日誌

大研(堀田先生の数学研究授業)

昨日、5時間目、数学の研究授業が行われました。

数学のスーパーティチャーである中川先生を講師にお招きし、充実した研修会となりました。

多くの先生方がいる中で、1年1組の皆さんは、一生懸命に取り組みました。

 

本授業での学習課題は「座標暗号ゲームで隠されたメッセージを読み取ろう」というわくわくする

 

ような課題でした。

 

 

グラフでの座標の意味や点の位置の表し方を理解するための学習です。

 

 

 

ワークシートに(ー2,1)、(ー2,3)…等の座標が暗号文として示され、グラフ中の文字

 

を一つずつたどっていくと、どんな文章になるか、という内容でした。

 

 

 

最初は、ノーヒントで苦戦している子どもたち。

 

その中でもその法則に気付いている子どもたちが、法則についてのヒントを出していきました。

 

 

授業の中では、楽しみながらもお互いに相手に最後まで丁寧に教え合う姿が見られました。

 

感動しました。

 

まさに現在求められている主体的・対話的学びでした。

 

 

授業後、授業研究会の冒頭、授業を受けた生徒のうち、三人の生徒から授業についての感想につ

 

いて、話してもらいました。

 

「最初は全くわからなったけど、みんなが出してくれたヒントによってわかりました。」

 

「最後のまとめで、分かりました。」

 

など、たくさんの職員や講師の先生の前で、堂々と自らの思いを述べる姿がありました。

 

子どもたちのことばこそが、私たちの授業づくりの指標でもありますし、評価でもあります。

 

三人のみなさん、本当にありがとうございました。

 

 

授業研究会では、堀田先生の「子どもたちに正しく理解してほしい」という熱い思いがあふれて

 

いました。

 

班別協議を行い、中川先生からの指導・助言がありました。

 

スーパーティチャーという経験豊富な立場から、的確なアドバイスをいただきました。

 

研究会後も堀田先生は、中川先生のところへ行き、数多くの質問をされていました。

 

3年生担任、そして進路指導担当者として、いそがしいなかで素晴らしい授業をしていただいた

 

堀田先生。そして、ここのところ毎週のように研修等の講師として派遣されているなかで、本校

 

の研修にご指導をいただきました中川先生、ありがとうございました。

 

                       教頭 髙田