご承知のとおり、東門には本校が旧菊池医療刑務支所跡に建設されたことに係る石碑(写真の右側)が建てられており、そこには「ハンセン病患者に対する偏見や差別を助長することにつながる事態が二度と引き起こされることがないよう」と文字が刻まれています。
 来週の水曜日(16日)には、本校において、合志市人権教育推進協議会学校部会の公開授業があり、各学年1クラス、計3クラスの授業が公開され、人権教育の研修の場とする予定です。今回の取り扱う人権課題は「部落差別問題」ですが、菊池恵楓園自治会をはじめ各方面から人権教育の拠点校としての役目を期待されている学校として、授業者のみならず学校総体で研究・実践に取り組んでいるところです。

 

11月8日(火)みんなの玄関から

 「みんなの玄関」から、本校のシンボルツリー「人文字の楓」方向を撮影しました。カエデの葉も幾分か色着いてきているように見えます。
 男子生徒の多くは、まだ上着(1・2年生はジャケット、3年生は学ラン)を着ていない生徒が多いようです。昼間はそれで全然問題無いですが、朝のこの時間帯は少し寒そうに見えます。なお、本校では制服の移行期間を定めておらず、生徒自身の判断に任せています。
 ところで、先週金曜日に生徒会の役員選挙がありましたが、当落が決定し、会長・副会長・書記の役職も定まりました。その結果については、本日の給食時のZoom放送で生徒たちへ知らせる予定です。残念ながら、落選してしまった立候補者の生徒もいますが、その人たちのやる気や熱意を、私(校長)はしっかり買っています。ぜひ、委員長・副委員長や代議員等の役職で活躍してくれることを期待しています。

 

11月7日(月)職員室から

 朝の出勤後、職員室の校長用の机を見ると、賞状が2枚置いてありました。この土日に行われた部活動の大会で、男子ソフトテニス部が団体戦で準優勝、女子バスケットボール部が3位入賞を果たしました(こちらにも参照)。両大会とも、いわゆる「冠大会」ではありますが、郡市の枠を超えた出場校のある大きな大会です。最近、本校の部活動の調子が良いことは、以前の学校生活(ブログ)等でお知らせしていましたが、こんな風にいい結果を続くと、つい「来年度の中体連は‥‥」。煩悩をなかなか捨てきれない校長なのでした。
 ところで、今週末の土曜日(12日)に学習発表会が迫ってきました。生徒たちには、これまでの学習や練習の成果を十分発揮して、悔いの無い、また思い出に残る行事にしてほしいと思います。その一方、先生方は、とにかく忙しい。「手を抜く」と言うと語弊があるかもしれませんが、後回しにしたり軽く扱ったりできることがあれば、そうしてもらって構わないと思っています。

 

11月4日(金)体育館から

 朝の7:45。体育館をのぞくと、選挙管理委員会の生徒たちが、本日の5~7校時に実施する生徒会役員選挙討論会及び投開票の準備をしていました。
 昨年度の第1回の役員選挙の時もそうでしたが、裏方である選挙管理委員会の生徒たちの「縁の下の力持ち」としての活躍が見られています。本校の生徒会活動の「自治」の精神は、こんなところに支えられてるんだと改めて思いますし、これが本校の伝統になりつつあることに、校長として喜びと誇らしさを感じています。
 2年生は5人、1年生は4人が立候補しています。その中から誰が役員(5人)に選ばれるのでしょう? 立候補者の選挙公約を読ませていただきましたが、どの候補者からも並々ならぬ意欲が伝わってきます。校長としては、全員を当選させてあげたいところですが、当落に関係なく、この意欲は本校の発展につながるでしょうし、立候補者自身もこの経験を通じて多くの学びがあり、キャリアップにつながるものと思っています。

 

