「親の子ども時代の写真」を見せてみましょう
多くのご家庭でもおありかと思いますが、
私も子どもが幼い頃、自転車に乗る練習をいっしょにしたことがありました。
子ども用の自転車に乗せ、荷台をつかんで、後ろからいっしょに走ってあげます。
「いいぞ、いいぞ、その調子」
とか言いながら走らせますが、それでも子どもはバランスを崩して倒れたりします。
激しく倒れないように荷台を持っていたりするわけですが、
子どもが何回もうまくいかなくて、半べそをかいても
「もう1回、もう1回」
と励まして乗せます。
「大丈夫、大丈夫。お父さんもすぐには乗れるようにはならなかったぞ」
そのうち、長く乗れるようになって、ハンドルが大きくぶれてバランスを崩すようなことが減ってきたら、
頃合いを見て手を離してやります。
「できた。できた」
とほめて、また励まします。
まあ、このようにして自転車の練習をするものではないでしょうか。
これが、「転ぶのがかわいそうだから」と大人が手を離さないままだったり、
ずっと補助輪を付けたまま外さなかったりするなら、どうでしょう。
いつまでも一人で自転車をこぐことは、できないかもしれないのではないでしょうか。
このようなことを思い返したのは、次の記事を目にしたからです。
開成の元校長が語る「親の子ども時代の写真を見せること」の効果
大学進学で実績のある進学校、開成中学・高校の校長を長く務められた、柳沢幸雄先生のお話です。
少し長いですが、引用してみます・
*****
子どもの失敗、大いにけっこう! 親が先回りして失敗を防いではダメ
学校の勉強、友達関係、受験や部活動……。
保護者は、つい子どもが心配になり、先回りして、失敗しないように手はずを整えてしまいがちですが、それはやらないほうがいい。
失敗しない人生を目指さなくていいのです。
保護者の方も、考えてみれば、たくさん失敗してきているはずです。
でも、ちゃんと生きています。失敗したからこそ、今の自分があるのです。
その自分に自信を持てばいい。
むしろ、保護者の方は、子どもに失敗したときのことを話してあげてください。
親が子ども時代のことを、子どもに伝えるのはとても大切なことです。
親にも子ども時代があったのだと。
そのときにはやんちゃだったり、忘れん坊だったり、恥ずかしがり屋だったり、
自分のリアルな様子も話すと、子どもはほっとします。
*****
そして、柳沢先生は
「保護者の子どもの頃の写真や、卒業文集があったら、ぜひ子どもに見せてあげましょう」
と提案されています。
*****
親がカビ臭い昔の、あるいはだれかが作った理想像を掲げ、
「こういうふうになってほしい」「なぜなれないんだ」と子どもを責め立てたら、
それは自分の人生を棚に上げたことになり、血の通ったあたたかみのある話にはなりません。
それより、失敗を乗り越えた自分を子どもに語り、
笑いの中から、歩むべき道を自分の行動から教えてあげましょう。
*****
これは、私の好きな相田みつをさんの書の一つです。
受け身を教えるときも、大人がまずやって見せることでしょう。
もうすぐ冬休みです。
今年の年末年始は、外出を控え、家庭で過ごされる時間も増えるのではないでしょうか。
その家族の時間の中で、ご自分の中学生時代の写真などを囲みながら、
楽しくお話をしていただくのもいいのではないかと思います。
★6月は食育月間です。
6月の「給食だより」に「食育月間」や「食育」について掲載されています。
「給食だより」をぜひご覧ください。
★天草市消費者生活センターからの注意喚起です
ご一読ください。
★天草市教育委員会より
「天草市における
『学校部活動の地域移行』
に関する進捗状況について」のお知らせがありました。
資料を添付しておりますので、ご一読ください。
Let’s go to the library!!
