南小国町立南小国中学校 | |
校訓『自主 礼節 健康』 |
行事
生活習慣病予防についての学習
12月8日(木)、5校時、2年生を対象に「生活習慣病予防についての学習」を行いました。
小国公立病院や町の検査技師や看護師、栄養士、保健師の方々を講師に行いました。
学習の中では特に糖尿病について学習しました。
Ⅰ型とⅡ型があること、糖尿病になる原因や要因、症状、予防や改善方法、病気に対する人権的な配慮等、丁寧に話していただきました。
そのなかで、紹介されたのが飲料水の中に含まれている砂糖の量です。
実際のペットボトルに、含まれている砂糖の量と現物の砂糖が貼り付けられていました。
よく話題になる事ではあると思いますが、実際にその砂糖の量を間近に見たり、手で持ったりしてみると‥。
自らの生活を見つめるきっかけとなりました。
そして、食事の量やバランスが大切であると感じました。
また、適度な運動もしていく必要があると強く感じました。
最後に、今回の学習を終えて、生活習慣病予防へのキャッチフレーズを班ごとに考えました。
そして、南中2年生のキャッチフレーズは…。
「未来のために 適度な運動 goodな食事!」
となりました。(本校の担当者が決定)
小国公立病院のスタッフの皆様を始め、関係者様、未来につながる講話をありがとうござました。
(教頭 高田)
きよら人権デー
12月4日(日)にきよらホールできよら人権デーが行われ、本校からは生徒会が参加しました。
生徒会は、南中の人権に関わる取組を発表しました。
本年度の生徒会スローガンは「つながる~新時代の南中へ~」であり、生徒一人一人が学年や学級をこえて、つながりあえるようにと取り組んだ様々な取組について発表しました。
また、全校生徒の結びつきを強めていくことが学校教育目標である「4Cを育むみんなが楽しい学校をみんなで作る学校」につながっていくという考えのもとこの一年間取り組んできました。
人権集会、定期テスト前の教えあい活動、PC班(縦割り班)活動等、お互いの存在を大切に
していくためには、まずはお互いを知り合おうという目的のもとに丁寧に、着実に取組を進めてきた生徒会です。
発表の内容とともに、プレゼンテーションの構成、発表の仕方等、南中生の代表として発表している姿はとても誇らしいものでした。
町内の小学生の発表もありました。きよらホールはほぼ満員というなかで、発表するのは緊張もあったと思いますが、堂々とした発表で感銘を受けました。
生徒会の皆さんありがとうござました。 (教頭 高田)
授業参観、PTA研修会、学級・学年懇談会
12月3日(土)に授業参観、PTA研修会、学級・学年懇談会を実施しました。
1校時から授業参観、2校時は、保護者、生徒合同の研修会、3校時は学級・学年懇談会で令和5年度のPTA役員の選出を行いました。
1校時は、1年生が理科、2年1組が数学、2年2組が英語
3年生は、進路学習会を実施しました。
多くの保護者の方に参加いただきありがとうござました。
PTA研修会では、保護者、生徒と一緒に「多様性」につ
学習しました。
本校卒業生の松﨑志麻様が「これからも自分らしく生きていく」という演題で自らの生き方を力強く語っていかれました。
知らないことの恐ろしさや学ぶことの大切さを強く感じました。そして何より松﨑様の力強いしなやかな生き方がかっこいいなぁと思いました。
学級・学年懇談会では令和5年度のPTA役員の選出を行いました。学級委員の皆様、参加された保護者の皆様、ご協力いただき心より感謝申し上げます。
(教頭 高田)
後期中間テスト
11月24日(木)、25日(金)に後期中間テストを実施しました。
今回は、社会、英語、理科、国語、数学の5教科でした。
生徒たちは、しっかりとテストに向き合いながら答案用紙に回答を記入していました。
解答用紙には、びっしりと答えが書かれていました。
テスト時間を有効に使いながら、見直しを丁寧にしていくことが大切です。
また、テストが終わり、結果が返却された後のやり直し、そしてその内容の理解や定着は
結果以上に大切です。
毎日の積み上げを大切にしていきましょう。
(教頭 髙田)
防災学習
11月22日(火)の午後、2年生では防災学習が行われました。
今回は、NHKの後藤佑太様と熊本大学の鳥井真之様が講師として来校され
