修学旅行を振り返って
修学旅行に関しては2年生の保護者の皆様には早朝の見送り、お迎えと本当にありがとうございました。
昨日1日休んで少しは疲れがとれたようです。
生徒たちはいつもの日常が戻っています。
1校時に修学旅行の振り返りをしています。
さて、3日間の修学旅行ですが、改めて感じたことは生徒たちの良さです。
①基本的な生活態度
私から最初に「時間を守る」という話をしましたが、最初から最後まで全て時間前行動ができました。
話を聞く態度、しっかりメモなどを取る姿、講師の先生皆さんが「話していてとても気持ちよかった」と私に伝えてくれました。
ホテルの様子は校長ブログでもお伝えしましたように、心遣いができ、片付けも素晴らしかったです。
②人とのかかわり方(相手を思い考える心)
毎年思うことですが、生徒たちみんな仲がいい。そして、人間関係での心配がいりません。グループ活動においてもみんなで協力する姿が見られます。これは、保育園や幼稚園、小学校時代にしっかり仲間づくりができているからではないかと感じました。
③修学旅行での学び
修学旅行の1日目はこれまでと同様のこれこそ修学旅行という内容でした。
2日目の京都班別活動、3日目のUSJでの活動、これらは生徒たちの今後に向けてはとても貴重な体験だったと思います。
2日目の京都班別活動には生徒たちの後ろからついて行きましたが、決して口を出さずに見守るというスタンスを取りました。その中で見えてきたものは、切符の買い方、場所が分からないときにどのように対応するかという対応力、行き先や道を間違えた時、時間がなくなった時の修正能力等、様々な力を駆使しているのが分かりました。外国の人から質問を受けたときにその場所まで案内していた生徒もいました。学校では分からないときは先生にすぐに聞けば解決できますが、知らない場所で班ごとに協力し合って行動することで多くのことが見えてきましたし、学ぶことが多かったです。
3日目のUSJでは多くの生徒たちが1番人気のフライングダイナソーに乗りました。ご存じかもしれませんが、一番のスリルを味わう代わりに多くの制限があります。全ての荷物を預けなければなりません。私もメガネを預けなければいけないので、少し戸惑います。その他安全のために様々な制約があります。また、預けた荷物の場所もしっかり覚えておかないといけません。生徒によってはアトラクションに乗ったと同時に不備があり下ろされた人もいました。そのため、班が分かれたこともありました。また、途中で班からはぐれてしまった生徒もいました。人が多くて、食事を取るにも自分たちで考えなければなりませんでした。また、予定していた時間通りには行かなくて、多くの班はアトラクションも2つしか乗れなかったようです。とにかく、常に考えて行動するという1日になりました。ある意味、学校教育目標の「自ら学び考え行動する生徒」そのものでした。全てが、経験という学びにつながったと思います。
校長ブログでは写真を中心にお伝えしていますが、このように多くの出来事がありました。
今回の修学旅行については内容や行程などいろいろ考えました。
実際に終えてみてよかった面、今後検討する面が見えてきました。
一番の収穫は生徒たちの良さが多く見えたことでした。
次年度の修学旅行に向けても今後計画していきます。
あらためて多くの皆様に感謝します。