菊鹿中のひとコマ
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精神保健福祉センターによる熊本県若者版ゲートキーパー研修

写真:7枚 更新:2023/09/01 作成:2023/09/01 学校サイト管理者
9月1日(金)の5時間目、2年生を対象に、『SOSの出し方について「あいプロジェクト」』と題して講話がありました。講師は、熊本県立大学4年生・3年生の3名、スライドを使って、若者の自殺の現状や理由、予兆やサイン、そして、気づいた時の原則、「TALK」を伝えられました。「TALK」とは、Tell(言葉に出して伝える)、Ask(気持ちを尋ねる)、Listen(気持ちを傾聴する)、Keep safe(安全を確保する)の頭文字です。自殺をほのめかす人に気づいた際には、この原則を実践することが大切だそうです。また、自殺をふせぐために私たち個人ができること、それが「ゲートキーパー」です。ゲートキーパーとは、自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応を図ることができる人のこと。役割は、「気づき・傾聴・つなぎ・見守り」の4つで、身近な人の変化に気づくことがポイントです。最後に、「あい」とは?・・・支えあい、助けあい、声の掛けあい、とまとめられました。3名の学生さんの非常に落ち着いた話しぶりと立ち振る舞いが素敵でした。今後、益々のご活躍を願っています。熊本県立大学及び熊本県精神保健福祉センターの方々、ありがとうございました。