11月2日(水)東門から

 今朝も選挙運動をしている2年生の立候補者や応援者の様子ですが、今日は東門です。2年生からの立候補者の女子は1人だけで、あとは男子生徒です。私(校長)のイメージでは、女子生徒の方が男子生徒に比べて精神的な成長は早いからでしょうか、最近の中学校では、生徒会活動も女子優位で進められることが多いような気がしていましたが、本年度の2年生は少し違うようです。男子だから女子だからと性差を気にする時代ではなくなってきていますが、少し意外には感じています。
 ところで私は、本日の4校時、1年1組のローテーション道徳に入り、今日で1・2学年全てのクラスで授業をさせてもらうことになります。私はホームページのネタ探しも兼ねて、普段からよく授業の様子を見て回るのですが、端から授業を見るのと、自分が実際にしてみるのでは、学級の雰囲気の感じ方が違います。各クラスの性格というか、個性というか、そういうことを実感できるのもローテーション道徳に入る楽しみの一つです。

 

11月1日(火)合志のみちから

 今朝も「合志のみち」の生徒会役員選挙の選挙運動の様子の写真ですが、今日は2年生の立候補者や応援者がこちらに立っていました。
 ところで、お子様から話を聞かれたかもしれませんが、本校(中学校とは限りません)で、いじめ事案(今後の対応次第では深刻化することも懸念されるレベル)が発生し、昨日の7校時終了後に緊急の集会を開いたところです。
 もちろん全校生徒一人一人に自分事として受け止めてほしいのですが、とりわげ生徒会役員として本校のリーダシップをとろうとしてる立候補者の皆さんには、いじめのない安心・安全な学校にするためにはどうしたらよいか、この機会に考えてみてほしいと思っています。
 なお、本日は10:00から、学校評議員会があります。本校の良いところも課題となるところも、ありのままを説明させていただき、ご意見等をいただきたいと思っています。

 

10月31日(月)合志のみちから

 今朝も「合志のみち」では、生徒会役員選挙の立候補者や応援者が選挙運動をしていました。今日はこちらが1年生、東門が2年生で、1日交替で立っています。道の両側から声が掛けられるので、そこ通る生徒はちょっと困った感じにも見えます。
 ところで、本日で10月も終わり、明日から11月です。歳を取ると時間の過ぎるのか早く感じると言われていますが、たしかに「あっという間に本年度もここまで来た」と感じがしています。学習発表会までのあと12日間など、私(校長)にとっては「瞬間」です。その瞬間、瞬間を大事に生きなければと切実に思う今日この頃です。
 若い生徒たちはもう少し長く時間を感じられると思うので、総合的な学習の発表にしても、合唱コンクールの練習にしても、時間を上手く使い、充実かつ有意義な活動にしてほしいと思っています。

 

  10月28日(金)東門から

 朝の8:00。小学校6年生を乗せたバスが、小学校・中学校の教職員、及び生徒会選挙の選挙運動をしている1年生に見送られ、長崎への修学旅行に出発しました。
 修学旅行と言えば、昨夕19:00からの修学旅行説明会に、2年生の保護者の皆様に集合またはオンラインでご参加いただき誠にありがとうございました。
 修学旅行の日程や準備等、代金の支払い、留意点等については、町田 第2学年主任及び東武トップツアーズの担当者の方からの話のとおりですが、私(校長)からも、「せっかく楽しみにしていたのに行けない」という残念な結果にならないよう、出発2週間からの家族ぐるみでの新型コロナウイルス感染防止対策の徹底を、改めてお願いしたいと思います。

 

 

10月27日(木)本校HPから

 本日、朝の7時8分58秒の本校ホームページのキャプチャ画面です、アクセスカウンターが「99,999」でした。その後、7時13分には「100,000」に。遂に10万アクセス達成です。小学校のHPはとっくに10万アクセスを達成し、15万に迫ろうという勢いですが、中学校はPTA数が小学校の半数以下であることを考えれば、なかなかの達成スピードだったのではないかと自己満足しています。
 開設当初は1万アクセスに3ヶ月以上かかっていたのですが、それが2ヶ月に縮まり、最近ではおよそ1ヶ月半で1万のアクセスのペースになっています。このように加速度的にアクセス数が伸びてくれば、20万アクセスに届くのにあと1年はかからいような気がしています。とは言え、興味や関心を持っていただける魅力あるホームページであることが大前提です。今後もご閲覧いただく皆様に喜んでいただけるWebページ作りに努めますので、どうぞよろしくお願いします。

