学校生活

研究授業

 11月1日、今日は2つの学級で研究授業が行われました。

 2時間目は、小学部3・4年生で行われた算数科の授業です。小学部では複式の授業を行っています。基本的には一人の先生が2学年の授業を行うので、片方に直接指導を行う間は、もう片方の学年は基本自分たちで学習を進めることになります。

 3・4年生の授業では、この自分で学ぶ学習の時間を「スマイルタイム」と命名し、一人一人ができる学習を進めているそうです。この日は、計算スキルを進める子どもやタブレットを使ってeライブラリという学習ソフトで学習をする子など様々でした。

 また、3・4年生の大きな特徴の一つが、とにかくノートがきれいであるという点です。線(矢印や記号も)は定規で、文字はわかりやすく、見やすくするために隙間を空ける、など。見やすくまとめられたノートは、後で見直したり、自分の考えを整理したりする上でとても有効です。一人一人が「できた」「わかった」を実感できる授業の様子でした。

 3時間目は、中学部かがやき学級の道徳の授業でした。「泉の良さを知る」をテーマにした「郷土愛」の学習です。在籍する2人は、これまで調べた自分が居住する地域の良さを紹介するプレゼン資料を活用して、泉の良さをしっかり考えていました。「人」や「自然」「伝統芸能」などを大切にすることで、泉の良さをもっと伝えていきたいと語っていました。

 11日に行われる文化祭では、「わが町 泉の未来を考える」と題して劇を発表する中学3年生。残り5ヶ月で義務教育を終えようとする今、この15年間で学んだ・感じた泉を、精一杯表現してくれると期待しています。