南小国町の地形の成り立ちや土壌の特徴から、防災について話をされました。
阿蘇の噴火による過去4回の火砕流等による堆積物によって、南小国町の大部分が形成されていることやそれによって起きる可能性のある自然災害、それを回避するための手立て等について学習していきました。
生徒たちは、数種類のハザードマップやくまもとマイタイムラインを活用しながら、自らの住んでいる地域の様子を確認し、どんな状況で、どこに避難していくのか等を調べていきました。
また、山村広場付近に移動して、実際の地形や土壌、地層について観察することができました。
普段なかなか当たり前に過ごしている地域について、防災という視点で学びを深めていくことで
新たな発見があったり、命を守る行動につながったりしていくと感じました。
今回の学習をご家庭でも話題にしていただけると幸いです。
(教頭 髙田)
アウトリーチ事業
11月22日(火)に熊本県立劇場と市町村が共催で実施する出前事業「アウトリーチ事業」が実施されました。
演奏家たちの生の音楽を間近に聴き、クラシック音楽の魅力を知る機会とするのが目的です。
昨年度は、筝の演奏でしたが、今回はピアニスト 山本 亜矢子 さんの演奏でした。
ピアノの仕組みや音の響きなどを感じるために、ピアノを様々な角度から眺めたり
ピアノの下に入り、底面を触ってみたりしました。
ピアノが数多くの部品から成り立っていることや音がより反響している部分がどこかなど
はじめめて知る内容でした。
また、曲名と曲調を結びつけて考える時間もありました。
「妖精は〇〇〇」という曲について「妖精」のイメージを生徒たちにたずねたり、実際に曲を演奏したりして、妖精がどこで、どんな行動をしているのか、など曲のイメージを膨らませていきました。
ピアノに関する話や曲に対する様々な見方など、音楽の奥深さを感じた時間でした。
最後の感想で生徒たちは、プロの演奏のすばらしさや楽器や曲に対する様々な見方等に気付いたことを発表していきました。
「すごかった。」と感想を述べている生徒たちもいました。
今日は、1・3年生でしたが、来週は2年生となります。
また、来週が楽しみです。
(教頭 髙田)
南小国町学力向上研究推進地域指定研究発表会
11月18日(金)に南小国町学力向上研究推進地域指定研究発表会が行われました。
午前中は、町内小・中学校で公開授業、その後授業研究会が実施され、昼食をはさみ、きよらホールで全体会が行われました。
本校の公開授業は、3年生社会科公民的分野、「つながり合える南小国町を実現するためにAマート跡地をどのように活用すべきだろうか。」が学習課題です。
公開授業には、30人を超える参観者がありました。
先生も生徒も緊張気味でしたが、授業が開始されるといつもの3年生でした。
今回の授業では、ふたつの班から「屋根付き公園」と「保育園」がそれぞれ提案されました。
少子高齢化が進む現状や子育てしやすさ、暮らしやすさなど、様々な情報やアンケート等を活用し、根拠をもとに提案や質問、意見交換を行っていきました。
進行も生徒が行いました。
授業の最後には、役場の農林課、福祉課の担当者の方から提案に対する意見をいただきました。
3年生の生き生きとした活動の様子や提案内容を参観された方たちからは、「すばらしいこどもたちですね。」「よく考えられた授業でした。すばらしかった。」とたくさんのお褒めの言葉をいただきました。
先生を中心に、3年生の学ぶ姿勢を評価していただきましたし、社会科の楽しさを感じることができる取組でした。
この日の授業を迎えるまでに、様々な取組が行われています。
最初の授業では、高橋町長から町づくりやAマート跡地の活用方法への思いを熱く語っていただきました。キーワードは「つなぐ」。
大人から高齢者、地域住民から移住者、観光客等、人々がつながるものにしていきたい、という熱い思いでした。
それを受けて、生徒たちは様々なアンケートを校内の生徒、保護者、地域の様々な立場の方たちに話を聞きました。また、役場の各課の担当者の方にも協力をいただき、アドバイスをしていただきました。
授業づくりにご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
公開授業後は、授業研究会が行われました。
