自ら学び考え行動する生徒たちへ
昨日の朝、2年生の生徒会執行部が元気な表情で「校長先生、昼休みに相談に来てよろしいですか?」と訪ねてきました。
もちろん、いつでもいいですよと伝えました。ただし、1年生の生徒会執行部も連れてくるように伝えました。1年生にも学んでほしいと思ったからです。
昼休みの終わりに訪ねてきた生徒会執行部は朝とは違って少し曇り気味の表情でした。
「体育大会の際に新しい提案をしようと思っていたのですが、2年部の先生たちから話があって私たちの見通しが甘かったので再度検討することになりました」
そう話してくれました。生徒会としては、体育祭で応援団演技などを提案しようと思ったようです。しかし、提案をする過程でいろんな課題が出てきたということでした。
表情がさえない生徒たちに、「皆さんの行動は素晴らしいことだと思います。自分たちで考えていろんなことを提案する生徒こそが学校教育目標の目指すところだし、今後も引き続き頑張ってください」と話しました。
「もし、体育大会の時間の制約があるんだったら、大会終了後の写真撮影を早めにしたり、終わった後の解団式は次の日にしたりするなど生徒たちの競技時間を産み出す方法はいろいろあるんじゃないかな」と一緒に話しました。
去年の男子のダンスは、前年にある保護者の方から「女子のダンスのように男子のダンスも2曲くらい見たかったですね」という何気ない感想からスタートしたような気もします。ダンスをパワーアップしたり、男女一緒となる全校ダンスなどいろんなアイデアを今後も考えてほしいと伝えました。
今年の2年生を一言で言うと、「パワーがある」です。このパワーはいろんな可能性をもっております。そして、私たちは保護者の皆さんや生徒たちと一緒になってこのパワーをいい方向や拡大するようにつなげていきたいと思います。
長くなってしまいました。月曜日は生徒の靴下の件について、話をしたいと思います。現在生徒会と一緒に検討しています。