令和5年度も保護者の皆様、地域の皆様に支えられて、生徒たちが輝く教育活動ができました。ご協力ありがとうございました。
令和6年度もよろしくお願いします。
校訓:自立・創造・共動
【ひ】ひたむきに動く(学び続ける力:創造)
【が】がむしゃらに動く(実行する力:自立)
【し】しんを持って動く(認め合う力:共動)
2024年2月29日 900,000アクセス
4年に1度の閏日に達成しました!
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6/27(土)のYahoo!ニュースで
「ブラジルのジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領は26日、新型コロナウイルスの感染が広がっている間は公共の場でマスクを着用するよう命じた判決を不服として控訴した。」
という記事がありました。
欧米で人前や街中でマスクをする習慣がないのは、口元の表情等が見えないと感情が読めずコミュニケーションがないからとか、不審者に見えるからとか、言われていました。
それでも、このごろのニュース等では、欧米でもマスクをしている人を多く見かけるようになりました。
なのに、この大統領はなぜ、裁判所を相手取ってまでマスクをしないのでしょう?
さて、今日は「言葉の温度」についてのお話です。
(同タイトルの韓流ドラマがあるそうですが、今日は私たちが日頃使っている言葉についてのお話です。)
以下、フリーアナウンサーの馬場典子さんの著書『言葉の温度 話し方のプロが大切にしているたった1つのこと』(あさ出版)の書評「アナウンサーが教える、状況に応じた伝え方のコツ」を参考にしています。
馬場さんは、「言葉には“温度”があります」と主張しています。
以下、書評からの引用です。
……(馬場さんは)“言葉の温度”は話し手の“心そのもの”。温もりのある言葉が相手の心に寄り添うように、熱い言葉が相手の心に火をつけるように、こちらの心が相手に届き、言葉が相手に伝わるというのです。一方、冷たい言葉は相手の胸に突き刺さってしまうものでもあります。……
「ふわふわことば」「ちくちくことば」など、言葉と人権・人間関係や言語環境に関する教材等もありますが、「温度」というたとえを使われているのが、とてもわかりやすく感じられました。
また、馬場さんはこう書かれています。
「温度は心の表れ。のはずですが、心だけでは、相手に届くときには冷めてしまって、きちんと伝わらない……なんてこともあります。
言葉の温度は、心を素(もと)にしながら、声のトーンや大きさ・話し方や聞き方・言葉遣い・ニュアンス・間・表情など、コミュニケーションの“総合力”なのです。」
私も反省して、「言葉が相手に届くときには冷めてしまった」ということにならないようにしたいと思います。
ここで冒頭のマスクのことにかえりますが、
いくらマスクをしているからといっても(もごもご何を言っているかわからないのは論外ですが)、
声のトーンや眼などマスクで隠れていない部分の表情で、温度を伝えられるようにしたいと思ったところです。
熊本朝日放送でよく目にしますが、「こどもの詩コンクール」の作品が募集されています。
第一回(平成二年)では、詩人の坂村真民さんが審査をされたそうです。
坂村さんは、熊本県荒尾市のご出身で、ご存知の方も多いと思います。
仏教の影響を受けられた詩人で、愛媛県に坂村真民記念館があります。
「念ずれば花ひらく」という言葉が有名ですね。この書は大型ショッピングセンターの入口に掲げてあったりします。
この言葉は詩の冒頭でして、後はこう続きます。
念ずれば
花ひらく
苦しいとき
母がいつも口にしていた
このことばを
わたしもいつのころからか
となえるようになった
そしてそのたび
わたしの花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていった
『坂村真民一日一言』(致知出版社)という本などから、いくつかの詩を紹介しtrみます。
美
うごいているから
うつくしいのだ
願い
花になろう
実になろう
喜ばれる
人間になろう
風
ともに
あゆめば
風
ひかる
ひとりひそかに
深海の真珠のように
ひとりひそかに
自分をつくってゆこう
天才と本物
天才にはそう誰にでもなれないが
本物には
努力次第でなれる
私の好きな詩は、これです。進路実現を前にした3年生に贈ったこともあります。
