ふくしまバトン、おかやまバトン来校


 8月17日(水)から8月18日(木)の2日間にわたり、「ふくしまバトン」と「おかやまバトン」の皆様が西原村を訪問されました。「おかやまバトン」は岡山大学の学生や西原村在住の前田芳男先生らを中心に結成されたボランティア団体です。「ふくしまバトン」は、2011年3月の東日本大震災に伴い、ボランティアとして福島県浪江町を訪問した「おかやまバトン」の活動に感銘を受け、花柳沙里樹先生のもとで日本舞踊を習う子どもたちが立ち上げたボランティア団体です。
 今年の熊本地震の報道をみて、西原村の子どもたちとつながり、「西原の人々に元気を」ということでの来村となりました。西原中学校ボランティアクラブ「れんこん」、NPO法人「たんぽぽハウス」と連携しながら、交流会や浪江焼きそばをつくってふるまってくださいました。
 18日は午前中、構造改善センターの避難所や仮設住宅を一軒一軒訪問し、午後3時から中学校で踊りを披露してくれました。また踊りを見に来てくれた方々と日本舞踊の体験を共にしたり、お茶やお菓子を食べながら交流の場を持つなど、本校生徒も自分たちに出来ることは何かを考えながら素晴らしい時間を持つことが出来ていました。
 「ふくしまバトン」代表の沼崎さんは「元気を届けるつもりが、逆に元気をもらうことになりました」と笑顔で感想を述べていました。