11/10(木)「ひとつのテーマで話し合うスキル」
2・3年生のターゲットスキルは、「ひとつのテーマで話し合う」でした。
モデリングでは、合唱コンクールの自由曲について話し合う先生たちの動画がありました。
Aのように、話し合いのルールを守っていなかったり、それぞれが好き勝手に発言していたら、話し合いはうまくいきませんよね。
また、一つの結論を出さなければならない話し合いでは、自分の意見に固執せず、目的に沿った結論となるよう、柔軟に考えることが大切です。
リハーサルでは、話し合いのルールを確認、与えられたテーマごとに実際に話し合いを行いました。
話し合いの最後には、グループで一つの結果を出してもらい、発表してもらいました。
人は考え方や意見が違うのが当たり前です。だからこそ話し合うことがとても大切ですよね。
11/10(木)「理解するスキル」
1年生のターゲットスキルは、「理解するスキル」でした。
「理解する」とは、聴いたり、観たりした情報を自分の言葉にいいかえることです。
モデリングでは、平昌オリンピックの際の羽生選手に関する話題が取り上げられていました。
皆さんは、羽生結弦選手を知っていますか。4年前の平昌オリンピックでは、フィギュアスケート男子フリーで羽生結弦選手が金メダルを取りました。羽生選手は、その前の大会でも金メダルを取っていて、2連覇の快挙です。これは、男子では66年ぶりの偉業だそうです。 羽生選手は、平昌オリンピックの3ヶ月前に右足首に大きなけがをしてしまい、ずっと練習ができなかったそうです。それでも、オリンピックで素晴らしい演技をするなんて、よくコンディションを整えられたなと思いました。 特に、フリーの演技では、途中2回も転びそうになって、きっと羽生選手も動揺したと思うけど、よくもちこたえてくれました。本当に素晴らしいですよね、私は、あの演技を見ていてとても感動しました。また、羽生選手の精神力と努力を見習いたいと思いました。 |
【A】 ・羽生結弦選手はフィギュアスケート選手。 ・オリンピックで金メダルを2回取っている。 ・けがをして、痛かっただろうな。 ・転びそうになったのに、メダルをとれてすごいと思った。 |
【B】 ・羽生選手が金メダルをとった。 ・2連覇達成は66年ぶり。 ・けがをした時はショックだったと思う。 ・本番でも転びそうになって動揺したと思う。 ・転びそうになって、持ちこたえた時は本当にホッとした。 ・羽生選手の必死な演技を見て感動した。 |
AとBでは、Bの方が「事実」、「考え」、「感情」の様子を盛り込みながら、わかりやすく自分の言葉で言い換えられています。
リハーサルでは、ペアで「最近楽しかった出来事」について話してもらいました。
話を聞いた生徒は、その内容を「事実」、「考え」、「感情」に整理し、メモを取っていきます。
理解する側の時だけでなく、自分が話す側の時も「事実」から整理し、次に「考え」、「感情」について話すとわかりやすく伝えることができます。
10/16(日)文化発表会
16日(日)は文化発表会がありました。
事前にお知らせしていたように、文化発表会での皆さんのソーシャルスキルを保護者の方に評価していただきました。
話すスキルや説明するスキルを中心に学んだことが発揮できていたようです。
今後の課題としては、余裕が出てきた人は、身振り手振りを交えてよりわかりやすく工夫したり、聴くにきちんと伝わっているか確認しながら発表などができるといいですね。
10/13(木)「グループで協力して活動するスキル」
2・3年生のつながりたい夢は「グループで協力して活動するスキル」でした。
リハーサルでは、文化発表会の例を見ながら、PDCAサイクルに沿って計画を立てて、実行するまでの具体的な手順を確認しました。
その後、リハーサルではグループごとに与えられたテーマに沿って計画を立てました。
テーマは委員会の計画や、修学旅行の自由行動、卒業プロジェクトの計画など、それぞれのグループごとに違うため、あらかじめテーマに沿ったグループが組まれています。
こちらは健康委員会のグループです。
12月に行われる鍛錬強歩大会についての計画を紹介してくれました。
みんなで取り組む時は、計画を立てることだけでなく、話し合って決めたことは実行するときにも協力することがとても大切ですね。
10/13(木)「観るスキル」
1年生のつながりたい夢は「観るスキル」でした。
リハーサルでは、テスト前に西村先生が、濵本先生にノートを貸してくれるよう頼むシーンがありました。
濵本先生は、口では「いいよ」と言っていますが、自分も今日使う予定だったので本当は貸したくありません…。
そこで、今日は言葉以外の部分に着目し、相手の気持ちを考える練習をしました。
