日誌

集団宿泊

先週、2泊3日(6月29日(水)~7月1日(金))で1年生の集団宿泊教室が行われました。

 1日目は、阿蘇火山博物館で阿蘇の草原や自然、火山活動についてガイドさんとともに学習しました。

 

 天候にも恵まれ、素晴らしい景色が広がっていました。

 

 ほとんどの生徒が阿蘇に生まれたと思いますが、阿蘇五岳に登ったり、その仕組みを

 

 知ったりする機会は多くないと思います。

 

 私は教員になって、阿蘇の草原が1000年以上も前から、野焼きなどの人の手によって

 維持されてきたことなど初めて知りました。

 

 火山博物館の中は、様々なジオラマや展示物があり、地球規模での火山活動や

 カルデラの仕組みを理解するための実験など、興味深いものがたくさんありました。

 

 

  90分という時間でしたが、生徒たちは興味深く話を聞いたり、展示物を見たりしていまし 

 た。

 

  そのあと、国立阿蘇青少年交流の家に向かい、夜は「自分を語る会」が行われました。

 

 とても、心の温かくなる時間でした。

 

 2日目は、阿蘇中岳、楢尾岳に登りました。

 

 塩分や飲み水を十分に準備をして臨みました。

 

 予想以上の暑さ、そして急登が続きましたが、生徒たちは元気に登っていきました。

 

 部活動で鍛えられている体力は、職員を軽くしのぐものでした。

 

 「先生、大丈夫ですか」と何度も励まされました。 

 

  

 それにしても、好天で最高の景色が見られました。

 

 いつもなら、梅雨でこんなにすばらしい登山はできません。

 

 

 中岳火口の見える展望所付近で弁当を食べました。

 

 午後1時前頃から下山を始めました。

 

 

 仙酔峡まで着くと、近くの沢に水が流れていたので

 水浴びをしました。

 

 生徒たちは、とても気持ちよさそうにしていました。

 

 中には、水の中に入る生徒もいました。

 

 仙酔峡から、さらに徒歩で宿泊場所まで帰りました。

 

 夕方から夜にかけては、土砂降りの雨とすさまじい雷が続きました。

 

  3日目、午前中はオリエンテーリングでした。

 

  班ごとに半日かけて、ポイントを回りました。

 

 はじめてオリエンテーリングをする子どもたちばかりで、大いに楽しむ姿が見られました。

 

 班員一人もはぐれることなく班での協力がしっかりできていました。

 

 午後3時ごろに南小国に帰ってきました。きよらホールで解散式を行いました。

 

 国立青少年交流の家では、職員の方々から、あいさつや掃除の仕方、話を聞く態度など

 

 何度も褒められていました。

 

 子どもたちも、私たちもとても誇らしくなりました。

 

 充実した、成長を感じた集団宿泊でした。

 

 保護者の皆様には、様々な面でご支援をいただき心より感謝いたします。

 

 また、駐車場やきよらホール等、準備いただきました教育委員会の皆様本当にありがとうございました。

 

      (教頭 髙田)