南中トピックス

NEW PTA教育講演会を開催していただきました

令和6年12月6日(金)にPTA主催による教育講演会が、本校第一体育館で生徒及び保護者を対象に開催されました。横田久世さん

横田 久世さん(写真上。詳細なプロフィールはこちら)を講師にお招きし、「自分の人生、自分で生きる」と題して約70分間にわたり熱のこもった講演をしてくださいました。

特に筆者が心に残った横田さんのポジティブワードは、「苦しいときこそ、学びがある」でした。突然の発病により両指と両足を失い、一時は「死にたい」とまで思い詰めた苦悩の日々の中で、横田さんが生きるために見出した答えは「自分で決めること」でした。そして、マラソンへの挑戦を自分で決め、ホノルルマラソンや熊本城マラソンに挑戦し、見事完走も果たされています。(来年の熊本城マラソンにはPRランナーとしてフルマラソンに出場されます)

「7年前の“死にたい”から、好きなことを追求してきたことで今がある」

「人の言葉で傷ついている暇はない。なぜなら、わたしには“やりたいことがある”から」

次から次へと発せられるポジティブワードを浴びながら、聴いているわたしたちの心にも熱を帯びていく感覚を覚えました。また、講演の中で横田さんから3つの宿題が課されました。

①教室に帰ったら、「ありがとう」と言うこと。

②家に帰って「ありがとう」と言うこと。

③寝るときに、自分に「ありがとう」と言うこと。

特に③は横田さん自身が7年間ずっと続けてられているとのこと。

「人は自分を責めることは得意だが、自分を褒めることを忘れないで!」

「自分が幸せでないと、誰も幸せにはできない」

「わたしは、わたしが一番。あなたは、あなたが一番」

そして、最後に「人生、笑ったもの勝ち!!」の言葉で締めくくられ講演は終了しました。終了後、横田さんは競技用の義足に履き替えられるや、生徒と一緒に体育館をジョギングしながら、保護者と笑顔のハイタッチをしました。(写真下※写真は一部加工しています)

終始横田さんのポジティブな人生観に心を突き動かされた講演会でした。

横田さん、ありがとうございました。

生徒と一緒にハイタッチ!