「南の島での会話」は現実でした(道徳スピンオフ)
先日のCA・木村さんとの授業で
「南の島での会話」(校長室ブログ 南の島での会話から)参照
について、木村さんにコメントをいただいたことは昨日のこの欄で紹介しました。
さて、この道徳の授業のスピンオフ(?)として、
3年生には1枚のプリントを配ってもらいました。
それは、
「南の島での会話」は現実でした
という内容のものです。
別に全く働かなくても、
のんびり思いのままに、欲しいもの全てを手に入れて暮らせる島が
現実にある(正しくは「あった」?)のです。
以下、HPのコラムから一部引用してみます。
以下引用*****
ひとつの国で、働いているのはたった18人!
この世で最も金持ちの国とはどこなのでしょうか?
ドバイ? アメリカ? スイス?
かつてそれらの国を越え、地上の楽園と言われたのが、南太平洋の小さな島・ナウルでした。
東京都の10分の1、直径2キロほどのこの小さな島では、税金はゼロ、病院はタダ。
働くことがないどころか、住民たちは人生で働いた経験が一度もないので、『働く』ということの意味すらわかっていません。
食事はすべて外に食べに行きます。
しかし、レストランを運営する人すらもいないので、中国人が経営している中華料理屋で食事を済ませます。
なにもしなくても毎月莫大な年金が政府から振り込まれてくるため、友達と遊んだり、南の島でぼーっとしたり、恋愛したりしているだけで大金持ち。
結婚すると、国から一戸建ての家まで建ててもらえます。
人々の生活は、ぶらぶらするか、お酒を飲むか、車を走らせるか。
小さな島には道路が一本しかなく、スクーターでも30分で一周できる程度のものなのですが、ありあまるお金によって、一日中ベンツなどの高級車が走り回っています。
走る意味は特に何もなく、「なんか暇だし、走ってると涼しいから」。
通常は南の島であれば、お金がないので観光客に来てもらうことが産業になります。
そのために住民たちは必死で観光客に対するおもてなしを考えますが、ナウルの人々は、お金だけは有り余っているので、まったく誰にも来てもらう必要がありません。
むしろ、観光客がくると邪魔であると考えているため、非常に閉鎖的で、国外に情報が流れることがなかったのです。
地元民たちは誰も働かず、空港などもあるものの、すべての経営に外国人を雇って済ませているため、働いている人間は国会議員18人だけ。
(以下つづく)
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(写真は https://ameblo.jp/satopapax/entry-12243138129.html から)
上の記事は、次のページから引用しました。
関心のある方は、続きを下のリンクからご覧になれます。
誰もが働かずに暮らせる、世界一の金持ちの国!南の楽園・ナウルの光と影
また、Wikipedia でも概略は知ることができます。
硬派のビジネス記事なら、つぎのページはどうでしょう。
日経ビジネス ナウル、世界一の贅沢に溺れた国の結末 不労所得による繁栄は、地獄への入り口
世の中広いものです。
たとえば、明日あなたに宝くじが当たり、1日にして億万長者になったら、
「どう生きていきますか?」
ちょっと立ち止まって夢?に思いを巡らせてみませんか。