校長ブログ

薬物乱用防止教室

全学年を対象に薬物乱用防止教室がありました。

熊本県内多くの学校で毎年実施しています。

今回は、「孤独 孤立 葛藤の中で~薬物依存症回復者からのメッセージ~」ということで、精神保健福祉センターの職員と薬物依存症回復者(仮名)でのお話が中心でした。

Zoomでつないで、お話を聞きました。

どのクラスも真剣に話を聞いていました。特に薬物依存症回復者からのメッセージは多くの生徒の心に響いたようです。

 生徒たちの意見や感想が多くあがっていました。

〇大切なことを話していただきました。話を聞き、私はつらいことやどうしても一人で悩みを抱え込んだときは、友達や電話で相談していこうと思いました。

〇薬物などに依存してしまうことがどれほど危険なのか、なぜ、依存してしまうといけないのかを学ぶことができました。

〇お二人の話を聞き、改めて相談することの大切さと、自分なりにつらいと思ったときは自分の中で人生は今だけではないという話を思い出したいと思いました。

今回の学習から次の3点を中心に考えることができました。

①薬物は、個人の心身の健全な発育や人格の形成を阻害するだけでなく、社会への適応能力や責任感の発達を妨げるため、家庭・学校・地域社会にも深刻な影響を及ぼすこともある。

②薬物乱用などの行為は、心理状態、社会環境によって助長されること、それらに適切に対処する必要がある。

③個人生活と関連付けたりして、自他の課題を発見できるようにする。

本日は6校時に「心のアンケート」を実施します。生徒たちの思いなどをしっかり今後に活かしていきます。