 

10月26日(水)職員室から

 職員室の校長席後方のホワイトボートに書かれたおめでたいお知らせです。一昨日、本校の講師で、現在、産前産後休暇中の 平野 瑤子 先生が、無事ご出産(男児、体重3100g)されました。
 これで開校以来、本校職員にあわせて4人の新しい家族が誕生しました。こういうおめでたい出来事が続くのは、職員全体の雰囲気が明るくなって、校長としてもとても嬉しい限りです。少子化が日本社会の課題と言われている昨今、本校職員は、私生活でも明るい未来づくりに貢献していると言えるかもしれません。学校という職場が、女性職員が安心して妊娠・出産でき、男性職員が積極的に育児・子育てに参加できる職場であるよう、校長として努力を続けたいと改めて思ったところです。
 ところで、本日は3年生共通テストの2日目です。また、5校時には小学校1年生の研究授業(授業者:岩田先生)及び授業研究会があり、中学校職員も全員参加して、小中一貫教育の推進について研究を深めることになっています。この1年生も8年後には、3年生になって共通テストを受けるのです。その頃、どんな中学生に育っていてほしいのか。またそのために我々小・中学校の教職員は、どういう取組を進めていくべきか。など、有意意かつ建設的な議論ができる研修になればいいなと思っています。 

 

10月25日(火)3の3教室から

 本日と明日、3年生は共通テストが実施されます。まだ始業前の7:50。3年生の教室をのぞくと、登校した生徒の多くは、問題集や過去問のプリント等を開いて、自習しています。私(校長)が、「最後の悪あがきね?」と聞くと、生徒の1人が、「違います。最後の追い込みです!」と答えてくれました。素晴らしい!! 何と前向きな物事の考え方でしょう。
 また、1問1答の形式で暗記内容を確認している生徒が多かったように思います。運が良ければ、ここで確認した知識が問題に出ないとは限りません。最後まで諦めない姿勢というのは、何事にも大事ですね。
 共通テストは、公立高校入試と全く同じ日程で、本日(1日目)が国語・理科・英語、明日(2日目)が社会・数学の順序で実施します。3年生には、これまでの学習の頑張りの成果をしっかりこのテストにぶつけてほしいと思っています。

 

10月23日(日)大会議室から

 本日、合志楓の森小学校・中学校を会場に、令和4年度合志市総合防災訓練が実施されます。災害対策本部のセッティングが整ったが大会議室の様子を撮影しました。
 本日はまず、地震及び地震に伴う火災発生を想定した避難訓練(運動場へ避難)が行われ、その流れでヘリ救出デモ(屋上)が行われます。
 その後、小学生は主に運動場で災害関連・避難所関連の展示のスタンプラリー、中学生は体育館で避難所運営ゲームを体験します。さらに情報委員会の生徒は、臨時に開設するFM局の運営にも関わります。FMの周波数は、89.5Mh(10:15から試験電波発信中)です。お時間のある方は、ラジオをつけてみてください。
 本日は授業日と日曜日を振り替え、合志市当局と全面的に連携・協力しながら実施していくことにしています。本日の体験が、子供たちにとって貴重な体験になり、地域の1人として防災意識がさらに高まってくれることを期待しています。

 

10月21日(金)芝生広場から

 菊池郡市中体連大会駅伝大会に出発する直前の男女駅伝チームを撮影しました。いよいよ本日、大津町運動公園周回コースで開催されます。
 監督の 益﨑 先生の話では、男女ともに相当いいチームに仕上がってきているそうです。ただし、駅伝は当日のコンディションや条件によって、様々なドラマが生まれるものです。単に個人個人の能力の足し算でないところに、この競技の難しさとともにおもしろさもあるのでしょう。
 私(校長)は、会場に行って直に応援する予定です。学校に残るみんなは、心の中でエールを送ってくれたら嬉しいなと思います。例によって、速報(ここをクリック)を掲載したいと思っていますので、ご覧頂ければ幸いです。

