行事アルバム

道徳研究授業

写真:4枚 更新:2020/06/25 学校サイト管理者

道徳の研究授業を行いました。1年生で担任の三川先生の授業です。「自分の性格が大嫌い」という教材を使って、「自分とのつきあい方を考えよう」という主題でした。最初にのび太君を例に出して性格について考え、事前に取ったクラスのアンケートから、自分に短所がおおいと思っている実態を共有しました。終末では、三川先生の経験が出され(なんと大学ではアメフト部!)、実体験に基づき、短所に見えることも自分の特徴の一側面で自分の良さに気づいてほしいという思いが語られました。最後には、クラス全員が一人ひとりに書いた「あなたのいいところ」をまとめたカードが渡され、温かい雰囲気の中で授業が終わりました。授業研究会では上天草市教育指導員の松岡先生を講師にむかえ、「特別の教科 道徳」の授業の在り方などを教えていただきました。コロナの状況下での対話的な学びの在り方については今後も研究を進める必要があります。

授業スナップ6/26

写真:3枚 更新:2020/06/26 学校サイト管理者

3時間目の様子です。1年生は、音楽、校歌の授業でした。1年生17人を二つの班に分け、一班が音楽室で鑑賞を行っている間、もう一班は、外廊下に出て歌います。間隔を取り、マスクもつけながら。細心の注意を払って授業を行う山下先生の努力が伝わりました。2年生は国語。「メディアと上手につきあうために」池上彰さんの評論文を学習していました。新聞、ラジオ、テレビ、インターネットと、現代の生活はメディア抜きには語れません。情報を一方的に信じるのではなく、それぞれのメディアの特性を知り上手につきあう必要があるという池上彰さんの文章は説得力があります。口脇先生は、活字などの情報はすべて信用できるのかという問いから授業を進めていました。3年生は社会。第2次世界大戦のきっかけの場面でした。ドイツがソ連と結んだ不可侵条約、ポーランド侵攻の訳などを探る内容でした。下田先生は、デジタルコンテンツを活用し、当時の世界地図に書き込みながら情勢を考えさせていました。

授業スナップ6/29

写真:3枚 更新:2020/06/29 学校サイト管理者

5時間目の様子です。1年生は保健体育。体育館でウォーミングアップをしていました。音楽に乗って、一人ひとりが何秒かおきに出発してランニングをしていました。密を避けるための清水先生の工夫に感心しました。しかも音楽は「負けないで」です。この曲を聴きながら、一生懸命走っている姿を見るとそれだけでうるっときます。条件反射ではないはずです。2年生は理科。酸化銅の復習として、問題演習に取り組んでいました。酸素の量を銅や酸化銅のグラフや他のデータから割り出すという数学の力も必要とする問題です。難しい問題にも、三川先生や支援に入る養護の柴田先生と一緒にがんばって取り組んでいました。3年生は社会。日米開戦についての学習です。点として、それぞれの出来事の羅列を覚えるのではなく、なぜそうなったのかを関連づけて考えて行くと歴史は物語のように思えます。下田先生はデジタル教科書を用いて、「どうして?」を大事に進めていました。しっかりと歴史を学び、未来を築いてほしいと思います。

星に願いを

写真:3枚 更新:2020/06/30 学校サイト管理者

保健の柴田先生の企画で、七夕飾りをしています。少しずつ増えていき、七夕の日までには全生徒・職員の願いごとの短冊が飾られる予定です。笹は、学校主事の西村先生が取ってきてくれました。書かれている内容は、疫病退散や、学力向上など、切実なものもあります。みんなの願いがかなうといいなと思っています。5日(日)のオープンスクールで、実物をご覧下さい。

授業スナップ7/1

写真:3枚 更新:2020/07/01 学校サイト管理者

2時間目の様子です。1年生は数学。単元のまとめの問題演習をしていました。正負の数の乗除加減が混ざった式です。( )がついたり、かけ算や割り算を先にしなければいけなかったり、あちこちにポイントがあります。それらに引っかからないように上手にクリアせよ、という謎解き感覚でがんばっていました。橋口先生と山下先生と二人がかりで質問に答えたり個別指導したりしていました。分からないところをそのままにするなよ。いっぱい質問しなさいよ。2年生は英語。樋口先生とフジコ先生が、夏休みの予定について聞いていました。参観者はわざと[study]とあおりましたが、生徒たちは[sports][swim][club][play]などと答えていました。今年はかなり短い夏休みです。なかなか予定は立ちにくいですね。3年生は国語。「批評の言葉をためる」という論説文の学習です。筆者は本文で、「中学生ぐらいになると、まず家族や周りの人間に対して批判的になる傾向が見られる。相手の欠点が目について、たとえ口に出さなくても心の中で批判の言葉を持ち始める。しかし、ここでの批判はたいていまだ不平不満の言葉である。」と訴えます。分かる気がします。不平不満の批判ではなく建設的な批評を、という筆者の主張には納得です。

道徳の授業

写真:2枚 更新:2020/07/02 学校サイト管理者

 1年生の道徳で、「いじめのない世界へ」という学習をしました。「特別の教科 道徳」となり、いじめなどについてもより積極的に取り上げて学習するようになりました。今日の授業では、教科書のイラストの中からいじめにあたる行為を見つけるという活動をしていました。生徒たちは、まず、そうだと思われる行為を自分の教科書に印をつけます。その後、電子黒板の画面に書き込み○で囲みます。落書きや暴力などわかりやすい行為の他、生徒たちから、何もせず見ているイラストに「傍観者だ」という鋭い指摘もあり、小学校でしっかり学習してきたことがうかがえました。全体で共有することで、自分はそんなに感じていなくても、それはいじめにつながるのだなということの理解が深まったと感じました。みんなで学習することの良さを感じました。  これからも、いじめはどこの学校、学級にも起こりうるものとしてこれからもしっかりと取り組みます。そのための要の道徳の時間も大切にしていきます。

