学校生活

先人の残した技術や思いを引き継いでほしい ~全民連総会参加者の皆様へのボランティアガイド~

 昭和51年12月、各地に伝えられてきた特色ある民俗芸能その他の無形民俗文化財の保存・振興を図るため、市町村が主体となって守り育ててゆく、「全国民俗芸能保存振興市町村連盟(略称:全民連)」が発足しました。八代市も令和4年度に本連盟に加入し、市内各地に伝わる貴重な文化資産の保存・継承に努めています。

 今年度の全民連総会が5月31日(金)・6月1日(土)に八代市で開催されました。市内視察の一環として、全国から参加された17名の皆様にボランティアガイドを行いました。ガイドメンバーは総勢30名、そのうち1年生が11名です!翌月からのガイドデビューに向け、今日は先輩達の姿を見て学ぶ日です。前日、学校訪問で来校されたN教育長から激励のお言葉をいただき、いざ出発!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 石匠館を出発・到着地とする
Aコース(①重見橋→②若宮神社のひねり灯篭→③鍛冶屋下橋→④橋本勘五郎の生家→⑤石匠館)と、
Bコース(①橋本勘五郎の生家→②権三別当堂の石垣→③白髪岳天然石橋→④菅原神社のひねり灯篭→⑤鍛冶屋下橋)の2つのコースを4つの班でガイドを行いました。
 これまで調べてきたことをもとに、歴史や由来、言い伝え等、参加者の皆様に一生懸命説明する姿が見られました。見守られていたお祭りでんでん館のK様からも、「一年前よりもわかりやすく説明していて、随分成長しましたね!」とのお褒めの言葉がありました。 (^o^)

 

 

 

 

 

 

 ガイド終了後には、参加者を代表して東京都板橋区長のS様から、「皆さんから郷土愛というものを感じました。先人の残した技術や思いを引き継いでください。」との温かなエールをいただきました。
 石工の里、東陽の文化や魅力をもっともっと発信できるように、子どもたちとともに工夫・改善をしていきたいと思います。全民連総会参加者の皆様方、ありがとうございました。 m(_ _)m 

追伸:出発前の挨拶で、「石橋等の文化財だけでなく、途中途中で参加者の方々とぜひお話をしてください。」とのミッションを与えました。初めて参加した1年生も含め、全員が達成してくれました!!