花は一瞬にして
咲くのではない。
大地から芽から出て
葉をつくり、
葉を繁らせ、成長して、
つぼみをつくり
花を咲かせ、
実をつくっていく。
花は一瞬にして
咲くのではない。
花は一筋に咲くのだ。
一筋に咲くように、道を歩いていきたいものです。
↓タップすると本の紹介が見られます。
(「ブタとブス」のお話のつづき)
実は、昨日のお話と同じことを言っているマンガがあります。
以前、中学校の国語の教科書(教育出版)にも載っていたマンガです。
私のおすすめの本「プチ哲学」佐藤雅彦 から引用します。
まず、最初のページ。
次のページはこれです。
これは、枠組み(パラダイム)についてのマンガです。
著者の佐藤さんはこう書かれています。
「私たちは、ある枠の中でものごとを見ています。
例えば、この漫画の右頁(注:最初のページ)では、乱暴者のカエルが、ケロちゃんを池に突き落とそうとしていますが、左頁(注:次のページ)を見ると、彼は落下するリンゴからケロちゃんを救おうとしています。
このように、見る枠組みを変えると、同じ行為でも逆の意味さえもってしまいます。
私たちがものを見ている時には、必ずある枠組みからものを見ているということを知っていなくてはいけません。」
見る枠組みを広くして、落ちてくるリンゴまで見えるかどうかで、たしかに状況の解釈は変わってしまいますね。
昨日のお話ですと、 対向車の女性はいわば親切で「ブタ!」と叫んで危険を教えてくれたのでしょう。
それなのにポルシェの男は、目の前の事実しか見えないですから(それも仕方ないでしょうが)
突然ののしられたと思った。
そこで普通にカッとしてののしり返した。
もし、枠組み(パラダイム)が柔軟な状態だったら、女性の異様な叫び声を聞いて「何かあった」とピンときたかもしれないです。
ののしられたと思ったけれど、実はそれは命がけの警告だったんですね。
「パラダイムシフト」と言われますが、ガラッと発想を転換してとらえ直すことも必要かもしれません。
新型コロナウイルスとの「戦い」が「共存」になり、また、当たり前が当たり前でなくなり、逆に当たり前でなかったことが当たり前になるかもしれません。社会でも、学校でも、ですね。
ちょっと品のないタイトルで失礼いたします。
以下の出典からの孫引きで恐縮です。
出典: J・バーガー「パラダイムの魔力」 日経BP
むかしむかし、あるところに山荘をもっている男がいた。
毎週土曜日になると愛車のポルシェで自宅から山荘へ向かう。
途中には見通しの悪いカーブやガードレールの無い絶壁など、
危険な箇所がいくつもある。
しかし、男はそんなことは気にしなかった。
車の性能はすばらしいし、運転には自信があるし、
目をつぶっても走れるほど道を良く知っていた。
ある晴れた土曜日の朝、男はいつものようにポルシェを飛ばして、
山荘まで向かう道を走っていた。
その時!反対車線の急カーブの陰から1台の車が、ハンドルを切り損ねたように飛び出してきた。
崖から落ちる~と思った瞬間、道路すれすれに弧を描き、勢い余って反対車線に入り、あわててハンドルを切り直したかと思うと、また反対車線に入ってくる。
だんだんと近づいてきた車に注意を向け、男はブレーキを踏んで速度を緩めた。
車は蛇行しながら接近してくる。
「ぶつかる!」と思った瞬間、その対向車はぎりぎりでそれ、
すれちがいざまに、きれいな女性が顔を出し、あらん限りの声で叫んだ。
「ブタ!」
ふざけるな。男はカッとなって怒鳴り返した。
「ブス!」
「むちゃくちゃな運転をしているのはどっちなんだ」
男はムカつきながら、アクセルを踏んだ。
そして、急カーブを曲がった途端……
…ブタに衝突した。
さて、このお話は何を言いたいのでしょうか。
(明日につづく)
アントニオ猪木選手はプロレスラー人生の中で、数多くの試合をされたと思いますが、
私はそのうちの3つの試合から、多くを学びました。
その1つが、1976年6月26日の対モハメド・アリ戦です。
「格闘技世界一決定戦」と銘打たれて話題になった試合ですので、
記憶にある方もいらっしゃるかもしれません。
「世紀の凡戦」と言われたり、この頃は真剣勝負として見直されたりと評価は様々です。
私はこの試合を見た当時は、高校1年生でした。
土曜日の午前中に水泳のテストがあって、放課後ダッシュで帰宅し、
緊張しながらテレビの実況中継を観戦したのを覚えています。
私がこの試合から学んだことは、