全校集会を行いました。

写真:4枚 更新:2020/07/03 学校サイト管理者

全校集会を開きました。まず、生徒指導の橋口先生から、6月の振り返りと7月の目標についての確認がありました。7月は「身だしなみを整える」として、「名札の着用」「制服・体育服の着こなし」「マスクの徹底」が示されました。続いて、研究主任の三川先生から「学習についての確認がありました。授業では、「ひ・め・ど学習」というスタイルで、「主体的・対話的で深い学び」を目指します。また、校内研究では「自らの学習をデザインする」ことができる生徒の育成を図ります。その一環として、今年度から市販の生活ノートではなくオリジナルの「姫中ノート」を作成し、家庭学習をデザインし、進んで学習する習慣をつけさせたいと考えています。その取組の方法についての確認を行いました。最後に、養護の柴田先生から「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~」と題した説明がありました。これは日本赤十字社がHP上で公開している資料をもとに、新型コロナウィルスには「病気」「不安」「差別」という3つの感染症の顔があり、知らず知らずのうちに影響をうけていることを知り、この負のスパイラルを断ち切ろうという内容です。人権教育の視点からもとても大切な内容でした。日本赤十字社HPのこの内容のページのリンクを張りました。「リンク」からご覧下さい。

日曜参観

写真:4枚 更新:2020/07/08 学校サイト管理者

本日は日曜参観、オープンスクールです。午前中の授業も全てフリー参観を行いました。5時間目は、命を大切にする心を育む授業の一環として全学級「特別の教科 道徳」の公開授業を行いました。1年生は「あなたはひかり」。みつはしちかこさんの詩を教材に、自分らしく生きることの素晴らしさの学習でした。「そのままのあなたが好きよ 自分の弱さと戦いながら ころんだり傷ついたり 不器用に生きている(後略)」生き方を丸ごと肯定するような素敵な詩ですね。2年生は「書かれなかった遺書」ジャンボ機墜落事故で娘さんを亡くされたお母さんが、娘さんの隣の席の方のご遺族にお礼の手紙を書かれたという実話を教材におもいやって生きていくことの素晴らしさを考えました。3年生は「あなたはすごい力で生まれてきた」。出産はお母さんだけががんばってできるのではなく、赤ちゃんも必死の力で生まれてくることの内容でした。反抗期では「生まれたくて生まれたわけではない」などと言うかもしれませんが、赤ちゃんが必死に外に出ようとしないと生まれないことが分かり、命の大切さを考えることができたことでしょう。

社会科授業

写真:3枚 更新:2020/07/08 学校サイト管理者

1年生の社会科の授業の様子です。世界地理の学習でした。電子黒板に映っているのは、なんとエジプト滞在時の下田先生でした。ピラミッドを前に、そして、ピラミッドの内部に入る直前まで、できる範囲でレポートをしている様子で、ご自身の旅行時の映像でした。まるで、世界の不思議を発見するテレビ番組のミステリーハンターのようでした。授業者が授業に必要なことを現地でレポートする。これはかなりわかりやすい映像です。しかも、それがピラミッドなど世界遺産の前ならなおさらです。パピルスを使って紙を作る工程の映像もあり、生パピルスの映像が新鮮でした。

ひめど「つなぐ」集会

写真:4枚 更新:2020/07/08 学校サイト管理者

48年前の昭和47年7月6日に天草大水害が起こりました。犠牲になられた方は100名を超え、姫戸町だけで45名もの方が亡くなる大きな災害でした。命からがら助かった方も、家が流されたり倒壊したりして、大変なご苦労をされ、復興を果たされました。そのことをふるさとの歴史として未来に引継ぎ、さらには防災意識を向上するために、「7.6天草大水害ひめど『つなぐ』集会」を行いました。3人の当時を知る方々に来ていただきました。姫中の地域学校協働活動推進員の竹本健朗さん。竹本さんは当時他県で働いておられたそうですが、一報を受け、翌日姫戸町に帰ってこられたそうです。現在は公民館長としてもご活躍ですが、先日の特別警報発令時は近所のお年寄り一軒一軒に声を掛けられたそうです。平田実さんは、当時姫戸小牟田分校の6年生で、姫戸の奇跡と言われた児童全員が助かったという経験をされています。ご自身も濁流に流され、九死に一生を得られました。木造校舎の床が彎曲し盛り上がってくるなどの予兆があり、避難後、校舎は流されてしまったそうです。細木隆広さんは当時ヤマハ工場にお勤めで、同僚の方も犠牲になられました。ご自身も濁流に飲まれ流され、九死に一生を得られました。家も跡形もなく流されたそうです。皆様が、助かった命だからこそ大切にしなければならないと生きてこられ、現在お孫さんがいらっしゃることに感謝しておられました。だから、何よりも命を大切にした行動をしなければならないこと、「生きる力」をつけること、そのためには毎日の授業や行事、生徒会や掃除、スポーツなど目の前のことにしっかりと取り組むことが大切だと教えていただきました。