時を超え息づく和紙の芸術! 山鹿灯籠を身近に!!

室町時代から伝わる山鹿灯籠は、木や釘を使わず、糊と手漉きの和紙だけで制作される伝統工芸品です。「千人灯籠踊り」で有名な金灯籠をはじめ、神殿造り、座敷造り、城造りなど様々な様式があり、すべて手作業で精巧に表現されています。

 4年ぶりに通常通りの規模で開催される山鹿灯籠まつりを前に、山鹿ふるさと振興会(寺崎勇児会長)様から、見事な「山鹿灯籠」(善光寺:長野県)を寄贈いただきました。

 今回、山鹿中学校に寄贈していただくにあたって、普段近くでは見る機会が少ない灯籠に触れ、灯籠の精巧さ、奥深さを実感し、このような素晴らしい伝統文化をこれからを担う世代に受け継いで欲しいという思いやふるさと山鹿の素晴らしさや魅力にあらためて気づいてほしいとの願いも込められています。

 現在、山鹿中学校玄関の事務室前に設置しております。生徒のみなさんはもちろん、山鹿中学校にお立ち寄りの保護者や地域の皆様にも、ぜひご覧いただきたいと思います。