リハーサルでは青い紙を持ったグループとピンクの紙を持ったグループにそれぞれ違う指示や状況が示されています。
〈青い紙の内容〉 〈ピンクの紙の内容〉
(観る)と書かれた方の役は、相手の言葉以外の情報を観て、本当の気持ちを探ります。
リハーサルの後、数名の生徒に代表で演じてもらいました。
観るスキルを使うことで相手の気持ちや状況が理解でき、スムーズにコミュニケーションが取れます。
9/13(火)薬物乱用防止教室
今日は、薬物乱用防止教室がありました。
学校薬剤師の宮之脇先生のお話を聞いた後、先週学んだ「上手に断るスキル」を使って、薬物を勧められた時の断り方についてグループで考えました。
その後、グループの考えをもとにして、先生方を相手にロールプレイングを行いました。
相手は、様々な方法や巧みな話術で薬物を勧めてきます…。
相手とのその後の関係も考慮して、上手に断るスキルを使って断ることができれば一番良いですが、犯罪に巻き込まれそうな時や身の危険を感じた時は、REALの法則を思い出しましょう。
9/8(木)「話すスキル」
1年生の今日のターゲットスキルは「話すスキル」でした。
モデリングでは、濵﨑先生が顧問の先生に部活動を休むことを伝える際の話し方を2パターン演じてくださいました。
Aのモデリングは、顧問の先生が他の生徒と話しているところに割り込んで、しかも、ため口で話していました。
同じ内容を話していても、言葉づかいや態度によって相手にきちんと伝わらない場合がありますよね。
リハーサルでは、世界遺産学で崎津を見学する際の濵﨑先生からの伝言を「担任の先生」、「友達」、「おうちの人」にそれぞれ伝える練習をしました。
あなたは、たまたま用があって職員室に行くと、27日(火)の世界遺産見学のことについて濵﨑先生から伝言を頼まれました。濵﨑先生から言われたことは、以下の通りです。このことを、学級のみんな、担任の先生、おうちの人にそれぞれ伝えてください。 ・27日(火)は世界遺産見学に行くので、それまでに各自、必要な準備をする。 ・当日は学校で用意された感染対策セットを忘れないように。 ・お弁当が必要。 ・船とバスを利用するので、乗り物酔いする人は酔い止めを準備しておく。 ・服装は制服。 ・暑さが予想されるので、水筒を忘れないように。 ・現地の人やガイドさんたちに、元気な挨拶をする。 ・崎津集落は、観光地でもあり、地元の人にとっては生活の場でもあるので、住民の生活を邪魔しないように気をつける。 ・御所浦中の代表として見学させてもらうので、恥ずかしくない行動を取るように。 |
話すスキルを使うと伝えたいことが適切に伝えられ、お互いの関係が良くなるので、普段から話すスキルを意識して会話しましょう。
9/8(木)「上手に断るスキル」
2・3年生は、久しぶりに縦割り班でのつながりたい夢でした。
今日のターゲットスキルは「上手に断るスキル」です。
上手に断るスキルのポイントは、
STEP1 | いやなことや、できないことを相手に伝える。 |
STEP2 | 相手の意に沿わないことを謝る。 |
STEP3 | 断る理由をはっきり言う。 |
STEP4 | 代わりの案を提案する。 |
です。
モデリングでは、テスト期間中に、自分が使おうと思っていた教科のノートを貸してと頼まれた時の断り方を3パターン演じてもらいました。
リハーサルでは、宿題を忘れた友達に「するの忘れとったけん、答え見せてよ」と言われた時にどう上手に断るかを考え、実際に練習をしました。
上手に断るには、相手の表情を観て、気持ちを察し、丁寧に話すなど、基本スキルを活用することも大切です。
また、本当によくない誘いや危険な誘いの時は、親しい間でもきっぱり断ることが大切です。
このスキルは、来週の薬物乱用防止教室で活用するので、忘れないようにしましょう。
文化発表会でのソーシャルスキル評価項目について
始業式で、2学期の課題は、「大きな声で挨拶をすること」と「全体の場での発表態度」であることを話しました。
挨拶については、執行部を中心に挨拶運動や挨拶クラスマッチなどが企画され、学校内外で大きな声で挨拶ができるよう取り組まれています。
また、来週には文化発表会がありますので、この機会にたくさんの人の前でも堂々と発表する力を高めて欲しいと思っています。
そこで、文化発表会では、参加してくださった保護者の方に生徒のソーシャルスキルを評価していただこうと思います。
10月6日(木)の生徒集会では、担当から文化発表会でのソーシャルスキル評価項目について発表がありました。
この項目を意識して、残りの準備や練習に臨み、ソーシャルスキルを高めましょう!!
