メッセージ

2021年8月の記事一覧

2学期始業式あいさつ

                                                                                                                                      令和3年8月26日(木) 

 いよいよ2学期が始まりました。
 まずは、この長い夏休みの間、みなさんに大きな事故や病気、けががなく、無事今日の日を迎えられたことに感謝したいと思います。

 この夏は、東京オリンピック・パラリンピック一色だったように思います。
 みなさんも、様々な場面を目にしたことでしょう。
 先日3年生に感想を尋ねたら、「自分たちと同じ年頃の人たちが活躍しているので、刺激を受けました。」という声がありました。確かに、新種目のスケートボードをはじめ、飛び込みや水泳などで若い選手たちの活躍が見られます。

 オリンピックは、平和とスポーツの祭典といわれますが、今回の「東京2020」は、共生(共に生きる)や人権という言葉もたくさん使われましたね。私も、テレビに釘付けだったのですが、振り返ってみると、「夢と感謝」という言葉を多く耳にしたように思います。「コロナ禍の中、多くの方々の理解と協力で、オリンピックを開催いただいたことに感謝したい。」というような声はみなさんも耳にしたと思います。

 若い人たちが活躍する一方で私の心に深く残ったのは、ソフトボール、39歳の上野由岐子選手の言葉でした。彼女は13年前の北京オリンピックの金メダリストです。ただソフトボールはその後2回のオリンピックでは実施されませんでしたので、今回東京大会での復活が13年ぶりになります。13年というと、1年生のみなさんが生まれてから今までですね。その間、もう一度オリンピックをと夢見て努力を続け、今回の金メダルとなりました。その彼女が、子供たちに伝えたい言葉としてあげたのが、「あきらめなければ夢は叶う」という言葉です。

 ただ思っているだけでは夢は叶うはずはありません。夢の実現に向けての取組の見通しを持つことや、実行すること、そして、苦しさに負けず頑張り抜くことでしか達成できないのです。
 2学期は実りの学期といえます。学習も体力もぐんぐん伸ばす学期です。みなさんの視線の先にあるそれぞれの夢の実現に向けて、自分をしっかり持って、互いに声を掛け合い、取り組んでいきましょう。
 そこで具体的な取組としてヒントをあげます。それは、帰りの会で今日家で学習すべきことをしっかり整理して、見通しを持って家に帰るということです。そして実行、日記に反省を書く。もし、できなかったらその分をどうするか、いつするか考えること。そこから始めましょう。

 そして、夢の達成のためには心と体の健康も大切です。みなさんも知っているように、今新型コロナの感染が若い世代に急速に広がってきています。2学期を迎えるに当たり、みなさんの命と安全を守るために、先生たちで話し合いを持ち、新しい取組を検討しました。この後お話がありますので、きちんと実行していきましょう。

 最後に、中学生にもワクチン接種が進んできていますが、一つ心にとめておいて欲しいことがあります。
 ワクチンについては、打つ人もいれば打たない人もいます。中には、体の事情などでワクチンを打てない状況の人もいます。ですから、「ワクチンを打てばいいのに。」とか「なぜ打たないの。」などの言葉は絶対にやめましょう。
 自分自身に考えと事情があるように、他の人、周りの人たちそれぞれに考えと事情があるのです。そのことをわかりあえる錦中生であってほしいと思います。

 では、今日からの2学期、一緒にがんばっていきましょう。みんな笑顔でスタートが切れますように。