 

10月20日(木)3年1組教室から

 朝の会が終わって1校時の授業が始まる間の数分間。この僅かな時間も惜しんで、来週実施される共通テストへ向けて自主学習をしている3年生。まさしく「受験生!!」といった感じです。
 その生徒たちの多くは、各教科の担当の先生から配布された過年度の共通テストの問題を解いていました。入試問題形式のテストのパターンに慣れるという意味では、テスト直前にこのような学習を行うのも必要かもしれません。しかし、共通テストは高校入試と同じく、完全な「実力テスト」です。それも、進路選択のための「実力を見る」重要な資料を得るためのテストです。たまたま良い結果が出て、それをもとに実力以上の志望校に決めてしまうと、逆に入試本番は失敗、つまり不合格になることも考えられます。そう思えば、特に構える必要はなく、普段通りにテストを受ければいいのかもしれません。
 理想と言われるかもしれませんが、共通テストが「合格できる高校を探す」ためのテストではなく、「行きたい高校に合格できるかを確認する」ためのテストであってほしいなと思っています。

 

10月18日(月)職員室前ベランダから

 完全な逆光です。職員室前のベランダから東門方向を撮影しました。
 左手前の緑のカーテン用のネットは、アサガオを諦めて、秋キュウリを植えています。秋のキュウリは夏のキュウリのように水っぽくなく、寒暖の差があるため、個人的には味が濃く美味しいと思っています。霜が降れば完全に枯れるので、あと何日もってその間に何本実をつけるでしょうか。
 ところで、昨日と本日、第3学年は高校説明会を行っています。本日は、私立高校16校の先生方が来校されることになっています。
 また、いよいよ来週には共通テストが待っています。何事にも前向きに頑張ってきた3年生のことですから、この共通テストでも自分たちの力を発揮して、良い結果を出してくれるのではないかと期待しているところです。ただし、高校入試に関しては、学力が高ければその分難関校を受験する生徒が増えてくるのも当然のことです。卒業までのこれから5ヶ月、3年部の先生方にとって、気の抜けない時期となることに変わりはありません。

 

10月14日(金)グラウンドから

 本日が駅伝大会へ向けた朝練(走り込み)の最終日になります。最後の1週間は、いかにベストのコンディションにもっていくかが重要なので、夕方の練習でその調整を行っていくそうです。監督の 益﨑 先生の采配と選手達一人一人の心がけが競技結果を左右します。毎年、箱根駅伝などで盛り上がりますが、そういうところに駅伝のおもしろさがあるからかもしれません。
 ところで後期前半(10月・11月・12月)は、たくさんの行事がつまっている大忙しの時期になりそうです。総合防災訓練や学習発表会、2年生は修学旅行があります。もちろん3年生は共通テスト等があり、進路選択の正念場です。また、菊池教育事務所の学校(総合)訪問や人権教育の公開授業があり、教職員にとってはこれも一大イベントです。他にも昨年度はコロナ禍で実施できなかった行事や研修・会議等が、今年度は実施されそうです。
 生徒たちも先生たちも、やるべきことに優先順位をつけながら、一つ一つに確かな成果を求めつつ取り組んでくれたらいいなと思っています。

 

10月13日(木)再春荘前の新踏切から

 本日から令和4年度の後期がスタートします。引き続きこのホームページ共々、合志楓の森中学校をよろしくお願いします。
 ところで、ご承知かと思いますが、10月10日に新御代志駅がオープンし、熊本電鉄の線路が変更になりました。それに伴い再春荘前の踏切も位置を変えて稼働しています。
 私(校長)も気になって、今朝、様子を見に行きましたが、警報器が鳴って遮断機が下りている間、きちんと待機さえしていれば安全上の問題は無いようです。かなり斜めに交差しているのは、珍しいと思いましたが、法定内の角度だそうです。
 なお、御代志地区の保護者の当番の方も、安全確保のため立っておられましたし、小学校の 角田 校長先生も、徒歩で踏切まで行かれていました。また、西部民児協の会長で、本校の地域学校協働活動推進員でもある 村山さんも、お店の外に出て立っていただいていました。村山 さんは、いつものように小学生とジャンケンをされていました。実はこれには、ポケットに手を突っ込んだままの子供たち(もし転倒したら顔から落ちます)に、手を出させる効果があるそうです。改めて、子供たちはいろんな人々の支えや見守りの中で成長しているんだなと思います。

