若者コーナー(熊本日日新聞掲載2/29)
【スマホの使用気をつけたい】 一年生 男子
 僕たち鏡中学校の1年生はケータイ・スマホ安全教室で、あらためてスマホなどの使い方について学びました。スマホは便利で使いやすいけど、その分、危ないところもあるので考えて使っていきたいと思います。
 僕はLINEを使用しています。その中でも、メッセージを返したりするときに素っ気ない返事をして、相手に「怒っているのか」と、聞かれたことがありました。それを聞いたとき、「自分は全然そのつもりじゃないのに」と思いました。それ以来、自分がメッセージを送るときも、相手に対して返すときも、「このメッセージで自分の気持ちは伝わるかな。相手はどう思うだろうか」などと、受け取る相手の気持ちを考えています。
 テレビや新聞では、知らない人と会って連れ去られたり、殺害されたりするなど怖いニュースが流れてきます。自分は、本当に気をつけようと思っています。また、顔や性格も知らない人とはLINEをしたりしないようにしています。ケータイ・スマホ安全教室での話と今までの自分を振り返り、これからも自分の生活そして心が豊かになるようにスマホなどの使い方には十分きをつけていきたいなと思いました。
若者コーナー(熊本日日新聞掲載2/29)

【薬剤師になり人助ける】 2年生 女子
 私の将来の夢は薬剤師になることです。そうなりたいと思ったきっかけが二つあります。一つ目は、風邪で病院に行って薬をもらった時、薬剤師の人が薬を選んで組み合わせたりして患者さんに渡す姿にあこがれたからです。
 二つ目は、人を助ける手段の一つだからです。きつい思いや苦しい思いをしている人tを助けるのはすごくいい事だと思いました。最近のニュースや新聞記事などから、自分さえよければいいと思う人が多く、人を思いやる人が少ないと感じます。そういう環境を変える一人になりたいと思いました。
 薬剤師になるためには今の自分を変えねばなりません。そのチャンスが今回の立志式だと思います。勉強面では、テストぎりぎりまで勉強せず計画を立ててもすぐやめてしまうので、成績はなかなか伸びずに悔しい思いをしています。今のうちに先を見越して取り組む習慣をつけないと、受験や資格を取る試験で後悔すると思います。だから、予習、復習を計画的に行い、勉強時間を優先したいと思います。

若者コーナー(熊本日日新聞掲載12/15)
【人と生き合う生活改善する】  2年生 男子
 先日、教育講演会で「人と生き合うこと」という話を聞きました。僕にとっては、今までの生活を振り返り、これからのことについて考えるよい機会となりました。
 その一つが苦手の朝起きについてです。僕はいつも祖母などに起こしてもらっています。講演会では、起きるということはその字から、「己で走る(生きていく)」という意味があることを教わり、今の僕は己で生きていないということがとても心に残りました。だから、新しい年が来る、年代わりの近いこの時期に自分を変えたいと思いました。
 次に人との関わりについて深く考えることができました。特に、周りの人の多様性、多面性を認めるという言葉には、はっとさせられました。僕の場合、人の好き嫌いが激しく、それは人を見た目で判断するところが強いからだと思いました。だから、その人のある部分だけを見るのではなく、他の面に目を向けたり、人は自分と同じではないということを考えたいし、友達や周りの人のいろんなところを見て、お互いに認め合っていきたいです。
 また、いじめに関することでも多くのことを学びました。特に、いじめられている人をその場から離してあげるという関わり方は、今まで考えたことがありませんでした。僕は他の人が言ったことに便乗して、嫌なことを言ったりしています。いやだろうなと感じられる場面でも、自分がされることを怖がって見て見ぬふりをしたこともあります。そのような関わり方から、自分を変えることができると思いました。
 講師の先生から教わったことを生かし、人との関わり方や自分の生活全体を改善したいと思いました。
(12月2日に本校で行われた教育講演会を聞いて書かれた感想です。)
若者コーナー(熊本日日新聞掲載11/6)
【「温かい笑い」あふれる教室】    1年生 男子
 道徳の授業を受けて、「笑い」というのは不思議なものだと感じました。楽しませてくれる「温かい笑い」もあれば、人を傷つけ、場合によっては死に追い込む怖くて「冷たい笑い」もあるからです。
 自分も小学生のころ、「冷たい笑い」を知らぬ間にやっていたかもしれないので、絶対に人の心や命を傷つけるような「冷たい笑いをしない」と、心に決めて生活しようと思いました。お互いの個性を認め合い、差別や偏見をなくし、周りに流されないということを頭に刻み、周りの人が「冷たい笑い」をしていたら注意していこうと思います。
 逆に、「ありがとう」のような言葉が増えれば「温かい笑い」も増えると思います。自分のクラスでは、うれしい出来事や、ありがとうと思うことを貼っていく「二学木」があります。「ありがとう」でこの木をいっぱいにしていこうと思います。学級委員として、クラス全員が自分の言葉や行動に責任を持ち、「温かい笑い」があふれるようなクラスにしたいです。
若者コーナー(熊本日日新聞掲載10/26) 

【教育プロレス 諦めぬ心学ぶ】       1年生 女子
 私たちの鏡中学校に、「教育プロレス」がやってきました。私は初め、プロレスはただの殴り合いみたいなものかなと思っていましたが、ちゃんとしたルールがあることが分かりました。また、ルールがあるから試合ができるのだと思いました。
 私は今までプロレスに興味がなかったけど、実際に見て、あらためてプロレスは激しく、怖いものだと思いました。試合の様子を見ながら、「これはやり過ぎだろう」「絶対痛いだろう」「もうやめていいよ」などと、自分は心の中で言っていました。
 しかし、レスラーの人は諦めずに自分の限界まで続けていました。激しい息づかいとその姿を見て、「どんなにつらくても諦めず自分の限界までやり続けることが大事なんだな」と思いました。
 今日のプロレスで、ルールを守ることの大切さと、諦めないで限界までやることの大切さを学びました。
(※9月29日に本校で行われた教育プロレスを見て書かれた感想です。)

若者コーナー(熊本日日新聞掲載)
【「ゴミに人柄」道徳で学んだ】   1年生
 道徳で、「ゴミには人柄が表れる」ということを学びました。私はゴミが放ってあっても汚いので無視していました。次の人が使いにくいと分かっていたけど、そのようにしていました。しかし、この学習をして、ゴミに人柄がでるということは「私はこういう人です」と、いっているようなものだから、自分が恥ずかしくなりました。
 また、ゴミ収集車のにおいがいやで、鼻をつまんだりしたことがあったのですが、4年生の時、社会科の学習をきっかけにそのようなことはしなくなりました。1日のゴミの排出量について学び、ゴミを毎日収集してくださる人たちの苦労を知りました。自分が集める人だったらと考えると悲しい気持ちになりました。
 わが家では、残飯は小さい袋に入れるということを行っています。小さいことですが、集める人が集めやすいようにと思って続けているので、これからも人への気遣いを忘れずにしていきたいと思います。
 また、初めからゴミになるために生まれてきた物はありません。責任を持って、名前が書ける物にはしっかりと書き、私のふるさとである鏡町のゴミを減らす手助けができればと思います。
(※1年生の道徳の授業の感想です。)