日誌

校内人権集会

12月14日(水)、午後にコミュニティホールで校内人権集会を行いました。

今回は、新型コロナウイルス感染拡予防のためにオンデマンドで開催されている「熊本県子ども人権集会」の発表を視聴して、それに対して生徒たちが自分の思いや暮らしを重ねて「かえし」をしていきました。

 今回は、多良木町立久米小学校、高森東義務教育学校、天草支援学校、菊池女子高校の4校からの発表がありました。

 

 あいさつの取組をきっかけに地域とのつながりを深めていく学校、

 差別をなくすためにまずは隣にいる友達のことを知るという取組を進めている学校、

 いじめをなくすために五つの宣言文を考え、取り組んでいる学校、

 「吃音」の個性を持つ家族やそれを支える家族の生き方を通して「知ろう」とすることの大切さを広げている取組など、

 いじめや差別をなくすため、一人一人が個性を認め合い、より豊かな生活を送るために熱い発表がありました。

 

 

 これらの発表を受けて、自分の日頃の生活や暮らしと重ねながら南中生は「返し」をしていきました。

 

 「あいさつ運動の意味がよく分からなかったけど、あいさつすることでコミュニケーションが生まれ、人と人とのつながりが生まれることに気付かされた。」と発表した生徒もいました。

 

 動画の発表の中で「みようとしないとみえないものがある。知ろうとしないとわからないことがある。」という言葉が印象的でした。

 

 南中生の真剣な聞く態度、発表内容に「かえし」をする感性、とても温かな時間が流れていました。ありがとうござました。(教頭 高田)