参加者から多くの質問や意見が出され、今回の実践のすばらしさを確認できましたし、今後の取組に多くの示唆をいただきました。
また、助言者の阿蘇教育事務所指導主事 木戸 耕平 様からは、今後の可能性として、さらに学習を深めていくための助言をいただき、12月の子ども会議に向けてさらに提案内容をブラッシュアップしていくことができます。ありがとうございました。
午後からの全体会では、プレゼンテーション大会の代表児童・生徒の発表や町小中学校全体の取組が報告され、高い評価を受けました。
たくさんのみなさんに参加していただき、本当にありがとうございました。本日のたくさんの示唆を生かして、実践を進めていきます。(教頭 髙田)
PC班活動で考えました。
11月10日(木)、本町が児童・生徒に育むことを目指している資質・能力である4C(コミュニケーション・コラボレーション・クリエイティビティ・クリティカルシンキング)について、朝、PC班(縦割り班)活動で、「学校生活の中でどのようにしてその力をつけていくのか。」を話し合っていきました。
各班の班長や司会者が中心となって「何のためにその力が必要か。」「どんな場面で活用できるのか」など、活発に意見を出し合う姿がありました。
タブレットPCで自らの意見や班員の意見を交流し「4つのCにおいて、南中生として、具体的にどんな場面で、どんな力をつけ
ていくのか。」を共有していく予定です。
どんな内容が提案されるのか楽しみです。(教頭 髙田)
いよいよ始動…ソーシャルコンポスト
11月4日(金)放課後、ファブラボのみなさんと本校の環境委員、給食委員、生徒会執行部でソーシャルコンポスト大作戦が始まりました。
まずは、コンポストで育てるミミズ約1500匹と土を馴染ませるための活動を行いました。
左の写真の袋の土の中にミミズが入っています。
子どもたちは、恐る恐る袋の中を覗き込んでいます。
なかなかミミズを見たり、触ったりという経験は少ないようです。
コンポストに土が投入されました。
左のコンポストは、先日ソーシャルコンポストについての講話をしていただいた三浦 紋人 様
が本校に寄贈していただいたものです。
ミミズは、雨風や強い日差しを嫌がるためにどこに設置するのか、検討しながら作業を進めていきました。
また、給食の残菜をコンポストに投入していくわけですが
給食委員や環境委員など、実際に活動する子どもたちが活動しやすい場所にすることも
考慮していきました。
左の土地の中にミミズが入っています。
ミミズは、残菜を何でも投入すればいいというわけではなく、好きなものとそうでないものを
分別して入れていく必要があります。
慣れるまでには、難しい作業かもしれません。
子どもたちは、意欲的に活動していました。
今後、このコンポストから作られたものが、草や野菜の肥料となり、循環していくことを目指しています。
ミミズと土地とが馴染むまでには、約1週間ほどかかるとのことで、その後本格的な活動が始まります。
ファブラボのみなさん、ありがとうございました。 (教頭 髙田)
草原学習
11月2日(水)4校時に2年生で草原学習が行われました。
2年生は、10月3日(月)に草原学習の一環として「押戸石」に行き、校外学習を行いました。
そこで草原の役割や野焼きの意義等について講話などを行い、学習を進めてきました。そのまとめの時間でした。
各班が、草原の役割や野焼きの効果について、調査した内容について発表していきました。
草原学習を始めた最初のころは、「野焼き」に反対意見や賛成意見、様々ありました。
反対意見としては、「野焼きによって生物が死んでしまうし危険である」ということ、賛成意見としては、地下水の涵養や害虫の駆除、産業への貢献等がありました。
今回の発表では、すべての班で草原の役割の大きさや大切さに改めて気づいており、反対意見の班も「野焼きは必要である。」という意見をまとめていました。
さらに「害虫」とされる生物にも生態系の中で役割があり、絶滅させるのではなく、数を減らし
バランスを保たせ、生態系を維持することが大切である、というけ意見もありました。
自分たちが抱いた疑問に対して、予想を立てながら調査し、協議していきながら、結論を出していく…。主体的で対話的で深い学びが行われていまた。
2年生のみなさん、ありがとうござました。(教頭 髙田)