地域の方の温かさ

全国春の交通安全運動に合わせて、本校でも4月11日~17日まで登下校の見守りをしました。

新年度が始まったばかりで、やる気が高まっている分、登校時間も早まっているようでした。

1年生は、まだ自転車の運転が慣れていない分、慎重に運転している生徒が多かったようです。

2,3年生は軽快に運転している生徒が多かったですので、油断して交通事故に遭わないように注意してほしいです。

さて、見守りをしている中でうれしい出来事がありました。

信号のある交差点で、5名ほどの地域の方が信号待ちをしていらっしゃいました。

その後、道向かいに本校の生徒が5名ほどきて同じように信号待ちをしていました。

歩行者用の信号が青になると、生徒たちは一斉に渡りはじめました。しかし、地域の方は動かないままです。そして、生徒たちが渡り終えるのを確認すると、横断されました。生徒たちを待ってくださっていたのです。私が「ありがとうございます」と声をかけると、ニコッとして会釈してくださいました。朝から心温まる出来事でした。

他の場所でも、信号のない横断歩道で、地域の方が自主的に停止し、生徒たちの横断を待ってくださる方が多いそうです。

生徒たちは、地域の方にやさしく見守られて幸せだなぁと感じました。

今後も、交通安全に気をつけて、地域の一員であるという自覚と感謝の気持ちを持って生活してほしいです。