学校生活

睡眠時間は足りていますか? ~toyoいきいきウィーク~

 県教育委員会では、子どもの心とからだの健康づくりについて考え、たくましく心豊かな熊本の子どもを育むため、「くまもと 早ね・早おき いきいきウィーク」を設定し、基本的な生活習慣を育成するための取組を実施しています。東陽小中学校でも、昨年10月から【ノーメディアデー(14・15・16 日)】と、【三点固定運動(13・14・15・16・17日)】を組み合わせた「toyo いきいきウィーク」を設定し、心豊かにたくましく生きる東陽っ子の育成に取り組んでいます。今年度の「toyo いきいきウィーク」をスタートするにあたり、保健・給食委員会から子どもたち取り組み方について説明を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

①毎月12日に、13~17日までの5日間の起床時間、家庭学習開始時間、就寝時間を計画する。
②14~16日のメディア視聴時間を以下の3コースから選択する。
(A:1日中メディアを視聴しない、B:1日1時間以内、C:1日2時間以内)
③自分で立てた計画を実践する。
④取り組みを振り返る。

 昨年度のi-checkの結果によると、2年生、3年生ともに平日のメディア使用時間2時間以上の生徒が過半数を超えており、その結果、就寝時間が23時以降になる生徒も過半数を超えています。睡眠健康財団が推奨する年齢別の必要睡眠時間は、学童(6~13歳)で9~11時間、思春期・青年期(14~17歳)で8~10時間です。【出典:National Sleep Foundation in USA 2015】最低でも7時間以上の睡眠が必要とされていますが、東陽中の多くの子どもたちが睡眠時間を確保できていない状況にあります。
 睡眠不足になると、「機嫌が悪い」「イライラする」「落ち込む」など気持ちのコントロールをうまくできないことがあります。さらに、日中の眠気が増すことで、注意力が下がったり、勉強や運動を頑張れなかったりします。この機会に、ぜひ、メディアとの正しい付き合い方と、特に就寝時間についてご家庭で話し合っていただければと思います。