校区の概要


 本校区は、人吉盆地の北西に位置し、人吉市に近接している。
 また、東部は、錦町や多良木町、西部は、山江村、南部は、山江村や人吉市、北部は、五木村に接している。
 校区を縦断するように、清流「川辺川」が北から南に向かって流れ、球磨川と合流している。
 その川辺川の左岸には、高原台地が広がり広大な耕地になっている。
 その他方、川辺川の右岸は、丘陵地をなしており、原野を含む肥沃な耕地が広がっている。
 集落はこの川の両側に沿って散在し、水田も川の潅漑により低地を中心に広がっている。
 また、川の流域やこれに注ぐ小川の地域にも分布している。
 川辺川に沿って国道445号線が走っており、車の往来も多い。

 校区内には、北に四浦、南から柳瀬、深水、川辺の4つで成り立っている。
 かっては、それぞれが独立村であった。
 四浦村は、古来1ヶ村で、明治4年7月14日人吉県が置かれた際、川辺村と組合を結成して一村となった。
 その後、明治22年4月、市町村制実施で、四浦村と五木村は合併し、組合村を結成した。
 他方、柳瀬、深水、川辺は、連合して川村と称した。
 明治29年、四浦村と五木村は、分離し独立した。
 それ以来、昭和31年9月、四浦村との合併し、新村を「相良村」と称し、現在に及んでいる。
 産業別の就業状況としては、第三次産業への就業が最も多く、第二次産業、第一次産業と続く。
 その中でも、第一次産業の農業は、隣接市町村と比較してかなり盛んである。
 主に、米を中心に煙草、メロン等の生産が目立つ。
 特に、茶は県内トップの総生産額を誇り、茶の産地として全国的にも高い評価を受けている。