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「永遠の0」について

私が小さい頃は、戦争を扱った映画やドラマが今より多かったと思います。

幼い頃は父と戦争映画を見に行きました。

父は戦時中はすでに成人して、戦地にも行っていたと聞きました。

しかし、父の口から戦争の話は聞くことはありませんでした。

見に行った映画は「特攻隊」や「人間魚雷」を扱ったものだったのを

ぼんやり覚えています。

やはり当時の映画は戦争を美化したような内容で、

涙を誘うような内容だったと思います。

父がどんな思いでそのような映画を私の手を引いて見に行ったのか、

今となっては分かりません。

 

テレビでも米国の戦争ドラマ「コンバット」が人気でした。

私は「コンバット」に出てくるのとそっくりのヘルメットを買ってもらっていたのを覚えています。

ゼロ戦が登場するドラマもあって、

私はその航空用のメガネというか、ゴーグルというか昔の水中メガネのようなものが

かっこよくて、欲しかったのですが、これは買ってもらえませんでした。

↓ これです

 

先日、2年生の社会の授業を参観しましたら、

丸山先生が映画「永遠の0」の予告編を生徒たちに見せていました。

太平洋戦争の学習の導入だったようです。

私はこの映画は劇場公開時に見に行った覚えがありました。

生徒たちも興味をもって見ていました。

 

百田尚樹さんの原作になる映画で、主演は岡田准一さん、

他に井上真央さんや三浦春馬さんも出演していました。

……実の祖父、久蔵が凄腕の零戦乗りで、卑怯者と誹られても

「(まだ見ぬ)娘に会うまでは死なない」と妻との約束を守り続け、

どのような生涯を送り特攻を選んだのか、(Wikipediaから)

……孫の青年が生存者に話を聞いていくという物語です。

 

詳しい内容は控えますが、

丸山先生の授業を見ながら、

この映画を授業で取り上げるとすると、いろいろな視点があるのかなと思いました。

まず、今回のように歴史の授業で、太平洋戦争の背景や当時の庶民の様子などを扱うことができます。

道徳でもできると思います。

たとえば戦争と平和、生命尊重、家族愛

難しいですが、職務と個人の思いについても考えられます。

専門の視点で切り取れば、

美術や音楽でも教材化できるかもしれません。

 

少しネタバレを含みますが、

国語なら、久蔵が敵艦に突入するラストシーンを扱うというのはどうでしょう。

 

この時の久蔵の表情は次のどれだと思われますか。

ア 泣いている  イ 叫んでいる  ウ 笑っている  エ 祈っている  オ その他

 

皆さんが監督(脚本家)なら、岡田准一さんにどう指示されますか。

その理由はなんでしょう。

これを考えるためには、この映画をまた最初から見なくてはなりませんね。

私が考えたのは、エです。

実際のラストシーンは、私にとっては意外な感じでした。

関心のある方は、一度この映画をご覧になってください。