ジュニアガイドサポーター(3年生)のアンケートの結果を発表!!
9月20(火)総合的な学習の時間に3年生が、ジュニアガイドサポーター実習を行いました。
今回は、御所浦小学校の3年生に、化石の見つけ方を教えたり、見つけた化石がどんな種類なのかを説明したりしました。
3年生はこの実習に向けて、「説明するスキル上級編」を学んできました。
そこで、今回は御所浦小の子どもたちに、3年生のソーシャルスキルについてアンケートをお願いしました。
結果は…
ここ数年は、マスクを付けて話すことが多いので、自分が思っているより声が通っていないこともあるようですね…
来週の、文化発表会は会場も広く、たくさんの人に声を届けなければなりませn。
そのことを頭に入れて、ご観覧される全ての方に声が届くようにしましょう。
小中合同ボランティアアンケートの結果を発表!!
7/25(月)に行った小中合同ボランティアでの中学生のソーシャルスキルについて、小学校の先生方にアンケートを実施しました。
今回は、その結果を2学期の始業式とつながりたい夢通信で発表しました。
みんなの前に立った時にも大きな声で話すことや、地域の方への挨拶にはまだまだ課題が残りました。
2学期は、文化発表会等もありますので、特にこの2つのスキルを意識して、頑張っていきましょう!!
7/19(火)「SNSで上手にコミュニケーションするスキル」
今回も各学年に分かれて活動しました。今日のターゲットスキルは、夏休み前ということで全学年「SNSで上手にコミュニケーションするスキル」について学びました。
モデリングでは、あるSNSNでのやりとりを観て、どんなトラブルが起こる可能性があるか予測しました。
リハーサルでは、例に挙げた言葉の中からSNSで書かれたらいやだと思う順に言葉を選び、その理由について共有しました。
このように人によって感じ方に違いがあるため、表情が見えないSNSでは誤解やトラブルが生じやすいんですね。
そして最後に、SNSでコミュニケーションをする際に、誤解が生じないようにするにはどうすれば良いか考えました。
インターネットやSNSはとても便利な反面、トラブルや事件も多く起こっています。しかし、これからの時代、皆さんが社会で活躍していくために不可欠なものでもあります。SNSのメリットとデメリットをしっかり理解し、上手に付き合っていきましょう。
6/9(木) 今月のつながりたい夢は…
6月のつながりたい夢は、各学年ごとに行事や総合的な学習に備えたスキルを学びました。
3年生 「説明するスキル 上級編」
3年生は、2学期に挑戦するジュニアガイドサポーターに向けて、前回学んだ「説明するスキル」の上級編に挑戦しました。
前回学んだ説明するスキルのポイント
①説明の内容…5W1Hに沿って説明する。内容を整理して言葉にする。 ②説明の理由…何を説明するのか伝える。理由を明確にする。 ③理解の確認 …相手の表情や動作を観て、伝わっているかを確認する |
に加えて、
④言葉の使い方…相手によって使い分ける ⑤声のトーン…明るく聞き取りやすいトーン ⑥話すスピード…早口にならない ⑦資料の活用…わかりやすい資料を選ぶ |
の4つのポイントを紹介しました。
モデリングでは、担当の福本が出身地である「牛深のここが推し!」というテーマで、牛深のおすすめスポットを2つのパターンで説明しました。
リハーサルでは、それぞれが考える「御所浦のここが推し!」について考え、ペアの生徒に説明する練習をしました。説明を聴いたペアの生徒は、御所浦に住んでいない人や来たことがない人にも伝わるよう、わかりにくい部分や不足している情報についてアドバイスをしていました。