 

10月12日(水)遊び庭から

 校舎1階の西側にはウレタンを敷いた「遊び庭」があり、小学校低学年の児童たちの学習の場や遊び場として使える他、部活動のアスレチックトレーニング等にも使えるようになっています。
 秋休みの間に、その東の端の外階段の下のスペースを利用し、リサイクルボックスが設置されました。これは、小・中学校の環境・ボランティア委員会が合同で行うアルミ缶のリサイクル活動に使用するため、社会福祉協議会からの補助金を活用し購入した物です。
 SDG’s(持続可能な開発目標)の考え方が唱えられて久しくなり、学校でもそのことに関連した学習は数多くおこなっています。ただし、頭の中で「自然環境は大事なよな」とか「省エネが必要だよな」と理解するだけで、本当にSDG’sに繋がるのかという疑問は残ります。そういった意味からも、生徒たちが小学生も巻き込み、リードしながら自分たちで「気づき、考え、行動する」今回の取組は、とても意義深いことだと思っています。
 なお、この活動は、本校が加盟しているJRC(青少年赤十字)の活動の一貫としても位置づけています。

 

10月11日(火)体育館から

 本日と明日は、秋休みで学校は休業日です。みんなの玄関や教室棟はとても静かですが、体育館ではバレーボール部と男子バスケットボール部が練習をしていました。
 この2日間のお休みは、生徒たちだけでなく先生方にも「できるだけ年休を出してお休みしてください」と言っています。中島 教育長からも、「秋休みはモラトリアムの発想で」とご指導いただいています。ですから、今日しなければならない仕事や要件がある先生以外は、お休みいただいており、本日は14人の先生方が年休を申請されていました。「働き方改革」を推進すべき立場の校長としては、有り難い限りです。
 このように生徒も教師もできる限りリフレッシュの機会にしたい秋休みですが、話によると、本日や明日に、職員会議や校内研修を入れている学校もかなりあるそうです。その点本校では、45分7時間授業を実施しているおかげで時間に余裕があり、この秋休みにあえて入れようという考えにはなりません。2学期制の効果に併せて、45分7時間授業の効果も実感できる秋休みとなっています。

 

10月7日(金)東門から

 今朝は、合志ライオンズクラブの皆様が、「薬物乱用防止キャンペーン」としてあいさつ運動に立っていただいています。薬物乱用防止キャンペーンのチラシは、すでに生徒たちに配付済みですが、本日の前期終業式後の生徒指導主事の話の中で、改めて指導することにしています。なお、合志ライオンズクラブ会長の 内田 様((株)TONANホールディングス社長)は、合志楓の森中学校区の学校運営協議会(コミュニティスクール)の委員もお務めいただいています。
 さて、本日で令和4年度の前期が終了します。本日の終業式では、生徒たちと先生方の頑張りのおかげて積み上げてきたたくさんの実績の中から幾つかを紹介し、褒めまくり(自慢しまくり?)たいと思っています。

 

10月6日(木)2の2教室から

 朝の短学活の様子を見に行くと、2年2組では生徒たちが小さい用紙に何やら書いています。担任の 松本 先生に何をしているのか聞いてみると、明日の前期終業式において、2年生代表で「前期の反省及び後期の抱負」を述べる代議員さんが、今朝はそのリハーサルとして、まず自分の学級で発表し、その発表への返し(感想や激励、アドバイス等)を全員の生徒が書いているとのことでした。
 なるほど、事前にこういう取組をしておけば、単に発表する生徒の練習というだけななく、発表者にとっても周りの生徒にとっても、「みんなの代表」という意識が高まりますよね。生徒同士の心の交流を意図的に仕込む。こんな丁寧で地道な実践を積み重ねていくことが、学級の支持的風土作りにつながるんだと改めて感じます。松本 先生は、今年度新規採用の教員ですが、「なかなかやるな!!」と感心したところです。 