「死中に活」ということです。
今まで、コブラツイストやバックドロップで闘ってきたプロレスラーが、
なぜかルールでそれらの技を使えなくなったときに、
「ボクサーの腕より長いこの脚でなら、闘えるのではないか」と考えたのがこの試合です。
コブラツイストやバックドロップは使えない、
だから無理だなァと考えるのではなく、
コブラツイストやバックドロップは使えない、
「だからこそ」キックでいってみようと考える。
私は、その活路を開こうという「意地」を学びました。
新型コロナウイルスに対応しなくてはいけない今日、
なんとか活路を開く、その「意地」を私も見習いたいと思っています。
2月29日に、ホームページの閲覧数人900,000人を達成しました。いつも見ていただき、ありがとうございます!
「天草大王」は、雄の最大のもので背丈90cm、体重約7kgと堂々とした風格が特徴です。肉質は硬すぎず柔らかすぎない絶妙な歯ごたえ、弾力とジューシーさが特徴です。今日は、その天草大王の「親子煮」!天草の味を味わいましょう。
「ふるさとくまさんデー」とは、熊本県内の郷土料理や特産物を給食に取り入れて紹介し、熊本の「食」について理解を深める日です。毎月19日前後に実施されます。今日は、人吉球磨地方の郷土料理「つぼん汁」でした。お祭りやお祝いごとなどによく作られます。深いつぼに盛り付けられることから、「つぼの汁」がなまって、「つぼん汁」と呼ばれるようになったそうです。人吉球磨の味を楽しみましょう。
今日の宝島食材は、「新じゃが」で、「新じゃがのそぼろ煮」が出ました。「新じゃが」とは、春に収穫されたばかりのじゃがいものことです。通常、秋に収穫されるじゃがいもは、収穫後に貯蔵して熟成させますが、新じゃがは、この貯蔵・熟成を省いて、収穫後すぐに出荷されます。そのため、通常のじゃがいもと比べて皮が薄く柔らかく、みずみずしい食感が楽しめます。味わっていただきましょう。
今年度から、月2~3回、天草産の食材を使用した「天草宝島デー」献立が実施されます。
第1回目は、春が旬のたけのこを使った「若竹汁」でした。旬という言葉には、「10日間」という意味があります。たけのこは、芽を出してから、10日間くらいがやわらかく食べ頃であることから、旬という漢字を使うそうです。たけのこは、あっという間に成長して竹になってしまうので、生のたけのこは、今の時期しか食べられません。味わっていただきましょう。
1年生も、モリモリ食べています^^
今日ご紹介するのは、
「きみに贈りたい1冊」
という、いろんな分野の”プロ”の方々が、おもしろいと思った本、影響を受けた本などを紹介しているページです。
最近は第4弾の、
▼網本 麻里さん(車いすバスケットボール選手)
▼ウエンツ 瑛士さん(俳優・タレント)
▼国枝 慎吾さん(元車いすテニスプレーヤー)
▼汐見 夏衛さん(小説家)
▼水卜 麻美さん(日本テレビ アナウンサー)
▼三阪 洋行さん(日本パラリンピック委員会アスリート委員会委員長)
▼山中 伸弥さん(京都大学iPS細胞研究所 名誉所長・教授)
といった方々の紹介が新たに公開されています。
プロの方々は、どんな本を読んでいて、みなさんにどんなメッセージをくれるのか、
ぜひ、のぞいてみてください。
「子どもの読書キャンペーン~きみに贈りたい1冊~」文部科学省のページ↓
https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/campaign_2023.html
年度の変わり目は特に、ちょっと落ち着かなくなりやすいです。
そんな時は、名言集などめくってみると、励まされることがあります。
『ニャンダフル!100名言』(ネコまる編集部/編、辰巳出版)
ペラペラ~っと開き、ここだと思ったところのページで止めて読んでみてください。
今日はそのページの言葉が自分へのメッセージだと思うと、ちょっと楽しくなってきます。
しかもこれは猫の写真つきで一石二鳥のお得さ。かわいい。とても癒されます。
さて今日は・・・
「一日生きることは、一歩進むことでありたい。」(湯川秀樹/物理学者)
百人一首がきれいな刺繍と一緒に紹介されています。
千年前の人も同じように、人生に苦しみ、恋に悩み、季節の移ろいに哀しさを感じました。
みなさんもお気に入りの一首を探してみてください。
Stay close to people who feel like sunshine.
