日誌

研究授業(大研)

7月13日(水)、5校時、2年理科で、阿蘇教育事務所の松野指導主事を助言者にお招きし、研究授業が行われました。

 内容は「化学変化と原子・分子」で「酸素がかかわる化学変化」のところです。

 二酸化炭素で満たされている瓶の中に、火のついたマッチを入れると炎は、あっという間に消えました。

 

 次に、マグネシウムを燃やした炎を、二酸化炭素で満たされた瓶の中に入れると…。

 

 なんと。炎は、すぐに消えずに燃え続けました。「マグネシウムが二酸化炭素の中で燃え続けるとはどういうことか。」という課題のもと、その理由を考えていく授業展開でした。

 

 子どもたちは、これまで学習してきた内容を思い出しながら、班別に協議をしていきます。

 

 

 あーでもない、こーでもないと話し合いが続きました。

  

 島田先生のヒントももらいながら、瓶の中に残っていた炭素(C)や酸素(О2)が結び付きやすい物質などについて考えていきました。

 

 授業の終盤では、班ごとに協議した内容を発表していきました。

 

 各班、ホワイトボードや電子黒板を用いて、丁寧に発表していきました。

 

 「還元」や「酸化」、「酸素を奪う」といったキーワードがどんどん出されました。

 

 

 中には、化学反応式を用いている班もありました。

 

 参観している職員も、学生時代を思い出しながら、新たな発見のあった授業となりました。

 

 授業後は、生徒の中から3人の生徒が、職員の授業研究会に参加し、授業を受けての感想や

 

 よくわかったところ等について、発表していきました。

 

 また、それに対して、職員もさらに質問していき、生徒主体の授業づくりに大いに役立ちました。

 

 本校の職員だけでなく、教育事務所からも松野指導主事がおられる中で、堂々と発表した生徒たち。とても頼もしく感じました。私たちも誇らしい気持ちになりました。

 

 松野指導主事からは、本校の生徒の授業に向かう姿勢や積極的に話し合っている様子等、たくさんほめていただきました。

 

 そして、さらに深い学びにつなげていくために、アドバイスもいただきました。

 

 授業をされた島田先生、そして2年生、ありがとうござました。

 

また、様々な助言をいただきました阿蘇教育事務所、松野指導主事 様、ありがとうございました。

    (教頭 髙田)