 

10月4日(火)体育館から

 本日の14時から行われる「知事出前ゼミ」の準備が整った体育館を撮影しました。
 蒲島 郁夫 知事は、平成20年に、熊本県知事にご就任なさり、現在4期目をお務めになられています。熊本県のリーダーとして、大変お忙しい日々の中、本日は、合志楓の森の児童生徒のため、ゼミの講師としてお越しくださることになりました。
 知事になられる以前の、ご経歴につきましては、おそらく本日のお話しの中で自己紹介されると思いますので、割愛しますが、知事は、「人生は夢」という言葉が、お好きだそうです。
 合志楓の森中学校の学校教育目標は、「夢と誇りを持ち、自分らしく主体的に行動できる生徒の育成」で、いみじくも「夢」という言葉で始まっています。本日の講話のタイトルも「逆境の中にこそ夢がある」です。児童生徒のこれからの人生に向けて、夢を大きく膨らませる貴重なお話しが聞けるものと、楽しみにしているところです。

 

10月3日(月)みんなの玄関から

 掃除時間の「みんなの玄関」の様子です。みんなの玄関では、小学生・中学生が入り混じって掃除しているの日常の風景が見られます。明日は、「知事出前ゼミ」があるので、たくさんのお客様がいらっしゃいますが、火曜日なので掃除がありません。そのことを踏まえ、「いつも以上に念入りに掃除をお願いします」と教務主任の 井上 先生からお昼に放送があっていました。
 そんな中、ほとんどの中学生は、小学生のお手本にふさわしい掃除ぶりです。しかし、中には私(校長)の存在に気付いてから、慌てて掃除している(ふりをする)生徒が全くいない訳ではありません。しかし私は、そういう生徒が一定数いる方が、学校としては正常だと思っています。10人が10人、100人が100人、ひたすら掃除をしていたら、私はむしろ全体主義国家ようなイメージを持ってしまいます。掃除は主体的にしてこそ教育的に意味があるのではないでしょうか?
 ただし、落ち着いた学校と荒れる学校との間では、そういう生徒が大手を振っていられるか、形見の狭い思いをするかの違いは見られるかもしれません。前者のような雰囲気のある学校では、いずれは校長が来ても掃除をするふりさえしなくなることでしょう。現時点の本校は、頑張る生徒や真面目な生徒が正当に評価される学校であって、からかわれたり冷やかされたりする学校ではないと私(校長)は思っています。

 

9月30日(金)東門から

 毎朝、東門には、進路指導主事の 喜納 先生に立っていただいています。しばらく観察していると、小学6年生はきっちり 喜納 先生に挨拶をします。おそらく、喜納 先生は6年生の社会の授業を担当しているので(小学校HPの関連記事はこちら)、お互いよく見知った間柄だからではないでしょうか。
 「進路指導主事」という校務分掌は小学校にはありません。高校入試がないからです。しかし、高度成長期の頃までは、まだ多くの中学卒業生が高校へは行かず、就職していました。ですから、当時の進路指導主事は就職斡旋、つまり今でいうハローワークのような仕事もしていました。「15歳で子供たちを社会へ送り出す」とても重要な任務だったことでしょう。
 しかし、現在の進路指導主事の主たる業務は、進学(高校入試)に向けての環境整備や事務処理です。昔も今も、生徒たちの人生を左右するという意味では、重要さは同じです。ただ私(校長)は、「いずれは社会に出る」その時のことをしっかり考え、夢の実現につながる進路選択であればいいなと思っています。
 進路指導主事の仕事は、これからとても忙しくなります。特に 喜納 先生の場合は、合志楓の楓の森中初の進路事務を担当することになります。喜納 先生をリーダーに、管理職や3年部はもちろん全職員で協力しながら、遺漏のないよう進路事務を進めていきたいと思っています。