太陽のように感じる人のそばを離れないこと
これはスヌーピーが登場している漫画ピーナッツに書かれている名言です。
スヌーピーで学ぶ覚えておきたい英語表現105
英語のテストに書かれているような名言やあなたの人生を変えてしまう名言に会えるかもしれません。
是非ページをめくってみてください。
最近、昼休み、英語教室で『聲の形』や『ちはやふる』、『宇宙兄弟』などを読んでいる生徒がいます。
本が好きな人、苦手な人、嫌いな人、いろいろな人がいます。
字ばっかりが苦手なら、まずはマンガを手に取ってみてください。
綺麗な絵と面白いストーリーに、引き込まれていくはずです。
本は自分の世界を広げます。
春休み、時間を見つけて、ページをめくってみて下さい。
見知らぬ外国の人の持ち物を、借りたまま返すのを忘れてしまったら…
あなたならどうしますか?
1920年代、携帯電話もない時代に、この本に登場するドイツの少年は…
『かたみの万年筆』池田宣政/著(ポプラ社)
(NDC:914*エッセイ)
全7巻の、『聲の形』。
私は、1巻目は心が苦しくなって読むのがとてもつらかったです。
が、読み始めると最後まで一気に読んでしまいたくなります。
映画化もしています。しかしやはり、原作の読み応えはすごいですね!
≪あらすじ≫
何事も明るく楽しく!と、日々”度胸試し”をしている石田将也。
ある日、転校してきたのは耳の不自由な女の子。
この出会いが、将也の人生を変えていく…
『聲の形』大今良時/著(NDC:726*漫画)
あなたの発展途上国の知識、本当にそれであっているでしょうか?
この本「FACT FULNESS」はそういった知識が一新され、世界全体に対する正しい知識を学べます。
役に立つと思いますので、読んでみてください。
読書感想文。
夏休みの宿題で、「面倒だなぁ~」と思って後回しにしていませんか?
だってそれは、「真面目」で「正しい」感想文を書かなきゃいけないから。
でも、スガリさんの感想文はちょっと違います。
『手袋を買いに』では、「どうして生まれたばかりの子狐が「シャッポ」という言葉をしってるの?」
(シャッポとは帽子のことだそうです)
ここでも紹介した夏目漱石の『こころ』では、「この家の間取りはどうなってるの?」
私たちが本を読むうえで、浮かんでくる数々の疑問を、しっかりと追及していきます。
こんな感想文だったら、みんなも書きたくなるはず。
「こんな感想文でもいいんだ!」と読書感想文を書いてしまいそうな一冊です。
ここ天草で災害が起き、電気が、ガスが、水道が、食べ物がなくなったらどうしますか?
そんな「もしも」の時に役に立つ2冊の本が図書館にはあります。
災害を他人事とは思わずに、一度読んでみてください、
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 江﨑満美子
運用担当者 唐田 尚子
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500,000access 2022.10.31
700,000access 2023.7.25
800,000access 2023.11.4
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