学校生活

進路選択や将来の生き方について考える Part3 ~三者面談~

 昨日26日(火)から3年生の三者面談が始まりました。中学卒業後の進路を決定する大事な話し合いです。何を基準にして進路先を選ぶのか?は、一人一人違います。その高校で「何を学びたいのか?」「何を頑張るのか?」によって、授業内容を重視したり、進路実績や課外活動(部活動等)を重視したりします。他にも、校風や通学状況、学費等も考慮することでしょう。まだ、迷っている人もいるかもしれません。大事なのは、将来の生き方(働き方)と関連付けて考えることです。
 フリージャーナリストとして活躍されている池上彰氏は、「本当にやりがいのある会社の選び方」として、

 その仕事は、その会社は世の中の役に立っているか、人のためになっているか、という視点は非常に重要だと思います。自分が働くことで誰かが喜んでくれる。自分の仕事を必要としている人たちがいる。こうした仕事から得られる「やりがい」や「生きがい」は、変化の激しい不確実性の時代にあって決して変わらない「確かなもの」なんですね。時には「給料は高いけどやりがいのない仕事」と「給料は安いけどやりがいがある仕事」で悩むこともあるでしょう。給料ももちろん大事ですが、仕事はそのためだけにするものではないはずです。
 これから先、自分の生涯をかけて働いていくのであれば、やはりやりがいや働きがい、生きがいに重点を置いた仕事選び、会社選びをしてほしいと思います。【引用:「息子・娘を入れたい会社2023」(ダイヤモンド社)】

と述べています。
 社会的・職業的に自立し、社会の中で自分の役割を果たしながら自分らしい生き方を実現していくために・・・。子どもたちには、やりがいや働きがい、生きがいを感じる仕事を目指し、その仕事に就くための「進路選択」をしてほしいと願います。