ジュニアガイドサポーター実習の本番では、御所浦小学校の小学校3年生に対して説明をするので、白亜紀資料館の方に教えていただいたことを、小学生にもわかりやすい言葉や内容に変えて説明したいと生徒たちが話していました。
2年生 「職業ごとに必要なスキル」
2年生は総合的な学習の時間で職場体験学習に行くため、「職業ごとに必要なスキル」について学びました。
まずモデリングでは、飲食店の仕事を例に、どんな仕事内容があるか出し合いました。そして、その仕事内容をこなすには、これまで学んできたどのスキルを活用できるか考えました。
リハーサルでは、実際に職場体験を行う事業所ごとに分かれて、どんな仕事内容があるのかや、どのようなスキルが必要かを考え、その中で最も重要と考える場面を想定して練習をしました。
ソーシャルスキルは、社会に出てから、どんな仕事をする場合にも必要になります。それまでに、たくさんのスキルを身につけて、色々な場所で活躍できる御所中生になって欲しいと思います。
1年生 「気持ちの良い挨拶・自己紹介するスキル」
1年生は集団宿泊教室に向けて、「気持ちの良い挨拶・自己紹介する」スキルを学びました。
モデリングでは、西村先生が2つのパターンで自己紹介をしていました。
リハーサルの課題は、「集団宿泊教室で一緒になった、他の学校の生徒にあいさつと自己紹介をしよう。」でした。自分の、挨拶と名前を言った後に、趣味や特技などの知ってもらいたいことを付け加えて伝えます。
このように、話す内容だけでなく、声の大きさや表情などにも気をつけて、明るい印象を与えられるといいですね。
5/12(木)「説明するスキル」
2・3年生も今年度初めてのつながりたい夢でした。今年度から2・3年生は縦割り班で活動することになりました。また、先生たちも交代で担当します。
今日のターゲットスキルは「説明するスキル」です。
モデリングでは、体育の先生に頼まれて、急いでストップウォッチを取りに行っている途中、先輩に引き留められた時の説明の仕方について演じてもらいました。(実は、この日テレビの取材も来ていて、先生たちも少し緊張気味です…)
リハーサルでは、先生が読んだ文章を聴いて、連想した絵を描きました。
ちなみに先生たちが読み上げた文章は…
・空には月が浮かんでいる。 ・目の前に家が一軒建っている。 ・家の横には大きな木があり、犬がいる。 ・家の裏手には池があり、水鳥が羽を休めている。 ・遠くには山々が連なり、渡り鳥の群れが山々を越えていく。 |
というものでしたが…さてどんな絵ができあがったのでしょうか??
こんなに色々な絵が完成しました!!
このことから、同じ言葉や説明を聴いても、受け取り方にはそれぞれ違うことがわかります。
ということは、何かを説明するときは、そのことを踏まえて言葉を選んだり、説明の順序を工夫して話さなければなりません。
自分の伝えたいことを正確に相手に伝えるためにも、考えるスキルのポイントを意識して、誰にでもわかりやすい説明ができるといいですね。
5/12(木)「聴くスキル」
今日は1年生が初めてソーシャルスキルトレーニングに挑戦しました。
まず、はじめにソーシャルスキルの意味やつながりたい夢ベーシックルールについて確認しました。
モデリングでは、吉村先生の話を、西村先生が2つの聴き方のパターンで演じてくれました。
リハーサルでは、話す役の生徒に「最近、一番ハマっていること(もの)と、その魅力」について話してもらいました。それに対し、聴く役の生徒は相手の目を観て、うなずきや相づちを交えながら、最後までしっかり話を聴く練習をしました。
聴くことはコミュニケーションの基本です。耳だけでなく、目と心をつかって相手の話を聴くよう心がけましょう。