日誌

個性を開花せよ

午前7時前、市内より遅く、やっと蘇陽中脇の大きな桜の木も満開の時を迎えているようです。朝日を受け、穏やかに、しかし堂々としたその姿は、「えもいわれぬ自然の雄大さ」を感じます。そう思いながら写真を撮っていたら、何やら足音が・・・・。生徒昇降口を見ると、誰かランニングする姿がありました。10日に卒業したばかりの卒業生が、黙々と、しかししっかりとした足取りでジョギングしていました。きっと、高校でも陸上の道を歩むのでしょう。思わず、彼と関わった3年間が思い出され、写真を撮った桜の木と重なってしまいました。きっと、いつか、この学校脇の桜のように花開くことでしょう。そして他の蘇陽中生の誰もが、厳しい冬の寒さや大変さを乗り越えてきています。だからこそ、力強く、大地に根を張って、成長していけるのだと思います。今日は、退任式。7名の先生方とのお別れです。いや、いつかそれぞれが成長した姿を見せるまでの、しばしのお休みです。感謝の気持ちで、その時間を共有できることを願っています。