寝る子は育つ ~新toyoいきいきウィーク~
熊本県教育委員会では、子どもの心とからだの健康づくりについて考え、たくましく心豊かな熊本の子どもを育むため、「くまもと 早ね・早おき いきいきウィーク」を設定し、基本的な生活習慣を育成するための取組を実施しています。東陽小・中学校でも、一昨年10月からノーメディアデーと三点固定運動を組み合わせた「toyo いきいきウィーク」を設定し、心豊かにたくましく生きる東陽っ子の育成に取り組んでいます。 |
昨年12月に行ったi-checkの結果によると、、①平日のメディア使用時間が2時間以上と回答した割合が61.5%(3年)、50.0%(2年)、②平日の就寝時間が23時以降と回答した割合が61.5%(3年)、75.0%(2年)おり、適切なメディアの使用方法や使用時間についてご家庭と連携した取組が必要です。
今年度は、昨年度3月に開催した東陽中学校区学校保健委員会でいただいたご助言をもとに、ノーメディアデーをメディアコントロールデーに改善しました。今週から始まる「新toyo いきいきウィーク」を始めるにあたり、各学年の保健・給食委員会から取り組みの目的について説明を行いました。
①毎月12日に、13~17日までの5日間の起床時間、家庭学習開始時間、就寝時間を計画する。※5月は27~31日
②14~16日のメディア視聴時間を以下の3コースから選択する。
(A:1日中メディアを視聴しない、B:メディア視聴は1日1時間以内、C:メディア視聴は1日2時間以内)
③自分で立てた計画を実践する。
④取り組みを振り返る。
睡眠健康財団が推奨する年齢別の必要睡眠時間は、学童期(6~13歳)で9~11時間、思春期・青年期(14~17歳)で8~10時間です。【出典:National Sleep Foundation in USA 2015】最低でも7時間以上の睡眠が必要とされていますが、東陽中の多くの子どもたちが睡眠時間を確保できていない現状です。
睡眠不足になると、「機嫌が悪い」「イライラする」「落ち込む」など気持ちのコントロールをうまくできなくなったり、眠気のため、勉強や運動を頑張れなかったりします。取組の振り返りでは、保護者の方からのひとことを記入していただく欄があります。ぜひ、お子様のご家庭での時間の使い方について、アドバイスをお願いいたします。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 松本 卓也
運用担当者 井上 美紀