学校生活

2025年10月の記事一覧

こころの講演会(R7.10.21)

 10月21日(火)に奈良県の薬師寺より、大谷徹奘(てつじょう)さん(薬師寺副住職)をお招きし「こころの講演会」を行いました。

 徹奘さんは1990年(27歳)から「心を耕そう」をスローガンに法話行脚を始められ、熊本地震の際もすぐに駆けつけ、みなさんを勇気づけてくださったそうです。

今回のお話も、中学生でもわかりやすく、心に刺さる、そして記憶に残るもので、生徒たちは誰一人下を向くことなく、前のめりになって話を聴いていました。

・「人と人との出逢いは命がけ、命と命の出逢い」

・「自分の手を動かせるのは自分だけ」

・「今勉強しているのはこころの貯金」

・「生まれたときから同じ人はいない、自分の心を柔らかくして受け入れる」

・「いろいろな考えを知って心を豊かにする」

などなどたくさんのお話があり、最後には「いのちを運ぶで『運命』、その運転手は自分」というメッセージをいただきました。

以下、生徒の感想です。

「僕は、最初に、お互いに命を削って話していると言われて、もっと会話を大事にしようと思いました。また、最初は面倒だと思っても、漢字の通り下向いてばかりじゃなく、お日様とかに顔を上げて面白くして行けたらなと思いました。そして、『いのちを運ぶで運命、その運転手は自分』という言葉を大事にしたいです。

 最後に、人はそれぞれ価値観が違うから、自分を曲げないでいいけど、尊重することも忘れるなと言われたので、自分の考えを相手に押し付けないようにしたいです。すごく勉強になって、よかったです。」

 徹奘さんの話を忘れることなく、今一度自分自身を見直し、今後の生活、将来に生かしてほしいと思います。ご家庭でも、ぜひお子さんに法話の内容を聞かれてみてください。