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八代市中学生議会が開催されました。

 8月6日(水)、八代市議会本会議場において八代市中学生議会が開催されました。この中学生議会は、新市誕生10周年記念行事として平成27年度に初めて開催されました。その後、3年毎に開催されコロナ禍で1年延期がありましたが、前回は令和4年度に開催され、その後3年が経過したことから、市町村合併20周年記念事業として開催されました。市内各中学校から2名の代表生徒が参加し、議長・副議長・質問者となり中学生が議会の運営を行いました。学校毎に校区の市政に関する質問を行い、質問内容に応じて、市長、副市長、教育長、各部長等が答弁を行いました。

 本校からは、3年生の平田虎太郎さんが質問者として、2年生の春﨑桃々子さんが感想等を発表してくれました。質問項目は「古麓歴史自然公園遊歩道の再開発について」として、アスレチック施設等の修繕、遊歩道や広場の修繕、環境に配慮した公園整備について質問を行いました。その回答として、アスレチック施設については利用者の減少や施設の老朽化により平成12年に廃止され、遊歩道周辺が古麓城跡として平成26年に国指定の史跡に指定された現在、文化財保護の観点から現状を大きく変更することが困難であるため、新たに整備する計画はないと市長から答弁がありました。一方で、古麓城跡を保存し活用するための整備基本計画が策定され、それに基づき遊歩道の段差解消や東屋の改修、樹木の剪定・伐採を行う予定であり、歴史説明看板の設置も併せて、遊歩道の再整備を行う際には、地域住民とワークショップ等を実施しながら、多くの皆様に愛される遊歩道にしていきたいと回答がありました。

質問をする平田さん

答弁を行う中村市長

感想を述べる春﨑さん