日誌

人権教育講話

3月22日(水)、4校時に本校の学校指導支援員で、長年南小国町を中心に人権教育や放課後こども教室、きよら塾等の指導をされていた倉岡巧先生の人権教育講話を実施しました。

 倉岡先生は、『「人権」とは何か?』という問いかけから講話が始まりました。

 

 倉岡先生は「人権とは、自分を大切にすること。そして自分を大切にするのと同じように周りの人を大切にすることだと私は思います。」と話されました。

 

 そのあと、ハンセン病の問題や水俣病の問題、部落差別の 

問題のおかしさ、そしてそれらを解決する視点を話されました。

 

 真実を知ること、正しいことを知ること、人との壁をつくらないこと、などの示唆をいただきました。

 

また、倉岡先生が南小国町で出会われた外国をルーツに持つ方との出会いや、その方が日本語を獲得されていく際のエピソードや関りなど、人としての生き方を話していただきました。

 

 さらに、倉岡先生が「先生」となるきっかけの話を通して、「夢」をもつことのすばらしさを伝えいただきました。「こんな素晴らしい、自分の夢の仕事をしているのだから大変とかきついとかは一切ありません。」と熱く話されました。

 

 生徒達にとって、倉岡先生の話を通して「人権」や「夢」を持つことの大切さ等じっくりと考えていく機会となりました。

 

 ご多用中にもかかわらず、南中生のためにご講話いただきました倉岡先生、ありがとうございました。 (教頭 髙田)