学校生活

これぞ、苓北スピリット! 己に挑戦した感動の体育大会!!

5月14日、「己への挑戦 ~Believe we can~」の大会テーマのもと、令和5年度 体育大会を開催しました。吹奏楽部の素晴らしい生演奏に導かれた入場から開会式、そして、閉会式の子ども達の凛とした姿勢・態度には、素晴らしいも
のがありました。静粛の中、礼儀を重んじ、立ち姿だけで見る人の心を揺さぶることができる子ども達、体育大会の『静』の場面である開・閉会式を大切にする苓中生、大会の質の高さを感じました。各団の応援演舞は、一般団員も一緒に参加して演技を行いました。応援リーダーは、休み時間も犠牲にしながら練習に取り組んできましたが、それをどのようにして一般団員に伝えるか、そして、各団としての演技のレベルをいかに高めるかが重要です。入学したばかりの1年生もそれに応えて頑張り、日々演技のレベルが上がっていきました。本番も応援リーダー・一般団員の演技がひとつとなり、全団員の心が一丸となった素晴らしい演技となりました。担当生徒で前日夕方まで一生懸命描いた各団のシンボル看板も、大谷選手、ヌートバー選手が飛び出てきそうなくらいリアルで大変素晴らしく、観る人に大きな感動を与えてくれました。各競技も短い練習期間の中、先生方とともにつくり上げたその成果を十分に発揮できました。
その中で、入退場の集団行動や参観者の皆様へのあいさつを大切にする姿も素晴らしいと感じました。競技や演技の土台とも言える『礼節』や『集団の規律』『団結心』を重んじる子ども達の姿に、改めて体育大会の持つ教育的意義を強く感じることができました。また、学校行事の成功の裏には、素晴らしいリーダーが存在します。全体練習でリードしてくれた体育委員長の松本宗祐君、各団を統率してくれた団長の増田天翔君(生徒会長)、福島 詩君をはじめ応援リーダーやシンボル看板など、3年生がしっかりリーダーシップを発揮してくれました。2年生は、3年生を支え、1年生をしっかりとサポートしてくれました。1年生は、入学して間もない中、体力・精神力の限界に挑みながら、真の苓中生になるべくたくましく成長しました。苓中伝統の血潮が、上級生から下級生へと子どもたちの中でしっかりと受け継がれていく様子が随所に見られました。今年度のミッションである「苓中One Team Challenge9th」へ向けて、好スタートを切ることができました。山本会長様をはじめ保護者の皆様には、毎日、お仕事終わりにお世話になった除草作業、そして、当日の役員協力など、体育大会の成功へ向けて、たくさんのご理解とご支援をいただきました。また、当日も、たくさんの保護者の方に最後の閉会式まで見守っていただき、片付けまでサポートしていただいたこと等々、本当にありがとうございました。保護者の皆様の「苓中One Team」のご支援に感謝申し上げます。お陰様で、子ども達は、保護者の皆様の子どもたちへの思いが詰まった素晴らしい環境の中で、思い切り躍動することができました。保護者・地域の皆様には、これからも『苓中One Team Challenge9th』の達成へ向けて、子ども達・苓北中へのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。