日誌

命について

10月5日(水)、1年生道徳で「命」について考えました。

 熊本地震では、多くの命が犠牲となり、避難された方々もたくさんおられます。

  

 私自身も開校して1週間の南阿蘇中学校に赴任し、あの時の光景は今でも脳裏から離れませんし、熊本地震の話をするときは、涙があふれ出てきます。

 

 熊本地震では、人間だけではなく、たくさんの動物たちにも影響がありました。

 

「災害時のペットたち」

 

 そんな動物たちの命を守るために活動しつづけている獣医さんの徳田さんの活動や思いを知ることを通して命について考えました。

 

  災害時には、どうしても人間が優先でペットは後回しにされがちという現実がありました。

  

 東日本大震災の時も、熊本地震の時もペットを受け入れる避難所は多くはなかったと思います。

 

 しかし、徳田さんは、動物の命を守りたい、という一心で活動を続けられています。

 

 そのような授業を見ながら、先日の台風の際に、近所の避難所で「ペット帯同できます。」というお知らせがあったことを思い出しました。

 

 このような学習を積み上げていくことで、自らの価値観を変えていく道徳の授業。

 

                               命を新たな視点で考えた時間でした。(教頭 髙田)