【今週のくまTOMO】ごみ / 鳥
3月16日のくまTOMOの記事から、
「健康へのえいきょう心配 プラスチックごみ」
「KUMAMOTOとりさんぽ 県農業公園 春の合志市を散策」
をピックアップして関連図書を集めました。
鳥の本は、眺めるだけでも楽しいです。
『366日の誕生鳥辞典』は、その鳥にまつわる伝承や由来を元に誕生鳥が制定してあり、自分の誕生日の誕生鳥はどんな鳥か調べたり、自分と似ているところはあるか想像してみたりして楽しめる本です。
御所浦のイベントにあわせて…
御所浦の、恐竜の島博物館で一周年記念イベントが3月15日にあるそうですね。
現在、図書室前の廊下には、
イベントにいらっしゃる小林快次さんの著書
・『ぼくは恐竜探険家!』
・『恐竜時代』、
小林さんも監修者の一人である『NHKスペシャル恐竜超世界IN JAPAN』
と、そのた恐竜関連の本を並べて置いています。
気になる方はぜひ借りてみてください。
「アスクレピオスの杖」
校長先生から紹介された、「アスクレピオスの杖」のお話について振り返ってみたい方、
図書室にある『世界の神々大図鑑』(グラフィオ/編集、金の星社)をご覧ください。
NDC 164 (神話、神話学)
※現在は特集コーナーに置いています。
【くまTOMO】不登校/いじめ
今回のくまTOMOの中から、
「不登校34万人 増加続く」
「いじめも過去最多」
の記事に注目して、関連する本を集めました。
気になる本があったら、ぜひ借りてみてください。
※冬休み特別貸出中!一人5冊まで借りることができます。(返却は1月10日まで)
【くまTOMO】世界遺産/走り方
今回のくまTOMOの中から、下記の記事に注目して、関連本を集めました。
・「親子走り方教室」
・ナスカの地上絵
左側に走り方の本、陸上関連の本、右半分には世界遺産の本を置いています。
☆パラパラとめくってみたり眺めてみたりして、気になる本があったらぜひ借りてみてください。
【くまTOMO】氷
今回のくまTOMOから、「氷の不思議」の記事に関係する本を集めています。
氷に関する本。
『空想科学読本』には、氷を操るキャラクターを科学的に解説しているページがあります。
氷のキャラクター、みなさんは誰が思いつきますか?
【くまTOMO】猫島(湯島)/ノーベル賞
今回のくまTOMOから、湯島の記事とノーベル賞の記事に注目して、関連する本を集めています。
湯島に関する本は、熊本日日新聞社が発行した『猫島ありのまま』がありました。
ノーベル賞に関する本は、ノーベルさんのこと、ノーベル賞を受賞した人々の本を集めて置いています。
(ここの本ももちろん借りることができます)
コラボ給食
今週の給食は、図書とコラボしたメニューでしたね。
火曜日の給食で紹介された『食堂かたつむり』と、
水曜日の給食で紹介された「めぐろのさんま」が読める『落語ものがたり事典』
を廊下の特集コーナーに集めました。
また、「ごはん」に関するお話がたくさん載っている、『つやつやごはん』も一緒に置いています。
物語と食をいっしょに楽しみましょう。
【今週のくまTOMOコーナー】ごはん/感染症
今回のくまTOMOの記事の中から、
「ホテル日航熊本 食育イベント 稲刈り、すし作り」に注目して、[おにぎりの本や和食の本]
そして
「感染症増え最大級の流行」の記事より、[感染症関連の本]
を集めて置いています。
気になったらぜひ借りてみてね。
【今週のくまTOMO】ネットトラブル【記事関連本コーナー】
今回のくまTOMO、「ぷれすけの教えてネット Q オンラインゲーム 注意点は?」の記事に注目!
関連する本を集めています。
ネットで起きやすいトラブルとは・・・?
(このコーナーの本ももちろん借りることができます)
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 森 健一
運用担当者 唐田 尚子
住所:天草市久玉町2364番地
電話:0969-72-3214
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