学校生活

シェイクアウト訓練実施

5月2日(金)、シェイクアウト訓練を実施しました。

熊本地震から9年、熊本県では毎年4月を防災月間として、様々な防災関連の学習を実施するようにしています。

本校では、緊急地震速報を活用しての「シェイクアウト訓練」を実施し、その後事後指導として「緊急地震速報~その時どう動く?『数秒間の心構え』」の映像を視聴しました。

子供たちは、静かに机の下に身を潜め、地震が収まる(放送が終わる)のを待っていました。小学校からもずっと行われてきている成果でしょうか、静かに落ち着いた対応でした。

熊本地震のいわゆる「前震」が起きたのは4月14日(金)の午後9時26分、私は新任教頭として赴任した学校でまだ仕事をしていました。突然のけたたましい携帯電話の警報音、それと同時にこれまで感じたことのない揺れ。何が起きたのか全く頭が追い付かず、ただ茫然と机にしがみついたまま、職員室の机が揺れるのを眺めていました。自分自身これまでも避難訓練は実施してきたのに、突然の出来事に何も対応できないという事実に愕然としたことを覚えています。

訓練のための訓練であってはいけない、その時切実に感じたことです。

東日本大震災以降、熊本、石川と大きな地震が続いています。あってはならない、あってほしくはない「万が一」のことですが、「自分の命」「大切な人の命」を守るためにしっかりと準備をしていきましょう。ご家庭での備えはいかがですか?